明日のJRA東西重賞予想
第71回毎日杯
◎2枠2番・ルシフェル(バウルジャン・ムルザバエフ騎手)
「61年振り3頭目の牝馬での毎日杯制覇」
話題が上がっていたが、僕は、その面ではなく、調教での動き振りに好感を得たから、本命にした次第。
今回のレースは、1800m。
彼女は、この距離では好成績を残していて、2023年7月8日、福島競馬場でのメイクデビュー福島で、朝日杯フューチュリティステークス2着馬であるエコロヴァルツから0.3秒差2着。
そして、2023年10月28日、京都競馬場でのリステッドレース・萩ステークス。
川田将雅騎手を背に、上がり3ハロン34秒0のトップタイムを刻み、2着馬に0.2秒差の快勝劇を演じた。
次走、阪神ジュベナイルフィリーズでは、出遅れも響き、6着止まりに終わってしまったが、陣営の方々は、距離を伸ばしていった方が魅力が高まるタイプであると、前向きに判断した事により、毎日杯出走に舵を切ったのである。
この勇気が、功を奏する事を祈って止まない。
『樫の祭典』に向けて、いいステップになります様に。
第72回日経賞
◎8枠9番・ボッケリーニ(浜中俊騎手)
2023年10月9日、京都競馬場での京都大賞典は、アタマ差2着。
その後、2023年12月2日・阪神競馬場でのチャレンジカップと2024年1月21日・中山競馬場でのアメリカジョッキークラブカップでの連続ハナ差2着。
無念の極みの時間を強いられてしまった。
それらで培った悔しさが、調教での表情に示されていたのだ。
「こんな運命あるのか!?また重賞勝ちたいんだ!己の力、見せてやる!!」
彼の叫びが、聞こえてきそうだった。
その思いを、受け止めたい。
新たな勲章を得て、進化を遂げる勇姿を見たい。
断然人気は、承知の上。
むしろ、圧勝してほしいぐらいだ。
格の高さ、存分に示してほしい。
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