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『Pythonでかなえる Excel作業効率化』を購入するか迷っている方へ

本日 2020/07/25 より、『Pythonでかなえる Excel作業効率化』が発売されます!Amazonでの予約販売が開始された直後に、新着ランキング3位にランクインするなど、一定の注目をいただき筆者として嬉しい限りです。

一方で「VBAを使っているけど、Pythonとは何が違うんだろう?」「Pythonは文法を学んだだけなんだけど、気になる」といった反応もお見かけしました。本記事では『Pythonでかなえる Excel作業効率化』の概要をご紹介し、購入するか迷っている方へのガイドとなれば嬉しいです。


本記事を読まれた結果、「買わない」という選択をしていただけたのであれば、それはそれでとても嬉しいことだと思っています。今後、必要になったタイミングで本書のことを思い直していただければ嬉しいですし、周囲の方に紹介するための判断材料としていただければ幸いです!


『Pythonでかなえる Excel作業効率化』のコンセプトと想定読者

『Pythonでかなえる Excel作業効率化』では、Excel業務や、それに関連するお仕事に携わっている方の業務をラクにするための、自動化や効率化を主なテーマに扱っています。

ですので、Excel や Google スプレッドシートを業務でよくさわる、バックオフィスや、データを活用するお仕事に関わる方が主な読者層になるかと思います。


『Pythonでかなえる Excel作業効率化』では何が学べるの?

本書のタイトルでは「Excel 作業効率化」と打ち出していますが、実際はExcelだけでなく、Google スプレッドシートをPythonから扱う方法も触れています。Google スプレッドシートからPythonを扱うためには、Google Cloud Platform や API を使うための事前準備がいくつか必要ですが、そういった設定作業も画面キャプチャを使いながら解説をしました。


また、「 Excel やスプレッドシートで扱うデータを、どうやって収集するか?」といった前工程や、作成した Excel ファイルを指定したフォルダに格納するにはどうすればいいか?といった後工程にもページを割いています。データ収集については、すでに存在するファイルからデータを読み込む方法だけでなく、Web スクレイピング、読者特典で Web API の使い方も紹介しました。

これらの知識を組み合わせることで、一定のまとまった業務を自動化・効率化することができるでしょう。…といったことを読者の皆様自身が体得できるよう、最後の章は演習形式にしています。


他には、Excel やスプレッドシート内で行うようなデータ集計業務を Python で行うにはどうすれば良いか?といった内容の解説もしています。


目次

本書の目次の一部をご紹介します。

第1章 Pythonをはじめよう
1-1 Pythonの特徴
1-2 Pythonのインストール
1-3 Pythonをさわってみよう
1-4 PyCharmを使おう
第2章 Pythonを動かしてみよう
2-1 Pythonのきほん
2-2 ある条件で処理を分ける
2-3 オブジェクトをひとまとまりで扱う
2-4 同じ処理を繰り返し行う
2-5 定義した処理を実行する
2-6 ファイルを機能ごとに分けて再利用する
2-7 例外処理
第3章 Excel作業を自動化しよう
3-1 Excelファイルを操作するための準備
3-2 Excelの値を表示する
3-3 Excelファイルを編集する
3-4 Excelのレイアウトを編集する
3-5 Excelのグラフを作成する
第4章 Googleスプレッドシート操作も自動化しよう
4-1 Googleスプレッドシートを操作するための初期設定
4-2 新しいスプレッドシートを作成する
4-3 セルの値を取得する
4-4 セルの値を編集する
第5章 Excel作業の前工程・後工程を自動化しよう
5-1 フォルダ・ファイル操作
5-2 文字列操作
5-3 CSVデータの処理
5-4 Webからデータを取得しよう
第6章 表計算やデータ分析をやってみよう
6-1 データ分析を始める前に
6-2 JupyterLabを使ってみよう
6-3 データを分析する
6-4 データを可視化する
第7章 いろんな業務を自動化してみよう
7-1 複数のExcelファイルに分散した売上データを分析する
7-2 特定のルールに従って,フォルダ構成を整理する
7-3 Webスクレイピングでデータを取得する


さいごに

一言で「Excel作業」といっても、皆さんの業務はとても幅広いと思います。本書では、それらを効率化する部品となる武器、そして武器を使いこなすための基礎を提供できるよう構成したつもりです。初学者の方にとって、決してかんたんというわけではないと思いますが、「プログラムを書き、業務を楽にするとはどういうことか?」を体験し、習得いただけるのではないかと感じます。

ご興味をお持ちいただけたら、ぜひお買い求めいただけると嬉しいです!



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