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かつまた日記01

新しい生活がはじまって1ヶ月目が終わりに向かっている。
ようやく今週末には新居に荷物を搬入できる。

1ヶ月近く、小言も言わずに家においてくれた友人に感謝している。

久しぶりの東京の電車。死ぬほどエネルギーをもっていかれている。
約3年ぶりの東京ライフ(家は神奈川ですが)に四苦八苦している。

そりゃこんなに人とくっついたら、インフルエンザとか防ぎようないよ。



人は関わる人や所属するコミュニティの相対性の中で自分を規定しがちである。
(私にはそういう部分がある)
決まったコミュニティの中で決まった人間関係ならば、さほどセルフイメージにゆらぎがでない。

いくつかのコミュニティに出入りすれば、それぞれの輪の中の「私」の立ち位置やキャラクターがある。

自分を固定化してしまうことが良いことなのか、悪いことなのか。
それを安定と呼ぶか、リスクと呼ぶか。
個人の裁量によるところだが、僕はまだまだ自分を固定化させたくない。
いろんな余白をもたせて輪郭を滲ませておきたい。
そのほうが自分に期待できるから。
変化する自分に興味があるから。



ウェブサイトを自分の手でゼロから作るという経験と勉強を通して
自分の手で物を作る豊かさを知ってしまった。

ウェブサイトなんて複雑そうにみえるしろものだってステップバイステップ。
着実に取り組めばできるようになるわけだから、きっと様々なことがそうだ。
わからないことも一枚ずつめくっていけば、
それなりの総量となり、作れるようになる。
(もちろん。クオリティをどこまで?というのはあるけれど)

それでも「作れるようになる。」というのは自分の中で上手くできた体験として残っている。
勉強さえすれば、作れるようになるのだ。
そして作れるとおもしろいのだ。
誰かを助けれることだってある。
それはなんて素敵なことなんでしょう。



変化のはじまりにいる今からはあまりはっきりと未来が見通せていない。
それでも今のこの日々が確実にどこかに繋がっているという感覚だけがある。
「きっと繋がる」という不思議な感覚を頼りに日々を精一杯楽しみたい。

お読みいただきありがとうございます!