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数ヶ月前まで山と田んぼに囲まれながら食べていた昼食。今は、都会の高層ビル群に囲まれながら食べている。数ヶ月前に作成していたウェブはある特定の人たちが見るものだったと思うけれど、今は世界中の人が見るであろうサイトに関わっていて、状況は変わるもんだなぁと思う。

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サンシャインクラウドで買った花瓶（透明なガラスの円柱状のもの）に花を活けたくて、近所のお花屋さんに行ってダリアを買った。ダリアという言葉に少し物悲しい響きがあるのは宮本輝の『錦繍』の読んだせいかもしれない。８割がた読んで、ずっと止まったままの小説。

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玄関にダリアを飾った。家に入ると甘い香りがする。

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平塚で過ごしている。
海の近くの街で過ごすはじめての夏がはじまる。ひょっとしたらもうはじまっている？というぐらいに街には夏の空気が装填されている気がする。海と空。駅から海までをつなぐまっすぐ大きな通り。

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植物、ノート、鉛筆、カメラ、パソコン、絵、写真、ソファ、テーブル、キッチン、水、光、風。
洗ったばかりのシーツ、空中を旋回するトンビの声、フロアスタンド、デスクライト。みんな。

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少しずつウールや長袖、これからの季節に合わないものはクリーニングに出している。少しずつ季節が変わる。

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生活のことを書いていたら、あるものを数えているみたいで嬉しくなる。生活のことを書く時間が、ないものを数える時間でなくてよかった。

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天気が良いお休みは本当に嬉しい。なーんにもしなくても。海で遊んでも。嬉しい。

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関係し合っている人たちが嬉しいとか健やかであるとか。そういう日々を交換してゆきたい。