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2/3(土)輪王寺の節分行事が行われます

2月3日(土)、日光山内の世界遺産・日光山輪王寺で、節分行事「節分会追儺式(せつぶんえついなしき)」が4年ぶりに、通常通りに行われることが発表されました。これまで3年連続、規模を縮小しての開催となっていましたが、今年は本来の形式で開催されます。

当日は12:00、14:45の2回、本堂「三仏堂」での法要・豆まきの後、「縁喜(えんぎ)がらまき」が行われ、祈願者たちが集まった参拝者らに菓子や縁起物などをまき、福を分け与えます。詳しくは、日光山輪王寺のHPをご参照ください。

2月といえば、節分

節分と二十四節気(にじゅうしせっき)の話

1年間は、4つの季節に分かれています。二十四節気とは、4つの季節をそれぞれ6つに分け、季節を表す語句として用いられてきました。4つの季節の始まりを、それぞれ立春・立夏・立秋・立冬といい、その前の日を節分といいます。つまり、節分は年に4回あります。節分というと、立春前の節分(2月3日前後)が一般的ですが、平安時代の宮中行事が元になっているようです。

1年間を24等分し、季節を表したものが「二十四節気」

暦の話をもう少し。4つの季節の中間を春分・夏至・秋分・冬至といいます。春分は、太陽が天球(宇宙の星々を大きな球面上に記したもの)上にある「春分点」を太陽が通過することをいい、その日を春分の日といいます。春分の日を基準に、1年間365日を24等分(角度にして15°)したものが、二十四節気となります。ちなみに、春分を英語では”equinox” (イクイノックス)といいます。

春分の日が天文学的に定められているように、日本での国民の祝日は国立天文台で決められています。国立天文台は、毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項(れきようこう)を発表しています。二十四節気や、朔弦望(月の満ち欠け)、東京の日出入、日食・月食なども一緒に発表されています。来月2月1日には、令和7(2025)年暦要項が発表されます。来年の暦を早く確認したいという方は、ぜひチェックしてみてください。

片股(ジムニー)

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