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UX MILK Fest 2019のワークショップをふりかえる

2019年9月14日(土)に開催されたUX MILK Fest 2019、大盛況のうちに終了しました。
当日は400人ほどの来場者を迎え、会場は様々な人が行き交っていました。
各会場が出入り自由な中で、ワークショップ会場のみ事前受付制であったため、その様子が分からなかったと思いますので、一部ではありますが、共有しつつふりかえってみたいと思います。

【9/20 追記】
公式のイベントレポートも公開されましたので、こちらもどうぞ。

フェスイベントの中でのワークショップ

一般的なワークショップイベントは短くとも2-3時間ほどで実施されることが多いかと思われます。
ですが、複数のセッション/ワークショップが同時開催されるフェスイベントでは参加者になるべく多くのセッションやワークショップに参加してもらうことができるように短時間で実施することがあり、今回も「1時間枠」での実施が前提となっていました。
そのUXデザインフェスの中で1時間枠でのワークショップを私を含めた4人のファシリテーターが5つのワークショップをデザイン、ファシリテーションしました。

当日のファシリテータースクリーンショット 2019-09-17 19.33.16

実施されたワークショップ
・レゴでプロダクトデザイン体験
・「チームになる」ための相互理解を体験する
・従業員体験(EX=Employee Experience)を考える
・コントをモデルに体験のデザインはできるか実験
・「2030SDGsカードゲーム」でSDGsを体感する

セミナールームをワークショップの場に整える

ワークショップはUX MILK Fest 2019の会場であるビビビットさんのセミナールームの一室をお借りしての実施したのですが、通常は以下のようにテーブルとイスがレイアウトされています。

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このままではワークショップを実施しづらいため、前日夜に以下のようにレイアウトを変更しました。
これは初回のレゴワークショップ用のレイアウトですが、部屋中央にレゴの山を配置し、その周りに4人でグループワークできるようにレイアウトしています。

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ちなみにレゴワークショップの最後は、個人ワークでつくったレゴを中央に配置するためのレイアウトでした。

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ワークショップに参加された方はお気づきだったかもしれませんが、それぞれのワークショップごとにレイアウトを変更していました。
このように、ワークショップを実施する時には、会場のテーブルとイスのレイアウトを変更したり、荷物置き場を用意したりと、どうすれば参加者がワークしやすいかも含めてデザインしています。

では、私がファシリテーションした以下の2つのワークショップについて解説をしたいと思います。

・「チームになる」ための相互理解を体験する
・「2030SDGsカードゲーム」でSDGsを体感する

まずこの2つのテーマを選択した理由としては、私がUXデザインと関わる上でどちらも不可欠であり、今回のフェスイベントの「UX」の解像度を上げ、UXデザインとの関わり方を考える日にフィットすると考えたためです。
1時間という短い時間ですので「チームになる」「SDGs」それぞれに触れるくらいの体験とはなりますが、それぞれを考えるきっかけになればと思いデザイン、ファシリテーションを行いました。

「チームになる」ための相互理解を体験する

このワークショップでは、チームになるための相互理解を体験するため、wevox values cardを使ったチェックイン〜2つのワークを行いました。
実施したプログラムは以下になります。

1. チェックイン
2. チーム、相互理解について
3. ワーク1:「自分自身の価値観と相互理解」
4. ワーク2:「相手に言葉を贈る」

チェックイン
参加者を迎え入れる前にテーブルの上にvalues cardを配置しておいて、参加者が席についたら、好きなカードを一枚選んでもらいました。
その上でチェックインとして以下の内容で自己紹介を行ってもらいました。

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今回は「チームになる」ための相互理解を体験することがテーマであったため、同じテーブルに座った4人は同じチームであるという仮定として、各人がイメージする「チーム」と、values cardに書かれた言葉について共有してもらいました。

この後にスタンダードなルールである以下のワークを短時間で実施するアレンジを加え、「チームを考える」をテーマにして行いました。

ワーク1:「自分自身の価値観と相互理解」
「相互理解」は、「互いの価値感を理解し、受容する」「相手の強みを、期待として伝達する」であること、そして「組織の成功循環モデル」について触れた上でこのワークを進めました。

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個人の価値感を通して相互理解を深めた後に、続けて「相手に言葉を贈る」ワークを行いました。

ワーク2:「相手に言葉を贈る」

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今回はvalues cardのみを使ったワークでしたが、values cardは他のワークと組み合わせることでその効果を拡げることができますすので、ご興味を持った方は試してみてください。

「2030SDGsカードゲーム」でSDGsを体感する

SDGsというと、どうしても他人事というか、まずよく分からないという方が多く、以前から周りの人たちに聞いてみても反応が鈍いことが多かったのですが、サービスデザインを考える上でSDGsは織り込んでいく必要があると考え、2030SDGs認定ファシリテーターを取得しました。

今回のフェスイベントで多くのUXに関わる、関心を持つ人たちが集まることもあり、通常実施に3時間は要するワークショップなのですが、SDGsに触れる、考えるきっかけになればと思い、1時間枠での実施を行いました。
ワークショップのプログラムとしては以下になります。

1. チェックイン
2. SDGsについて、2030SDGsカードゲームについて
3. ゲーム体験
4. リフレクション

今回は2名1組でゲームプレイするため、ペアで自己紹介。
その後にSDGs、2030SDGsカードゲームについての説明を行った後、ゲーム体験をしてもらい、その体験を通したふりかえりを行いました。

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このゲームは現実を模してデザインされたものであるため、ゲームをゲームとして考えるのではなく、ゲーム体験を通して現実世界を考えるというところがポイントであり、ゲーム体験後のふりかえりが重要なのですが、今回は短時間であったため、そこに時間を割くことができませんでした。
今回参加して(また参加できなくて)興味を持たれた方はお声がけいただければ2-3時間での実施も行っていますので、ご相談ください。


他の3つのワークショップについては、参加できなかったものもあるため、ここでは取り上げませんが、テーマや参加者の声を聞くと、とても楽しそうでした。(参加したかった)

ワークショップに参加された方々のUXの解像度が上がり、またUXデザインとの関わり方を考えるきっかけになっていれば幸いです。

また一般向けに開催するワークショップイベントもありますので、興味を持たれた方はそちらにご参加いただくか、企業内での実施も行っていますので、ご相談いただければと思います。

ご相談はTwitterからお願いします。(DM開放しています)

また、9/26(木)に福岡でワークショップを行いますので、お近くの方はご参加をご検討ください!


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エイマエダカツタロウ

有)リズムタイプ代表、デザインストラテジスト / 株)デジタルステージ CXO。企業のプロジェクトやチームの改善・促進やUI/UXコンサルティング、複数のコミュニティ運営に携わってます。ワークショップデザイナー / 2030SDGs 認定ファシリテーター。

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