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家賃の支払い

引っ越してから初めての家賃の支払いした。その時にいろいろトラブルがあったので記録として綴っておきます。留学などでセブ島にくる人は学費に宿泊代も含まれていることがほとんどなので、同じような状況になることはまず無いと思います。

発端は家賃の支払い方法が振込というところから始まる。
日本では至って普通のことで、ATMがあればどこでも出来る。
ただフィリピンではそうはいかない。ATMは基本的に出金のみしかできず、振込はできない。最初からそれを調べていればよかったのだけど、それを知らずに契約してしまった。

現状、まだ自分の銀行口座を持っていない。オンラインバンキングはフィリピンでも一般的なので口座さえあればネットから振込ができるのだがそれもできない。

GCash

フィリピンにはGCashというサービスがある。

所謂QR決済サービスで、日本でいうPayPayぐらいメジャーでどこでも使える。
チャージは銀行と連携する方法もあるが、スーパーやコンビニからでもチャージすることができる。GCashはQR決済以外にも電気や水道代の支払い、銀行振込にも対応している。そのへんはPayPayとか同じだけど、日本のようにポイントとかは無いので正直GCashを使うメリットを感じてなかったからアカウントを作るのを見送っていたけど、家賃を振り込める数少ない手段の一つ。

早速アカウントを作ろうとしたのだがここで問題発生。GCashアカウントを作るのに電話番号の認証が必要で、まず番号を登録する。すると「MPIN」を入力してくださいと表示が。エムピン?新規で登録するのか?試しに適当に入力してみる。エラー。ん?どういうことだろう?とりあえず「MPINを忘れた方はこちら」的なボタンを押してみる。すると見たこともないメールアドレスが表示され、そこに認証メールを送信したと言ってくるではないか。
すぐに察した。どうやら使っているスマホの携帯番号ですでにGCashに登録されていてる。会社から支給されている番号だったので、おそらく以前使っていた人のアカウントが残っていたのだろうと思った。

Revolut

上司に相談すると、上司のオンラインバンキングで代わりに振り込んでくれることになった。有り難い!しかしまたここで問題が・・
オンラインバンキングでオーナーが指定してきた銀行口座を探すも見当たらない。日本もそうだが基本的にその国の銀行はオンラインバンキング上で検索すれば出てくるのだが、全く検索にヒットしない。
なんでだろうと思って試しにGoogleで検索してみると、銀行ではなくアプリだった。

海外在住の人ならWISEはご存知かもしれないが、要はオンライン送金サービスのようなもの。国外在住ならこういうサービスを使うことはあるのかもしれないが、まさかフィリピン人にフィリピン外の口座(アプリ)を指定されるとは思ってもいなかった。間に入っているエージェントにも聞いてみたが、Revolutはフィリピンでも全然メジャーではないと返答があった。でしょうね。
試しにRevolutのアカウント作成を試みたが、途中で止まって進まない。上司にも試してもらったが、上司も同じところで止まってしまった(おそらくアプリ側の問題と思われるが謎)

GcashアカウントもRevolutアカウントも作れず、銀行からの振込もできない。。。完全に八方塞がりだったのでオーナーに連絡をとってもらったら、あっさり手渡しでOKと連絡がきた。

お金はあるにただの「振込」がこんなに大変とは・・。

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