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2020年2QのGoogle(アルファベット)の決算を詳しく見てみた。

株価でいうと、決算後冴えていない。コロナの影響で市況の悪さがあるものの売上1.7%減の382億9700万ドル、営業利益は営業利益は31%減の64億ドル純利益は30%減の69億ドルだった。

事業毎に見ると、Youtubeへの広告販売が増えている。検索広告への25億ドルを超える減少に対し、Youtubeへの増加額は2億ドル程度なので大きなトレンドの変化といえるまでのものではなさそう。

少し意外だったのは、検索広告と同様の減少傾向にあるのがDisplay広告であるところです。広告主は、きちんと費用対効果を見極めながら、検索広告とディスプレイ広告を両軸で使っている事が想像されます。

むしろGoogleクラウド売上が30億ドルでの成長分が9億ドルなので、こちらの方が大きな成長をしています。

ただ、規模としては業界首位のAmazonAWSが100億ドルを超える売上があるので、Googleクラウドの売上はまだ1/3のにも達していません。成長率はマイクロソフトのAzureが47%なので、同程度の成長をしています。

TikTokの売却先としてマイクロソフトと同様、Googleも候補にあげられていますが、意外とありえるのかもしれません。

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