嫌われる勇気 感想

嫌われる勇気 岸部一郎 古賀史健

2013年12月に出た自己啓発のベストセラー。私自身は知り合いの勧めで2015年に書店で購入した。その時はビジネス書の棚でランキング1位だったアドラー心理学の人気に火をつけた本。

文中にもある通り、心理学と言っても哲学と地続きにあるような考え方で、真実をしっかりと理解したうえで、どのように解釈し、どのように行動していくべきか示した本である。

「原因」と「結果」の法則というベストセラーを昔読んだことがある。

その言葉を自己の心理にまで適用してしまうことを厳格に否定する「目的論」による解釈を勧める本である。

ちなみに「原因」と「結果」の法則の本の内容を否定してもいないし、その内容と矛盾するわけでもない。他人の心理を読む本ではなく、自分の心理をどうするかの本である。

「原因論」的に自己の感情や評価にすることに対して強く否定している。

「受験に合格すれば、人生バラ色になる。」というような、「見かけの因果律」を適用して、言い訳することを否定する。自身の解釈や評価というのは、自分自身が勝手に下しているというだけでなく、それにはしっかりと理由が裏付けされているとまで言い切る。

この発言の裏には、「人生バラ色でないのは、受験に合格していないからだ」という言い訳のようなことを表明する目的がしっかり付いているという。

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嫌われる勇気 感想

星加 勝也

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