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第1回お寺革命会議 開催レポート

第1回お寺革命会議が9/14(土)に開催されました!
次回は10/19(土)に開催していこうと考えています。
テーマは「クリエイターをお寺に集める」です。
イベントチケットはクラウドファンディングで購入できるようになってます!

本記事では、第1回のレポートと反省・改善点をまとめていきたいと思います!

第1回お寺革命会議概要

開催日    : 2019/09/14
開催時間   : 6:30 ~ 10:00
開催場所   : 東京都町田市高ヶ坂 龍澤山 祥雲寺 慈證閣
現地参加   : 1名(主催者・副住職除く)
オンライン参加: 4名(3名途中参加)
決定事項   : なし(笑)

本当は録画した動画を公開したかったのですが、オンライン参加者の顔が移ってしまっていたのでテキストで綴っていきます。

以下はイベントで使用したスライドです。(準備不足で一部未完...)

お参り

お寺革命会議は本堂へのお参りから開始しました。

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曹洞宗のお寺ということで、般若心経を読んでいただきました。
(筆者と現地参加者も経典をいただいて一緒に読みました)
朝から声を出すとスイッチ入りますし、一定のリズムでお経を早朝からお寺で読み上げるのは新鮮な体験でした。

画像2

作務(お掃除)

お参りのあとは、お掃除です。
とはいえ平素からとてもキレイにされているお寺なので、ほとんどやることはなく......気持ち程度ですが、当日使わせていただく会場を雑巾で掃除させていただきました。

(写真撮り忘れ...)

主催者あいさつ

初回ということもあり、主催である株式会社くうるおよび代表の武智がどんな想いでどんな事業をしようとしているかについて説明しました。

なぜ「お寺革命会議」を始めようと思ったのか?
お寺は「社会の公器」であると考えている。
ぼくたちが会社として立ち上げる事業の一環ではあるが、"現代のお寺のスタイル"を考える上で、みんなで考えて創って試して広げていく形を取りたかった。だからお寺革命会議というコミュニティの形を取ってみた。
本来「革命」などという強い言葉は使いたくなかったが、「短期間で抜本的な変革・革新を行うこと」の意味があることから銘打ってみた。
なんでお寺事業をしようとしているか?
事業のミッションは「"日常"にお寺との繋がりを」つくること。
坊主丸儲けのイメージがある仏教界だが、現実は空き寺が増え兼業するお坊さんが増え続けている。お寺をビジネスで活用することで、お坊さん本来の仕事や時間の使い方ができるような仕組みを創りたい。
またインターネットが普及し、"強い個"が求められ強制される現代において、オンラインではなくオフラインで安心できて成長できる"居場所"の必要が高まっている。
さらに、武智が個人的に父の死を経験した際に、「お坊さんにしかできない(頼めない)こと」があると体験し、死という一大イベントの中ではなく、何気ない日常の中でお坊さんからその体験を享受できる仕組みを社会に根付かせたい。
これらの想いから、株式会社としてお寺とビジネスを行おうとしている。
ビジネス、ビジネス、と繰り返している理由は、社会的に意義のある事業(サービス)ほど持続的であることが絶対条件だと考えているため。
寄付に頼るような事業形態は取りたくなかった。
どんな事業をしようとしているか?
事業の内容としては、シンプルにお寺の空きスペースでWi-Fiだけ使えるようにしたいわゆる「コワーキングスペース」化を進めようとしている。

77,000社以上存在しているお寺、それぞれ困っていることもやりたいことも異なっているが、地域や一般社会から人が集まらないことには何もできない。
低予算で始めることができ、かつ今後もニーズが高まるスタイルとしてコワーキングスペースを推奨・推進していく。
スタバやマックでパソコン開いて長時間居座る人をお寺に集めるイメージ。(どうしてもハンバーガー食べたい人はUberEatsで頼める)

最初は汎用的なコワーキングスペースで始め、住職や地域、集まる人の興味や要望に応じて特色を付けていくスタイル。
利益の一部を設備投資に自由に使えるように還元する。
株の投資初心者のために複数のディスプレイを購入して利用者で考察しながら学んでもらってもいい。
3Dプリンタを購入してシェアしつつ、作品をお寺に飾ってもらってもいい。

一駅先のお寺にいったら、
地元に帰ったら、
たまたま訪れた旅行の地で、
それぞれ違う"お寺という居場所"が存在する。

そんな世界を創っていきたい。

トークセッション(with 祥雲寺副住職)

結果から言うとここに想定以上に時間を掛けました(笑)
書き切れないので一部紹介します。
(武智は"武"、副住職は亀山さんなので"亀"で記載します)

武)いまお寺でやってる活動について教えてください。
亀)格闘技/護身術/ヒップホップダンス/ヨガ教室/講習会と、寺フェスを年3回。さらに除夜の鐘を行ってます。
武)どういう想いで活動されてますか?
亀)ここに関わることで日常が楽しくなればいいという想いです。
武)この事業に協力する上で、求めていることはありますか?
亀)特にないです(笑)ただやるなら結果は出してほしいとは思ってます。
武)いまのお寺や仏教、お坊さんに思うことはありますか?
亀)1人の人がひとつの真理を導き出したのが仏教で、お寺は日本の文化の1つであり準公共施設の1つでなければならないと考えています。
葬儀ももちろん大事なことではあるが仏教の中には葬儀の定義はない。伝統仏教と日本文化のお寺はそれぞれ分けて考えていかないといけないと思っている。
その中でも「お寺」という場所は、文化の発信基地であり様々な役割を担っている。お寺の内部改革だけでなく、文化としての外部改革も必要になってきていると思います。

ディスカッション

残り5分で今回やりたかったことの説明をして終わりました...(笑)
今回決めたかったのは下記のような点です。

第1回決めたいこと

今回はざくっと以下の内容で相談して進めようと思います。

検証日    : 2019/09/26(木) ~ 9/30(月)
検証時間   : 10:00 ~ 17:00
検証場所   : 東京都町田市高ヶ坂 龍澤山 祥雲寺 慈證閣
提供サービス : お寺コワーキングスペース
必須設備   : Wi-Fi(ただし、ポケットWi-Fi / ホームWi-Fi)
集客手段   : オンラインのみ(Facebook広告、Twitter)
集客目標   : 関連のオンライン経由での利用者延べ15人
その他準備  : 単発アルバイト発注(お寺で作業 & レポート)
利用特典   : フリードリンク & UBERでマクドナルドご馳走
予算     : 10万円(Wi-Fi、広告、アルバイト)

まとめ

一言で言うと「準備不足」でした!
もっともっと用意できたと思います...。

ただ、今回唯一事前の繋がりなく参加してくれたオンライン参加者の一人から終了後に以下のメッセージをもらい感動しました。

困難がたくさんあるかもしれませんが、武智さんの事業ぜひ応援したい気持ちです。
またアップデート楽しみにお待ちしています。

お父様を亡くされた後、お母様に、生きていてほしい と思ったという言葉が、
胸に残っています。
(中略)
お寺が、生きている人を支えてくれる場所になったら、いいですね。

革命の灯火

小さくとも確実に始まりました。
これからぼくが消えてなくならない限り、挑戦し続けていきます。
今回改めて、1人の限界を感じています。
一緒に事業に挑戦したい方、会社を創っていきたい方、コミュニティを創っていきたい方、全部募集してます。


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