やばい状況を作らない
このタイトルなんなん?
って思われたと思います。
でも、すごく大切なんですよ。
人間関係において、です。
①悪口をいわない
②気づかないふりをする
③とにかく挨拶する
①③についてはなんとなくわかってもらえるかと思います。
②はどう説明しようか。
これは、一緒にいる人が何かやらかした時に大切です。
やらかした内容にもよります。
社会的に逸脱するようなことをしたら、もちろん本人もしくは誰かに伝えないといけません。
基本天然の同僚がいるのですが、とあるチーム6人で今後の仕事の人員確保について話をしていた時です。
同僚があたかも、
「自分一人で仕事は終わりました!だから大丈夫です!」
というので、
「いやぁ、上役のAさんも、同じポジションのBさんもお手伝いしてたような…。」
なんとなく、他のメンバーも心のザワザワを表情で表しています。
「ねぇ、そんなふうにいって大丈夫?」
と言いかけたその時
「あの、私も相当仕事しましたよね?」
とBさんが顔を真っ赤にして、少し目に涙を溜めて言いました。
天然の同僚の配慮不足、感情的になってしまったBさん。
その場にいた人3名は、「よく言ったBさん、苦労したもんね」という眼差しをBさんに向けています。
同僚は、「あ、すみませーん」と平然と、Bさんの感情には気づいていないかのような調子で返しました。
同僚よ…マジでやべぇぞ。その、洞察と配慮のなさ…。天然とはいえ…。
はっ、もしかしたら天然じゃなくてわざと?
いや、でもそんなことを意図する必要なんてある?
もう、ハラハラしっぱなしでした。
これからも同じメンバーで仕事をすることは決まっています。
このメンバーでそろった時、この時の場面はふーっと頭に浮かぶと思うんです。
ハラハラ感と気まずさ、我が同僚がヤバいかもしれないと思った疑念と共に。
気づくことは仕方がありません。
しかし、このことを言いふらしたらどうなるか。
(と言っても、目撃者は他にいるので、そのうち伝え漏れるかも)
やべぇ同僚、Bさんの評価はどうなるだろうか。
正論は血が流れるとも言います。
時と場合によって、グッと堪えて気づかないふりをする必要もあるのだな、と、
40代にして初めて知りました。
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