ヴィヴィくんとタッチ

プチ炎上のお話 クラブチームは「ダメゼッタイ」

最近ツイッターをかなりの頻度で起動しているからか、いわゆるプチ炎上とわれる売名行為を頻繁に見ることがある。

それと同時に、プチを狙って大炎上するマヌケも見る。

炎上と売名について考えたことを、クラブチーム運営とミックスして話そうかと思います。


炎上売名は「信用の切り売り」


プチ炎上のいい所は、プチとはいえ炎上するおかげで、見た人達が勝手に議論をしてくれたりするんで、一発最初のを打ち込むだけで勝手に広まっていくということ。

きっかけとなる話題さえあれば、フォロワー数とか関係なく伸びるものは伸びる。極端な話、捨てアカウントでやっても成功させることができる。


けれど、炎上するということからわかるように、一部の人間からは反感を買うことになるので、100%の人間を取り込むというより、ある程度の割合を取り入れれば上等という考え方。


そのため、炎上売名をしている時点で、顧客の最大値を自ら低く設定することになります。


信用を切り捨てながらの商売を続けていると、なにかしら信用を回復する手段が無いと、信用が底をついた瞬間終わります。

そういう意味では、常にリスクを伴いながらの売名行為です。


炎上売名は「危ない橋を渡る行為」


テキトーな絵で申し訳ない。笑


炎上売名で重要なのは「どういった炎上をするか」という部分。


炎上がでかくなりすぎると、最近で言えばスタバがどうのといったやつや、卒業式で変な話をした有名人とか、あんな感じになります。


慎重に題材を決めて、これから渡る橋(題材)が、安全かどうかを見極めることが重要です。


安全であれば題材を決めて打ち込むだけという簡単な作業で売名ができるので、楽と言えば楽なのですが、その分再起不能の大怪我につながることもあります。


ハイリスクハイリターンとかそういう話は置いておいて、とにかくリスクがあるという部分がこの方法の危ない所です。


ヒカキンや高田社長のような「善人」が理想形


信用というのは、失うことは簡単だが得るのには時間と苦労がかかる


これは社会の常識です。


今現在ネット上やJクラブで、積み重ねてきた信用や信頼の上で成り立っている、成功している人を挙げるとすれば、超有名ユーチューバーのヒカキンさんと、Vファーレン長崎の社長の高田さんだと思う。


2人共、長い時間をかけて活動をしてきた中で、悪いことはせずにずっと真摯な活動を続けてきたこともあって、ファンなどの間では「聖人」や「善人」といった表現がされています。


この人達のように、ずっと真面目に活動し続ける、苦しくてもニコニコしているというのは、性格の部分も大きく、人によってはできないということもあるため、私は天性の才能だと思っています。


高田さんの通販事業の発端は、ラジオでのCMと聞いたことがあり、とにかく努力に努力を重ねてきた結果という話は、私がここで話すまでもなく有名。


ヒカキンさんも、私が今からあれこれ話すより、動画やまとめなどを見たもらった方が手っ取り早くてよいでしょう。


とにかくこの人達の努力というのは、並々ならぬものがあるということが重要です。


クラブチームは「信用を積み重ねる」しかない


信用を積み重ねているチーム、残念ながら失ったことのあるチーム、いろいろと意見があると思いますが、全てのクラブチームは、信用を積み重ねる必要があると思います。


努力して下地を作って、それを裏切らないように続ける。これは長くて険しい道のりです。

こんな手間と時間をかけるくらいだったら、ある程度計画立てて行えるプチ炎上の方が手っ取り早いのは事実です。


しかし、信用を手に入れることができれば「サポーター」や「ファン」といった形で、人々が後ろから押してくれたり、道から外れそうになったところを支えてくれたりします。


こういう助けを得られる状況になれば、長くて険しい道のりも少しは楽に進むことも可能になります。

プチ炎上のように人を切捨てながら進むのではなく、可能性を突き詰めていきながら進む方が、最終的な伸びしろに大きなアドバンテージがあります。

「低く見積もった有限」と「無限」ですから。


良い事をしよう。もちろんサポーターも。


良い事をすると、一部の人間からは「偽善」だの「イメージアップのため」だの言われるかもしれない。そういう人はいつでもどこでも一定数は居る。

そんな連中はなにをやっても行為は抱いてくれないので、道端の石のように無視しておけばいい。変に絡むだけで相手の思うつぼだから。


とにかくいいことを続けていれば、少しづつでも信頼が積み重なっていく。

その集大成ができるのはいつになるかは全く分からないけど、その道中で出会った仲間や助けてくれる人達を頼りにしながらでも、進み続けるのがベストだと思います。


クラブチームの場合、選手やフロントの行動も重要ですが、相手から見えるという意味ではサポーターの行いもとても重要です。


あそこのサポは感じ悪いよね

こう思われた時点で、かなりやばいです。


ヴィヴィちゃんとかを見てみるとわかりますよ。

「可愛い、いい子、長崎感じいいチーム」

これらが揃ってるおかげで、東京の長崎物産展でグッズコーナーができるくらいですから。笑


日本のJリーガーで、他の地域に出店してる物産展にコーナーができるなんて考えられます?

代表選出されたら少しはあるかもしれませんが、今で言えばイニエスタやトーレスくらいしか可能性無いですよ。


ヴィヴィちゃんが可愛いのも重要ですけど、Vファーレン長崎というブランドに店を出せるだけのイメージがあるのが重要です。


私からすればフロン太やカブレラだってグッズショップ出そうと思えば出せる可愛さはあると思いますが、横浜や東京で店出して売れるとは一切思いません。

敵対チームだからというのが主な原因ですけど、やっぱり、そういう「敵対される」という土壌があるのはサポーターの日頃の行いの結果かなぁとも思います。


きっと一生東京や横浜にフロンターレ物産展が大きく出ることはないでしょう。もちろん浦和や鹿島とかでも。


けど、ヴィヴィちゃんや長崎にはその可能性が十分にあるし、商売として上手くいく勝算も考え方次第ではある。


この可能性の有無の差はどうしようもないです。


失ったものを拾い直すのは、新しく得るよりも難しい。


持つ者、持たざる者

自ら進んで後者になる必要はありません。前者を目指してそれで失敗したならそれで我慢すればいいだけ。


炎上商法はダメゼッタイ

心に常に置いておくようにしましょう。

お気持ちよろしくです。