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2023年の目標「解像度を上げる」

毎年、1年間の目標を掲げています。「一年の計は元旦にあり」と言いますが、僕は年末に一年を振り返らないこともあり、毎年1月下旬に目標を掲げているのですが、昨年に続いて2年連続で2月の目標設定となりました...。

2022年の目標と活動

昨年(2022年)は「遠回りで面倒くさい道を歩む」でした。

公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む49歳。2022年の目標は「遠回りで面倒くさい道を歩む」。人生100年時代、今年50歳を迎えるハーフセンチュリー記念ということもあり、これまでとは違う挑戦に挑みます。
https://twitter.com/katuhiko0821


人生100年時代、節目となる50歳を迎えた昨年。NEC未来創造会議で大阿闍梨 塩沼亮潤さんが語ってくれた言葉。

わたしはお坊さんなので選択肢がふたつしかないのです。ひとつが簡単に早く行ける道。もうひとつは遠回りで面倒くさい道。後者で繰り返し挑戦していることによって見えない人間力みたいなものが育ってくるのだけど、前者ばかり進むと育たない。
NEC未来創造会議

高校生や大学生への講義や企業研修で引用する機会が多かったにも関わらず、僕自身は大学卒業後、ずっとNECグループで過ごして、決して簡単で早く行ける道ではなかったものの、恵まれた道を歩んできたことは否めず、転職に挑戦して「遠回りで面倒くさい道」を歩み始めました。

転職活動も一筋縄でいかずに面倒くさかったものの、今後やりたいことを自問自答する日々が続いたおかげで今後の活動領域を絞り込み言語化できました。遠回りで面倒くさい道を歩んだ成果ですね(笑)。

  • 未来を描いて共創する「パーパスブランディング」

  • 主体性と寛容さを育む「人材育成」

  • 手触り感ある社会を創る「地域デザイン」

  • 環境変化に対応し続ける「サステナビリティ」

6月末にNECを中退し、7月からはサステナビリティカタリストとして活動開始。サステナビリティを軸に、パーパスブランディングは株式会社フォワードさんと、人材育成はキーパーソン21さんと、地域デザインはこすぎの大学やCRファクトリーさんとのコモンズプロジェクトで活動してきました。

初年度から4つの活動領域に携わることができて感謝の気持ちと共に、やりがいも感じていたのですが、先日、とある人と話した時に活動領域をさらに絞り込んだ方がいいのでは?との問いかけがありました。僕自身は4つの領域に絞り込んだという感覚だったのですが、その方からすると気持ちはわかってくれているものの「欲張り」に感じたそうです。確かに4つの領域に取り組めているものの、すべてが浅くなってしまっている感も否めず、核心に迫る問いかけでした。

2023年の目標

では、どのように活動を絞り込むか?
4つの活動領域全てではなく、パーパスブランディングや人材育成などのいずれかに絞り込むのが良いのかもしれないのですが、パーパスブランディング、人材育成、地域デザイン、サステナビリティの4つは連動していて三位一体なのです。いや、四位一体か。

なので、フワッと色々なことに触手を伸ばすのではなく、4つの領域の活動の解像度を上げて具体的な取り組みにフォーカスすることで成果を残す一年にしたいと考えるようになりました。

昨年実施したCRファクトリーさんとの合同プロジェクト「コモンズプロジェクト」。コミュニティ運営のノウハウをコモンズ(共有財)にすることを目指して、隔月でイベントを開催。全6回という限られた回数であったにも関わらず、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を掲げ、MVVに基づいて年間計画を立案。プロトタイピングもしながら最終的にコミュニティ運営でのしくじり(悩みや失敗)やノウハウを楽しく共有できるボードゲームの制作に至りました。具体的なモノができあがると達成感もハンパないですが、周囲に与える影響の大きさを再認識しました。

コモンズプロジェクトの成果「しくじりコモンズラボ」ゲーム


なので、今年はアウトプット(What)にこだわって、インパクトを残したいと思う次第です。

・・・ということで2023年の目標は「解像度を上げる」にします。

公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む50歳。2023年の目標は「解像度を上げる」。昨年掲げた4つのテーマ(WHY)について具体的な活動(HOW)とアウトプット(WHAT)を通じて未来社会にインパクトを残す一年にします。
https://twitter.com/katuhiko0821

八方美人で優柔不断な僕なので、解像度を上げたり、絞り込むのとは逆のことをしていたら、「今年の目標を思い出してね」と優しく声かけしてくれるとうれしいです。強い口調で言われると意気消沈したり反発するかもしれいないので優しくでお願いしますね。

これまでの目標

2011年
多摩川沿いに住む38歳。 NECカシオモバイルコミュニケーションズで 「企てること」を生業としています。 2011年は、2010年に体感した「繋がり」「拡張」を 具体的な行動として結果を残します!

2012年
多摩川沿いに住む39歳。NECカシオモバイルコミュニケーションズで「企てること」を生業としています。2012年は、2011年に会社を中心とした社内外で実現した“繋がり”と“拡張”の「場」を「継続」しながら、社会に貢献するための一歩を踏み出す一年にします!

2013年
多摩川沿いに住む40歳。NECカシオモバイルコミュニケーションズで「企てること」を生業としています。2013年の目標は「続けるチャレンジ」(≠チャレンジし続ける)。やみくもにチャレンジするのではなく、現在続けているチャレンジを継続することで何かしらの答えを見つける一年にします!

2014年
多摩川沿いに住む41歳。NECで、次代のNECらしさを可視化することを生業としています。2014年の目標は「健康に過ごす」。心身ともに健康だからこそ、感じられることがあるし、今続けているチャレンジも素直に楽しめるはず。素直な考動の先にある、素直な結果を楽しみにしながら一年を過ごします。

2015年
多摩川沿いに住む42歳。NECで、次代のNECらしさを可視化することを生業としています。2015年の目標は「ペイフォワード」。充実した2014年を支えてくださった方々の顔を思い浮かべながら、他の誰かにご恩を贈っていきます。そして、思い&想いを紡ぎながら未来を描いていきます。

2016年
多摩川沿いに住む43歳。NECで、次代のNECらしさを可視化することを生業としています。2016年の目標は「等身大の自分」。弱い自分を認識し、想定される幾つかの困難や機会に等身大の自分で取り組み、仲間と共に未来を描いていきます。

2017年
多摩川沿いに住む44歳。NECで、次代のNECらしさを可視化することを生業としています。2017年の目標は「原点探究」。新しいことにチャレンジする自分の原動力は何なのか?惰性なのか?新たな理由があるのか?変化点となった2010年からを振り返りながら今の自分を探す一年にします。

2018年
多摩川沿いに住む45歳。NECで、次代のNECらしさを可視化することを生業としています。2018年の目標は「熱量」。2017年に掲げた「原点探求」。この数年は惰性になっていた感が否めませんが、原点は情熱でした。新しいことでも、継続のことでも熱量高く、惰性ではなく、前のめりに過ごす一年にします。

2019年
多摩川沿いに住む46歳。公(NEC)ではブランド戦略を、私(川崎)では地域デザインを生業にしています。2019年の目標は「丁寧に時間を過ごす」。2018年に掲げた「熱量」。熱量高く過ごせた一方で大切な何かを置き去りにしてしまったのも事実。自分自身と家族のためにも丁寧に時間を過ごす一年にします。

2020年
多摩川沿いに住む47歳。公(NEC)ではブランド戦略を、私(川崎)では地域デザインを生業にしています。2020年の目標は「体幹を鍛える」。2019年に掲げた「丁寧に時間を過ごす」を継続し、自分の軸を意識しながら身体・思考・行動・時間のすべてにおいてバランスよく過ごす一年にします。

2021年
公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

2022年
公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む49歳。2022年の目標は「遠回りで面倒くさい道を歩む」。人生100年時代、今年50歳を迎えるハーフセンチュリー記念ということもあり、これまでとは違う挑戦に挑みます。

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