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気の利いた?自己紹介①「植物にたとえると」

自己紹介って、何度やっても緊張します。
理由は簡単。

実物よりも良く見せたいのと、
せいぜい1分程度の短い時間の中で、何とか覚えて欲しいと思うからです。

だいたい背伸びをすると、舞台での演奏とか、
劇の発表とか、思いつく発表形式のものはみんな緊張していました。

前の職場は小学校でしたので、たまにですが朝礼の話が回ってきました。
700人の子どもの前で、それらしい5分から10分の話をするにはかなりのプレッシャーでした。いつも笑顔でやりきり、同僚からはいつも落ち着いていて良いですね、とか上手ですね、など高く評価していただき光栄でしたが、実際は声もうわずっていたし、その間ずっと両膝が震えていたのを覚えています。

そこで、膝が震えないように、そして緊張しなくてもいい方法を考えました。例えば、等身大の自分を見ていただく。
こうすれば、背伸びしてないので、緊張せずにのびのびと発表できます。(慣れないと顔は強ばって怖いままだったりしますが)

もう1つは、本題でもあります、気の利いた自己紹介をすること。
緊張してたとしても、みんなが興味を持って聞いてくれる話題にすることです。
聴衆が期待感を示してこちらを見てくれていると、だんだん緊張も解けて、言葉もスルスルと口から出てくるようになります。

私は次のような自己紹介ネタを作って、相手によって使い分けています。つまりは使い回しですが、何度も使って慣れていますから、へんな緊張もしません。また、時節ネタもちょっとだけ混ぜると、使い回しには見えず、同じような話が続いた時など、注目度も上がって一石二鳥です。

では、私が実際に行なっていた例をご紹介します。
今回はその1、「植物にたとえると」です。
真似して使っていただいて結構ですが、できればご自身の状況に合わせてアレンジされた方がよりスマートになります。

①『植物にたとえると』
 [使用例:ビジネスマンの勉強会後の懇親会で]

「初めまして。葛飾区からきました高木信明です。
植物にたとえると、バラとかチューリップのように人を惹きつけ、和ませてくれる、そんなステキな方々が今日はたくさんいらっしゃいます。私は残念ながらそんな華やかさは、ご覧の通り持ち合わせていません。(笑)
代わりに私にあるのは雑草の強さです。例えるなら、土手や公園の隅に勝手に生えてくるオオバコです。
花が咲いても誰も気づいてくれません。雑草として抜かれてしまいます。でも。抜かれても車で踏まれても、またいつの間にか元気に生えてきます。強いです。子供達にオオバコ相撲として弄って遊んでもらいます。(笑)何より、ものすごい数の仲間と一緒にいます。これが私の強みでもあります。
オオバコの高木信明です。(笑笑)困った時に使ってください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。」

いかがでしたか?
もうじき年度が切り替わり、新しい部署やグループに所属が変わる人が多いと思います。「まだ早い」と思わずに今からいろいろ準備しておくことをお勧めします。

※今後もしばらく続けて掲載していこうと思います。
 ②『名前の由来は』[キャンプのボランティアの集まりで]
 ③『私の仕事はジグソーパズル』[少し真面目な集まりで]
 ④『◯◯しい高木先生』[4年生の始業式後の新担任の挨拶として]




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