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大腸がんとの闘いから学んだこと:早期発見・早期治療の重要性

私が36歳の秋、人生が一変したのは、大腸がんと診断されたからです。国立がん研究センターの最新統計によると、30代男性のがんになる確率は0.3%~0.8%。つまり、1000人に3人から8人。そんな低確率で私は「貴重な経験」をすることになりました。さらに一生のうちにがんを経験する確率は男女共に2人に1人。この数字は衝撃的です。

大腸がんとの最初の遭遇

ダイエット中、体重が減少し、立ちくらみや疲れやすさを「貧血」と勘違いしていました。鉄分サプリメントを取っても改善せず、結局、大病院での検査後、血液検査で異常が発見されました。結果は衝撃的でした。内視鏡検査でポリープが見つかり、大腸がんと診断。手術は避けられませんでした。

手術とその後

手術に対する恐怖は大きかったですが、無事にがん部位を摘出し、幸いステージ2と診断されました。手術の翌日からは、痛みをこらえてリハビリ。病院を出歩くほどに回復し、1ヶ月後には退院しました。その後の生活は大きく変わらず、喫煙や飲酒も続けましたが、定期検査は欠かしていません。

がんと診断されて

この経験から学んだ最大の教訓は、がんの早期発見と早期治療の重要性です。立ちくらみや体重減少など、些細な変化も見過ごさず、定期的な検査の必要性を痛感しました。また、一度目の大病院で「問題なし」と診断されたことも、セカンドオピニオンの大切さを教えてくれました。

まだまだこれから

がんという病気は誰にでも起こり得るものであり、私のように30代でがんになることもあり得ます。私はがんで助かったという事実から、自分にはまだやるべきこと、世の中に貢献できることがあると信じています。私の経験が、がんの早期発見・早期治療の重要性を啓蒙する一助となれば幸いです。

大腸がんは内視鏡検査で早期発見することが可能です。症状が出る前に定期的な検査を受け、早期に治療を行うことが、生存率を高める鍵です。がんと闘うすべての人へ、私からのメッセージは「早期発見・早期治療」のための「内視鏡検査」の重要性を忘れないでください。

※上記事は自著記事を編集:https://katznor.com/2017/05/19/cancer-experience-30-yrs-old/


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