GEZANと踊ってばかりの国の素晴らしいライブとその所感

GEZANのライブ凄かった!本気でぶつかってきてくれてるのが伝わって気持ち良かった。ツアーの中の一ヶ所と言う認識はないように思え一所入魂と言うのか一球入魂と言えばいいのかわからないがなんせ感情を形容する余計な言葉なんて必要なくてただただ魂が震えた。本当はバカみたいに、バカになって騒ぎたかったけどいろいろなリスクを鑑みて心を押さえ込んでしまった。その行動は正しいのかもしれない。歯痒いしなんか申し訳ないような気がした。アーティストにも自分の心にも嘘ついてるような気がして。また心新たに自分が主役の人生にも情熱の灯をともしてくれた本当にGEZANには感謝したい。
そしてマヒトザピーポーと言う超絶素晴らしいクリエイターをこれからもずっと追いかけようと思った。新加入の宮崎出身18歳のヤクモアも必死に食らい付いていて微笑ましかった。まだまだアドリブの弱さがあったがそれは仕方がない。マヒトと言うカリスマ性のあるアーティストのもとで成長して欲しい。彼はかなり自己主張が強く厳しいと思うが(イメージ)。ついていけるだけついていければ広い視野と素晴らしい世界を魅せてくれるだろう。信じてついていけば。
セットリストが最初の数曲でもうすでにぐちゃぐちゃと言っていたのが面白かった。Ambient red、待夢、DNA辺り聞けたのが個人的には嬉しかった。次回も生きてたらどこかで会いたい。会いに生きます。
踊ってばかりの国も素晴らしかったな。神戸出身だから名前は昔から知ってたけど音はほぼ聞いたことがなかった。エモーショナルでとても気持ちが良い音だった。多分ここ数日で好きになった。今後はふとした折に聞く機会も増えるだろう。beautifulとかghostのドンドン上がってくるとことかウルッと来た。
マヒトがYouTubeでやってた対談で言ってた、どこかで見た太古の壁画を見て火を囲っている姿を見たんだよとそこではパーティーが行われてた訳と、そんな古代の時代から人はパーティーをやっててダンスしてたんだよと。人間のDNAレベルにもその記憶が刻まれていると思うと。
そうなんだよなぁ。人には音楽に合わせて体を揺すってダンスして周りの人と会話して楽しむと言うエンタメが生きていく上では不可欠なわけ。だから本当に今回のいろんな状況を鑑みて、心を抑えて音楽を楽しんだと言う自分の行為が歯痒かったわけ。世知辛い世の中になってしまったけど人生を長い尺度で考えれば立ち止まることも当然必要なので今はそういう時なんだと思って我慢する時なんだろうなと思った。
なにせよか晩だった。

27/1/2022 
GEZAN,踊ってばかりの国,No Edge
@CAPARVO HALL 鹿児島

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