霧島のヘンタ製茶さんのお茶を飲んだ感想と霧島への想い、そして朝の習慣の変化について

山のお茶は旨いと言うことで意識的に最近霧島のお茶を飲んでみようと思い、霧島のヘンタ製茶さんの有機特上煎茶を手に取った。1戦目は70〜80℃で入れると旨味がかなり強く美味しかった。茶葉自体も旨味の塊を想起させる苔のような良い香りと焙煎香ききもちが安らぐ。お茶を飲み慣れていない方だとお茶の強い旨味のこの出汁のような味は慣れなくてあまり口に合わないかもしれないが。これこそお茶の旨みだなと言う感じがする。玉露にも近いような強い旨味。


先日このお茶を購入した日当山にある西郷どん村に行った。鹿児島県内の味に拘りがありブランディングもしっかりしている商品が多く並び、ナイスなセレクトの良い売店だなと思った。霧島という地に拘り、霧島産の素材をできるだけ使用しているレストランの味も優しくて美味しかったなぁ。
自分は霧島と言う地になんだか憧れはあった。まず霧と言う字面が好き、そして霧のなんだか曖昧なぼやっとしてる感じ、ずっとそこに所在することなく時間が経てば消えていく儚さ、霧とよくセットで出てくる霞むと言う言葉も含め、これらの言葉の持つ儚さパワーがなんとなく好きなんだなぁ。この感覚を言語化する事はなんとも難しいのだが。
加えて霧島は温泉地でありたくさんの銘湯がある。いつか住んでみたいなぁと思っている地である。いろんなところで住所を書くときに霧島市といつか書いてみたいなぁとほんのり思っているのである。
そして新年に入ってからちょっと遅れて普段の朝コーヒーから朝茶に替えることにした。コーヒーはBaristaと言う機械で1〜2分で淹れれる手軽さが良くて朝の時間をできるだけ大切にしたいと思っていたのでそういうスタイルにしていたが、思いが変わり、朝の一手間を大切にすればそこから湧き上がるインスピレーションもあるかもしれないし、茶に関わる仕事をしているので勉強にもなる。今まで何故してこなかったんだろうと言うくらい。
この習慣は続けていきたいなと思う。

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