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街は人手不足

こんばんは。
昨日のお休み。夕食は背伸びしてイタリアンのお店でした。
会社の宴会らしきグループもあり混雑していました。
普通のニュースなら街に活気が戻って、お店も繁盛しています、と報じられるのでしょう。
しかし、事前に店員さんから言われていたので良かったのですが、『混雑しているので料理の提供遅れるかもしれません』とのことでした。
確かに、店員さん、調理の方、少ない人数でテキパキと動いており、よくこんなに正確に失礼もなく、サービスもよく、美味しい料理を提供できるなあと感心しました。
店員さんがバタバタと歩き廻っている姿が心にきました。
最後は忙しいはずなのにお見送りもしてもらいました。
私が同じ立場だったら、パニックになるかもしれない、そう思います。

お客様の人数や提供すべきサービスの量に対して、あまりに働く人が少ない。
自分の職場もそう。色々な人から、ホテル、旅館業界はとんでもなく人手不足ときいています。(かといって、給料はあまり上がらないですが、今日の話からはそれるので、別の機会があればにします)
そういえば、地元のバス会社も運転手不足で減便したこともあります。よく行く喫茶店もこんなに忙しくて従業員は大丈夫かな、と思うこともあります。

人手不足で残業が増え、疲労がたまり、サービスの劣化、ミスを起こし、トラブルになる事もある話です。みんな大好きな丁寧な仕事がしたくてもできない事もあります。


料理やサービスの提供が忙しいから遅れる、できないと従業員だって、言いたくありません。言わざるを得ない状況なのです。
しかし、言わないとさらにクレームや悪い口コミが来るのです。

サービスを受けたい人はいっぱいいるのに、働く人はどこにいったのてしょうか。そんな事を考えます。
給料を上げる、外国人をもっと呼ぶ、などで解決しようとしていますが、焼け石に水と感じます。

日本人全体の働き方にムラがあるのでは?
ある人は何時間も働き、片方ではのんべんだらりと過ごしているのでは?
暇な職場、業界と忙しい職場、業界との差が激しいのでは?
無駄な所に人材を置いて、忙しい部署や職場に人を移さないのでは?
定時で残業もなく帰れる人は、毎日残業で疲労困憊の人のおかげなのでは?

そう考えるのは、私だけでしょうか?

今、労働環境など日本全体で俯瞰でチェックして、カッコよくいえば人材の流動化をしやすい社会に(給料はもちろん下げずに)、社会人からでも学びやすい環境を作って転職のハードルを低くする、暇な無駄な所は(申し訳ないけど)潰して新しい所へとチャレンジしやすい環境を整える。

こういう環境を日本では、どうして作れないのかな…。そんな事を考えます。
この国は良い方向に向かっているのだろうか。オーバーかもしれませんが、そう考えたくもなります。

ぬくぬく過ごすお年寄りや、いわゆるカッコいい働き方をしている人達、なんかを優先するのではなく、現場で地味でもコツコツ働く人がより評価や輝きを得られる社会、政治、経済システム、人々の考え方、になればと思います。

真夜中の独り言のため、支離滅裂な文章かもしれません。考えの一部、エッセンスだけでも伝わればと思いつつ、話を終わりにします。



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