『裏世界ピクニック8 共犯者の終わり』/本・ホラー?
ホラー……かな?
なんか、タイトルのジャンルのところにあまり強い言葉を使いたくなかったから書かなかったけど、今作はまあ……強い百合だね!
えーと、結構間が空いてしまったので、7巻から読み返した。
前作を読んだ時に「これでエンディングかな……?」と思ったけど、本作も「これでエンディングかな……?」と思っちゃった。まだ片付いていないことは……あるか、あるな、まだ。
続きを期待して待つ!
Kindleで読んだのでページ数が出せない(あのページ数って絶対数的なものなのかな? フォントサイズとかで変わる相対的なもの?)けど、以下、とにかくいつものちょっとした引用と感想です。
読者からすると、ずっと前から空魚は鳥子の虜になってるので(これはナイスダジャレです)、おやおや空魚さん、ようやく気づいたのかな? って感じで後方で腕組みしてしまった。
ちょっと笑ってしまった。たしかにずっとキレてるな! 新キャラにもいつもぷりぷり怒ってるって言われてたしな!
本作でいちばん怖かったところはここかな。それらしい言葉でわけわからなくなるのが不穏でいいよね……。
本作のテーマでいちばんクリティカルな感じのところ。本作のこの関係に対する、めちゃくちゃ上手い言い方でグッときたよ!
マヨイガの前の暗い坂道とか、赤い人とか、霞とか、裏世界の意志的なものはこれからかな。
今回は2人の関係にフォーカスしてて、まあそれはそれでぜんぜん触れてないジャンルで面白かったけど(ラストの行為の描写とか、すごかったね! ついでにその前に失敗したところも笑ったね!)、不穏な要素も求めてるので、次作以降も楽しみですよ!
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