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2023年9月ホラー作品感想

『コワすぎ』にどハマりしてからホラー映画に目覚めたので、感想メモを追加式で書いておきます。長さ短さ重さ軽さ硬さ柔らかさ……などなどを気にせず、とにかく書き連ねておく感じで!
 ネタバレを気にしないので、見てなくて見るかもな人は気をつけてね!
 いやー、ハマったのでまあまあな数を見られてよかった! 楽しかったなー! 今後もちょいちょい見ていくつもりです。


『ミッドサマー』

 お嫁がこの頃、さかんに北欧インテリアにハマっていましてね。この映画もまあ北欧だし、いやあ美しいなあ。こういう大自然とコミュニティで癒されたいね……(死にに行くようなもの)。
 というか当たり前かもしれないけど、海外にも「未知の因習怖い」的なのあるのね。

 ずーっと不穏な感じでよい。アメリカン若者たちが軽率なのもよい。先祖の木に立ちションしちゃうのとか。オイオイオイ、死ぬわアイツ。

 これは結構まじめに言うんだけど、ヒロインはこの地で解放されたので、ある種のハッピーエンドで何気によかったなーって。お嫁も同じこと言ってた。
 周りも理解してくれるし、自分でどうにもできない大きな流れに押し流される快楽ってあるもんな。
 この前書いた『現代思想入門』の記事で引用したところを思い出した。

(引用者:フーコーの規律訓練の概念のポジティブな面として)人は規律訓練を求める。なぜか。認知エネルギーが溢れてどうしたらいいかわからないような状態は不快であって、そこに制約をかけて自分を安定させることに快があるからです。しかし一方では、ルールから外れてエネルギーを爆発させたいときもある。
 ここで「儀礼」というキーワードを出したいと思います。(中略)なんでそんなことをやっているのかその根本の理由が説明できない、たんにドグマ的でしかないような一連の行為や言葉のセットのことです。
 人間は過剰な存在であり、逸脱へと向から衝動もあるのだけれど、儀礼的に自分を有限化することで安心して快を得ているという二重性がある。そのジレンマがまさに人間的ドラマだということになるわけです。どんなことでもエネルギーの解放と有限化の二重のプロセスが起きている儀礼である、という見方をすることで、ファッションでも芸能でも政治でも、いろんなことがメタに分析できるようになります(こうした見方は文化人類学的なものであると言えるでしょう)。そして、儀礼とは去勢の反復だと言えます。

『現代思想入門』p.167-168

『犬鳴村』

「コノ先日本国憲法通用セズ」字面が強い!

 えっ、立ちション??? 違った。よかった! と思ったら歩きションだった! よくなかった!!!

 死産した子の代わりに養子縁組……!? できるのか、そんなウルトラC!?

 主人公のお母さんがすごく犬っぽい。
 このシーンで、トンネルを調べる警官たち。
「カバンですか?」「カバンだな」
 なんか面白い。なにその確認。

 後半のほうで。
 幽霊が幽霊にやられたー! と思ったらやられてないー! なんかこのシーンやたら無駄に長い気がするな……。
 ひいおばあちゃんの動きがこわ……くないな……あんまり。ここもなんか妙に長い気が……。

 正直なところ、続編が出ている(たぶんそれなりに評価された)わりに、あまり刺さらなかったよ!

『来る』

 前半のなんともいえないイヤーな感じと、中盤のまたちょっと見る角度を変えたイヤーな感じと、後半のスペクタクルと。
 見ながらううーん、と唸ってしまった。とりあえず、つまらないではなく、エグられるのがキツいってのはわかる。
 そんでもって、大作のようでチープなようで、やっぱり大作のような……深みがありそうで軽そうで、やっぱり考えさせるような……。
 とにかく迫力のある映画ではある! あと「休み明け前日には見ないほうがいいですよ」って教えてくれた軟骨さんありがとう! ほんとだねー!!

 松たか子と岡田くんにファブリーズのCM依頼が来そうだ。除霊コラボ!

 除霊シーンの映像がすごい。このシーンとヨレッヨレの岡田くんの喫煙を撮りたかったのかなあって思う。あんなにスカした感じで出てきたのに、後半ではぶん殴られてボロボロになって刺される岡田くん。

『貞子vs伽倻子』

 よくわからんけど、角川映画40周年記念作品これでいいのかな……? ともかく、コワすぎで白石監督のファンになってしまったので期待して見た。とても面白かった!!!

 展開めっちゃ早い! 2体のラスボスが出るからなあ、ゆっくりやってられないのかな!
 なんなら貞子も2日でやる! 令和の貞子はタイパに優れる!

 女子高生ってタロットやるのかな……まあやる人はやるか……やるか??

 呪いのビデオ追いかけてる先生、だいぶやべえな! 興奮して見ようとしてるよ!
「……あった! あった! 本物だよ!!!」
 大興奮!!!
「君は絶対見ようなんて思うなよ。全員死んだら生き証人がいなくなるから」
 理由がひどい!

 いじめっ子たちのバッグが有名学習塾のやつ風。やつらを呪怨ハウスに誘き寄せて復讐だ!

 おっ、霊能者がいる世界! 除霊でたくさん水飲まされるの大変だな……! なんかこういうのありそうね。
 その後張り手! 友達が「ちょっと……!」って近づいてきたら友達にも張り手! 荒れた絵面だ! さすが白石監督!(ファンの思い込み)
 なんやかんや、霊能者の弟子が速攻やられて先生が「すごい……!」って興奮する。
 って先生死んだ!? この人は(イカれてるから)生き残ると思ったのに!
 霊能者がコンビで来た! ああーーーこれかーーー! なんかちょっとだけ知ってたわ! キャラ強いわ!!! ネオ様っぽいわ!

 髪の毛を袋にしまうシーン、なんか見たことあるやつだ!

 おっ、アイドルのシャワーシーン!(顔をぜんぜん濡らさない)

 貞子と伽倻子が戦うというか、生贄の奪い合いなのね!
 前に貞子、後ろに伽倻子! 伽倻子が先制攻撃! だが貞子が優勢か!(キャッキャ)

 などと観戦していたら、ウワー! けいぞうやられたー!
 あ、あれ、混ざって強くなった……?
 大・失・敗!!!

 ……なにこの歌?
 聖飢魔IIで「呪いのシャナ・ナ・ナ」でした!

 えーと、見てる途中で、サウンドノベルゲーム『428』のことを思い出してて。
 製作陣にもファンにもリングシリーズに思い入れの強い人たちがいるだろうし。それは呪怨シリーズも同じだろうし。
 そこに第三者(監督も霊能者も)がひょこっと出てきて、解決したらすごい反感買わないかな……? って心配してたんだけど……大丈夫だった! これは大丈夫だった!
 いやー、面白かったな!

『この動画は再生できません』シーズン2

 これもドラマシリーズ。シーズン1はホラーにハマる前に見たけど面白かった。

 幽霊続投!
 アッサリと4話で終わってしまったけど、あれ、シーズン1も短かったっけ……? 調べたらふつうに10話とかあったわ。
 古いビデオテープの話がよかったなあ……。気味の悪い話かと思ったら意外にもさわやかな話だった。
 映画化するそうなので楽しみだね!

『心霊マスターテープ』シーズン1と2

 ドラマシリーズ。面白かったな。

第1話
 たくさん監督が出てきて、ジャンル一年生なので目が泳ぐね。アシスタントに女の子を入れるくだりが生々しくて面白かった。

第2話
 町田だーーー!!! 町田から深夜バスあるの!? これはフェイクかなあ……? それとも知られざる町田世界かな……?
 あーーー! 個人情報誌あったねえー! 黒い歴史が甦りそうなので急いで蓋をしました。
 知られざる心霊世界を見る監督たちがどよめくのが面白い。

第3話
 甲府事件?

 どちらが先に気づいたか言い争う二人。カメラマン(井川さん)のクセが強い!

第4話
「信頼して頼っています」だって。よかったね!

 やっぱりカメラマン(井川さん)のクセが強い! なんで暗い部屋で待機してるのおー!
 応援に来た人たちのイケイケがすごい!
「中入ったほうが早い」とか言って突入しちゃう。イケイケ!

 日本の年間行方不明者数そんないるのか……! と思ったら調べたら大多数はなんらか解決してるらしい。わからないのは2〜5%くらいだそうで、8万人が母数だとしたら、1600〜4000人くらい。多いのか少ないのか……。日本国内で1日に5〜10人くらいは行方不明になりっぱなしと考えると、かなり怖いのかな……。

第5話
 ついにビデオが見つかる!
 クセ強カメラマン(井川さん)の部屋に、ついにカメラを持つ男が……! でもほっとかれる!!! ひどい!!!
 ほっといて知られざる心霊世界を見始める東京のメンバーたち。ナレーションが入っていることに漏れる笑い。ひどい!
 ビデオテープが絡んじゃって揉める一同。
「機械に強くないのに先陣切って行かなくてもさ」
 ギスギスが怖い!! しゅんとしてメーテレくん人形を抱いてるよ!
 あと、ベリーマグナムの元経理の人が、ベリーを食べているシーンが気になりました。

第6話
 アシスタントの子がすごい活躍! 有能!
 梅沢の家に謎の携帯がたくさんあるの怖すぎる! 梅沢がヤバすぎる!!!
 恐怖を求める視聴者と暴走する心霊ディレクターの共犯関係……なるほど……!
 ところでお嫁が、本作に「『コワすぎ』のスタッフが出てくる」って言ってたんですけど、最後まで出てこなくてそれが怖かったな……。
「なにかで聞いたの! 出てくるって!」
と言うんだけど……なんなのその情報……。
 と、思ったら『心霊マスターテープ2』があって、そっちに出てるらしい。あーよかった。怖い話かと思ったよ。

S2第1話
「何かとリーダー格になろうとする井川」
 笑わせてくる! と思ったらすぐギスってきた!「古賀さんがいないほうがやりやすい」杉本さーん!
 イカれた人が襲ってきたと思ったら、コワすぎの2人で笑ったよ!

第2話
 コワすぎじゃなくてヤバすぎになってた! なんでだろう……。獅童さんと市山さんになってた。
「この業界で失踪するとは死を意味する」という言葉に、「保険入れなさそう!」と思いました。

第3話
 やっぱアシスタントの子、アップの映像で綺麗だからすごいんだな……と急に思ってしまった。
 井川さんがマジで役回りが笑う。
「情報漏洩を一番覚めていた井川」
→情報を漏洩してました!!!
「俺たちがNot Foundだ!」「杉本、説明して」
 なにこのシーン!

第4話
 ヤバすぎスタッフは、呪いの写真がスマホに入ってたら解約しちゃうのがさすがだね。着信アリでも早めのこの対応が必要だった(たぶん呪いの力でどうにもならない)

 獅童さんの「なあいいかお前ら、今日から俺の仕切りで動いてもらうからな!」
というありがたい言葉に一同意気消沈。
「これは『ヤバすぎ』の劇場版として発表するからな!」
「お前らの作品、全然面白くねえんだよ!!!」
「調べるってこういうことだよ」「勉強になります」
「ホラー映画のセオリー。重要なものはラスボスの家にある」
 獣がやりたい放題……!!!
 というかやっぱ劇薬だよこの人!!! 影響がデカすぎる!!! 全部獅童さん(工藤さん)の味になっちゃう!!! コワすぎ見てない人はしんどいのでは……? そんな人はそもそもこの作品を見ないのかな……???

 いつものように人を先に行かせる獅童さん。
「俺があんな上司じゃなくてよかったでしょ?」「いやー……どっこいどっこい」

「Not Foundってどういう意味なんだろうな?」「意味的には見つからないですけど……」
「ダメじゃねえかよ! お前!」

 やっぱりスパイス的な立ち位置のヤバすぎの2人はそうそうに退場しちゃったかな!?

第5話
 千里眼で念写してインスタにあげるって、めちゃくちゃシナジー強いな!!! SNS時代の上手い呪いだ!
 古賀さん急にどうした! 生き延びたら付き合っちゃうパターンじゃない!?

第6話
 井川公太郎「※無傷のまま離脱したスタッフ」ひどい!

 なんか最後いい感じに終わったけど、アレ、ふつうに結構死んでたよね? ニコニコの生中継は面白半分で呪いと関わったというのでまあなんかわかるし、ヤバすぎは進行に支障が出るから排除したと思うけど(ひどい)、古賀さんとかは……?
 まあでも全体的にとても面白かったですね!!!

『着信アリ2』

 その後の世界線で、刑事が被害者の口の中にアメ玉があるか確かめている。
 やっぱり前作、生放送中に死んじゃってるんだな! 霊障が日本中にリアルタイム発信……! こりゃ世界が震撼するぞ!

 台湾に行く関係でタイムリミットが前作より長めの3日間なのかなー、とかのんきに考えてしまった。

 しかしみんな携帯を握りしめて死んでいく……! 携帯依存が激しい……!

 お約束とはいえ、なんで炭鉱で別行動するのー! 台湾まで来たのに「ちょっとここで待ってろ」はないよおー!
 炭鉱のシーン、えっ……瀬戸朝香戻ってきた!? なんで!? そんでまた行くの!? ええっ??? ご近所なの!? とか混乱してしまったが、さすがに違ってたのでよかった!(よくはない)

『着信アリ』

 ふつうにかなり怖い。
 ほどよくグロさもあり、ショッキングなシーンも多数、溜める怖さもジャンプスケアな怖さもバンバン見せる怖さもあって、これは名作なのでは……?

 いまから見てみると、みんなこぞってガラケー使ってるのが不思議だなあ……。きっとスマホも不思議になるときが来るんだろうな。
 ついでに時代でいうと、みんなすぱすぱタバコ吸いまくるなー。あと、時代的に(?)おっぱいが出ている……! 死体だけど。

 序盤の堤真一、思わせぶりがすぎるな! なんなの、忍者かなんか?

 呪われた吹石一恵、友達が集まってきて口々に「念のためだから」とアドレス帳から自分を削除するシーンはなかなかのホラー! 孤独……!
 そんでもって吹石一恵が特番になっちゃう! 悪趣味が過ぎる!!!
「生きてスタジオから出ることは出来るのか?」
 昔はこんな番組よくやってたな……やってなかったな。

 特番で霊能者が吹っ飛んだー! とキャッキャしてたら、吹石一恵がとんでもなくエグい死に方に! ネジ切れ死!!!
 ってか生放送どうなったんだ……。警察も見てたんでしょ……。吹石一恵と同様に、テレビ局のお偉いさんの首も飛んだかな……。

 柴咲コウの実家がホラーハウス! すげえいやな感じ!

 怨念の根源っぽい家族、水沼家が住んでいたマンションが仄暗い水の底からっぽい暗い雰囲気……ベランダのカラスが怖かった! めちゃくちゃビビった!!!
 さらに、意味ありげに不穏なビリビリに破られた家族写真を復元している緊迫した空気の中、背後でいきなり吸入をカシュってしないで!!!!! 怖すぎんでしょ!!!!! なに考えてんの!!!!! ばか!!!!!

 菜々子ちゃんのぬいぐるみから例の音楽が流れる……! えっ、子ども番組でこんな不気味な曲が流行ることあるのお!?

 少し前に移転した病院、こんなに一気に廃墟感出ちゃうことあるのーーー!? 世紀末モヒカンチームが拠点にしたのーーー!?
 ここでは、「ホルマリン赤ちゃんのプレゼントは要らないですよーーー!!!」とばかりに投げ捨てたシーンが印象的だったな。
 あと、ぼやけた妹が出てきて「人の数だけ空があるんだよ」って言われて困惑。こんな場面でポエムかよ!!!

 無事に帰ってきたのか……? というシーン、ドライヤーの音に紛れて例の音楽聞こえるのいやーな感じだったな!
 そのあとも「ユミ、大丈夫か!?」のリピートがイヤすぎる! そんでもってここで覗き穴か! 初っ端からの伏線がここで大きく回収された! 怖いけど上手いよ!

 最後にまたおっぱい出たね(堤真一)。

『リング0 バースデイ』

 いやー、貞子の顔が良すぎる。顔が良すぎるな! ついでに音響と小道具の人が劇中の役者たちより顔がいい(しょうがないでしょ!)

 光の貞子になる可能性もあったのになあ……と思ってしまう。リンチシーンがとてもキツい……なんてこと……。
 んでもって、高い回復力のせいであんなことに……上のロッジからイケイケ学生の陽のオーラ&性の営みが聞こえてきてつらかったろう……。

『リング2』

 貞子、上のロッジからイケイケ学生の陽のオーラが出てて、大変だったろうなあ……(余計な心配)。

 中谷美紀だいぶ雰囲気変わったなー。というか『らせん』がエキセントリックなだけかな?
 そういえば前作にも出てきて彼女がイタズラした謎の数式、ちゃんと数式してるのかな? 適当ってことはなさそうだけど……。

 深田恭子! 若い! すごい! 時代!
 入院してる子がめちゃくちゃ眉毛整ってることにお嫁が文句を言ってた!

 お医者さんウキウキしすぎてない? 変なやつだと思われてたとか言ってて納得しました。
 心霊写真に映る、「貞」の一文字はどうだろうか……? ちょっと面白くなっちゃってない……?

 中谷美紀、灰色の服着がち。何着あるのよ灰色のカーディガン!

 謎の実験が始まって、すごくマッドサイエンティストっぽい! 病院にこんな設備が……! 念写が始まる、恐ろしいは作れる……! モニターが爆発して、「ウワー! モニターが爆発したー!」って思ったよね。

 深田恭子の貞子化シーンは怖いね……と思ったら貞子の型を写真撮影するシーンのほうがもっと不気味だった……! 貞子の型、もう呪いがすごそうだ。

 終盤の実験で、めちゃくちゃ機材持ってくる! これが医者の権力か……! って感じいりました!

『仄暗い水の底から』

 これも結構面白かった。

 いやー、ゲリラ豪雨かなってくらいの雨がずっと降ってるな。
 新居の内見に来ただけで不穏な環境音がしててひどい。エレベーターでOBKに手を繋がれてひどい。すごくびしょびしょマンションでひどい。住み込みの管理人愛想悪すぎてひどい。ここはやめたほうがいいよ!!!
 ただ犬が飼えるっぽいな……いいな……。ワンチャン……飼いたい……。

 管理人のおっさん、「子どもはいま1人も住んでないですけどねえー」と、届けられた落とし物バッグの中身をざばーっとひっくり返す。ひどい。やっぱこの物件はやめたほうがいい。
 とかずっと思ってたら、すぐ雨漏りしてるじゃん! 本格的にやってられません! これ早く管理会社に対応してもらわないと……。
 水道水(だったっけ?)に髪の毛が入ってたり、エレベーターが謎に汚れてたりしてわすぐさま不穏……! そしてなにより管理人の対応がクソすぎる!!!
 転入先の幼稚園だか保育園、見にきたら目の前で園児が先生2人にめちゃくちゃ詰められている。最悪な新生活の滑り出しだよ!
 しかし園長先生、話の仕方がヘタクソすぎない? 「うちの園児が行方不明になったんですよ」って、そんな感じで言うこっちゃないよ!

 幼女がいろいろとアレだな、時代……!

 それにしても黒木瞳がしんどい展開すぎてつらい……。
 時間が進んで、もう雨漏りってレベルじゃないよおーーー! 上のお部屋見に行ったらびしょびしょにもほどがあるよおーーー! 天井から水落ちてるけど、さらに上もあるんかな……? 弁護士に部屋の相談したほうがよくないかな? とか思ってたら弁護士が頼りになる映画でした! よかった!

 管理人のカミヤさん、ほんとにちょっとさあ……しっかりしてくれません??? なんかムカついてきましたよ!!
 もうこれマンション管理の問題だよ!!! 腹が立ってきた!!! マンション管理の啓発映画みたいなもんだよ!!! 結局管理が悪いから廃墟マンションになっちゃったじゃん!!! マンション管理はしっかりしてください!!!
 一定以上の規模のマンションは、年一回総会で見るべき映画だな!

『きさらぎ駅』

 結構お気に入り。

 FPS視点がゲームっぽいなーと思ったら、わりと全編通してそういう感覚だった。2周目がRTAっぽいし。予習済み初見です、よろしくお願いします!

 ガラケー動画もパタっと閉じて「さっ、行こ!」
 カップ酒落とすのを止めたら飲んじゃったの、やっちゃったね!
「祭りの音みたいなのが「その話いまいいですから!!!」ひどい。
 彼氏を躊躇なく刺す! 強い。BGMまでふざけてきたんですけど!
「ちがうちがう、このおじさんアレだから!」みんな引いちゃったね……そうでしょうね……。

 でも、無双かと思ったのに……騙されてたー! オチもよかったな!

『アナベル 死霊館の人形』

 アナベル人形、誕生日プレゼントだったのか! これをもらうのいやだな!!!
 プレゼントの箱から怖い人形が出てくると思ったら、やっぱり怖い人形が出て来たよぉー!!! でも喜んでる!!! これは、いいものなのか???

 人形を揺り椅子に置くのやめてえー! ぜったい動くよおー! 動いてるよおー! 止まるよおー!!!
 ミシンが怖いよおーーー! 火事も怖いよおーーー! お化けも怖いよおーーー! なんか、出産でうやむやになったけど!!!

 引っ越し先でも怪異が……! 怖い……! そして間に合わせの家なのにすげえ広い……!!!

 神父だか牧師だかがやられたー! 聖職者ーーー!!(神父だった) 何気に生きてたけど!

 いちばん怖かったのは、人形をベビーベッドに打ちつけてると思ったらアカチャンだったっていう幻覚かな! あそこめちゃくちゃいやよね! あとミシンで指やっちゃいそうになるところね。実際にやっちゃうところより、それまでのほうが怖い……。

『死霊館』

 塞がれた地下室にマッチ一本で突入、蜘蛛の巣を素手で振り払うお父さん、強い。「励むぞ」って言ってたからなあ……もう5人いるのに、性的な意味で強い。
「昨夜なにしたの?」「うわあ痛そうだなあ、それ僕が?」性的な意味で強すぎる!

 音が怖すぎるんだよ!!!(ブチギレ)
 階段のシーンね!

 しかし家が呪われるのは厳しいなあ……生活とかお金とかあるから……。考えたら洋風残穢じゃん!

 ホラー映画ってすぐ吐くの? 他のジャンより吐きやすいかな?

 警官頼もしいなあ。2階が息が白くなるくらい寒いのに、袖まくってるよ。頼もしい……。あの人ラロ・サラマンカに似てると思ったけど別人だった!

 呪いの品を集めるの自宅じゃないほうがいいよおーーー違うところに部屋借りようよおーーー!

 ホラーって怖いだけでもとりあえず成立するから強いなー。その上でストーリーも面白かったら牽引力すごい気がする……。ジャンル一年生の感想です。

『らせん』

 手首の筋が苦手なんだよ! 筋ばってるところをぶちぶちと切るかと思うと……ひええ、怖すぎる!!!
 中谷美紀、恋人だったのか! 教え子に手を出したんかー! まあ、大学ならいいのかな……いいのかな?
 松嶋菜々子死んでんのかい! 子どもも死んでんのかい!
 松重豊、咳き込んでるよお……コロナかな?
 貞子がエロい! 貞子ってエロかったのか!!!
 佐藤浩市が嘘みたいな音で殴られたシーンはちょっと笑った。その直後の、車中で会話してる時に前見ないで運転してるシーン怖い! ホラーが強すぎる!!
 なんか……BGMがトレンディだなあ、と思ってたら突然のメイク・ラヴ……トレンディ……。

 コロナかな……? なんて書いたけど、コロナと呪いの関係を宗教学とか文化人類学とか民俗学とか、なんかわからんけどその辺と関連させて真面目に論じたものとかあるんじゃないかしら。
 ウイルスが適当に宿主を利用するのと同様に、貞子もそんな感じなのかな……。
 なんかこの作品は今見てよかった気がするな。キッズの頃に『リング』から『らせん』を見てたら、ぜんぜんピンと来なかったと思う。
 ホラーって結構、ジャンル横断的なのかな……考えたらもうほんと……何年前だったか、『パラサイト・イヴ』を読んだ記憶がうっすらとあるんだけど、アレもSFホラーだったような……。うーん、ジャンル1年生を満喫してるなあ!

『リング』

 松重豊が若い……!!! 考えたら松嶋菜々子あんまり変わらないのがすごい。
 子どもが立ってるだけで怖いよー。この子も今じゃもう32歳だって……怖いよー。
 真田広之もめちゃんこ若いなー。中谷美紀も若すぎるー。
 年齢の感想ばかりだ!!!!

 貞子出てくるところを見て、おお、これが有名なシーン……! ってなっちゃう感じがあった。というかお嫁に「なんで今まで見ずに来れたの?」と不思議がられました。自分でも不思議です。いろんな世界を知らずに狭く生きてきたのかなあ。

 最後おじいちゃんに見せたかな……子どものためにやっちまったかな……。

『残穢』

 結構お気に入りの作品になった。
 邦画ホラー見始めたばかりで言うこっちゃないかもしれないけど、わりと声が聞き取りやすいかな?
 建築科の子がPCでなんかやってるけど、なんか……なんか……ねえ。
 和室の、灯りを、点けなさい!!!
 お隣さん、挨拶のとき近すぎない?

 話の筋が面白かったなー。呪いの原因がある程度わかるけど、伝播の仕方がハチャメチャで、佐々木蔵之介のほうの編集者が、かなりなトバッチリでかわいそうだったね……。

『カルト』

 なにが怖いって、カルトのおっさんが無造作に呪物を放り込んでくるところ。アレがいちばんゾッとしたな。気持ち悪い!
 なんかいろいろあったけど、ネオ様、机に座ってる登場シーンから笑いました!
 まさかの「本当の戦いはこれからだ」エンド!

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