iOS_の画像__3_

『CMC_Meetup』に学ぶ、参加者を巻き込むためのイベント仕立てについて

先日、コミュニティマネージャーのコミュニティである『CMC』のイベント に参加してきました。

コミュニティを学んでいる人たちのためのイベントということで、相変わらずすごい熱気だったわけですが、『アウトプットするまでがイベントですよ』というメッセージがあって、確かにそうだよねと思ったので、大事だなと感じたことをポイントを絞って紹介したいと思います。

■イベント参加者をお祭りに巻き込むためのしくみは大事

こういうイベントにいくと大抵は、登壇者と参加者という立場があって場が成り立っていくものだと思うのですが、CMCでは参加者をイベントというお祭りに巻き込んでいくためのしくみがあります。

ずばり、#ハッシュタグです。

イベントの初めにハッシュタグを紹介したら、司会は必ず、そのタグでツイートをしてもらうように促していきます。これですね~ある程度の人がツイートするまで司会は進行を止めちゃうんですね。そうするとさすがに参加者はスマホを出して、動き始めます。

ハッシュタグって僕はお祭りに参加するためのチケットだととらえていて、これを使うことによって参加者は輪の中に入っていけるような感覚を得ることができます。

そして、タグを使うとほとんどの人は、他の人がどんなツイートをしているか気になって見に行きますよね?その時にツイートが盛り上がっていたらさらにこの祭りにコミットしていこうという気持ちが高まり、イベント全体の温度も高まります。

このときコツがあって『イベントが始まる前から運営側はタグを使い始めること』が大事。そうすれば、参加者は初めて投稿したときにもすでにたくさんのツイートが見つかる状態になります。この『仕込み作業』は大事だなって思います。

ちなみに当日は100人くらい参加者が来られていましたが、ツイートが盛り上がってあっという間にトレンド入りしました。

こうなると、登壇者の話を聞きながらTVの副音声のようにツイッターで参加者の意見を拾ってダブルで楽しむことができちゃったりします。同じ話を聞いていても感じることは人によって全然違うよね~っていうのが味わえるところもツイッターとハッシュタグの良いところかもしれません。

■参加者に当事者意識をもたせるために『発信する側』になってもらう

イベントは参加者が前のめりになって参加してくれると盛り上がりますよね。そのための工夫として、CMCは参加者にも発信する側として登壇する機会を与えるという方法を取っています。LT(ライトニングトーク)という場をつくり、一人5分間で5人くらいのトークをまわしていく、そうすると参加者が運営側の意識を持って参加してくれるので自然に熱を高めることができ、結果、場に対してのロイヤルティがUPするという効果もあります。今回登壇されている方たちは、みなさん思いが強くて学びがたくさんありました。

■100回の参加より1回の登壇

これはLTで登壇された方からの名言。たった5分でも聞いている側にいるのと発信する側にいるのとでは世界の見え方が変わってきます。コミュニティを運営する上ではたくさんアウトプットをして、フィードバックをもらいながら改善を繰り返していく姿勢が大事だなって思いました。アウトプットファーストという言葉は共通言語になっていますね。

今回のイベントは運営の方からも、登壇者の方からも学ぶことがたくさんあり、とても刺激的な時間でした。(仕事の都合で懇親会まで出られず残念…)次は懇親会まで参加してもっとたくさんの方とお話ししたいと思います!

登壇者のみなさん、運営のみなさん、おつかれさまでした。

========================

いつもnoteを読んで下さりありがとうございます。

毎週記事は更新していきますので

また続きを見ていただけたら嬉しいです。

なお、僕のツイッターは @kawahao です。

日々のコミュニティプロデュースの学びを発信しています^^

========================

頂いたサポートは、次に記事を書く時のアイス代にしたいと思います!