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A級順位戦波昂し お化け屋敷でクリスマスデート

佐藤康光が陥落したって?? 
え、それって2年前の話し???
驚いたねえ。
ありゃあ早熟かつ晩成の類稀なる将棋指しだと想っていたが、一秒間に1億と3手先を読む佐藤をもってしてB1へ陥落とは隔世の感至れるかなだ。

あれ、、そもそも、、、
羽生善治の名前がAクラスに見当たらないが、
これって将棋連盟サイトがサイバー攻撃受けてる系統の話しだろうか、壮大なバグないしドッキリをオレ或いは日本将棋連盟は今まさに受けているのだろうか。

そんなこんなで、
およそ20年間ろくすっぽ将棋界隈を観ていなかった男が、2024年度の将棋A級順位戦を鳥瞰しよう。

佐藤天彦が振り飛車の十字架を背負う時代


2024年度・第83期A級順位戦参加メンバー
渡辺明 豊島将之 永瀬拓也 菅井竜也 稲葉陽
佐藤天彦 佐々木勇気 中村大地 千田翔太 増田康宏

2024年度第83期になるのかな?
A級順位戦のメンツをいま改めて観ている。
うーん、なんといっていいか・・・

渡辺明と佐藤天彦以外はよく解らんねえ。

あまり知られてはいないが、佐藤天彦は奨励会のじぶんに四間飛車を重宝しており、プロ入り後の処女作が四間飛車の戦術指南書だったほどだ。
だから昨今、佐藤天彦が公式戦で何かに取り憑かれたように四間飛車を連採しているのは合理的かつ時代の要請にかなうものなんだよ。

その佐藤天彦の処女作たる四間飛車の戦術指南書。
その内容がこれまた興味深い。
四間飛車が主人公の書籍であるにも関わらず、
押し並べて四間飛車ないし振り飛車不利の結論で終わるという、当時のメインストリームであった鈴木大介主義とは真逆も真逆のコンテンツとなっているんだ。
それを読んで、佐藤天彦って生真面目な人なんだろうなって想ったもんさ。



お化け屋敷の時代

それにしてもだ。
A級順位戦から羽生世代の名前が一掃されてしまった。
いまだに日本将棋連盟がGAFAないしMATANAからサイバー攻撃受けてる説を払底できない。
それくらいオレ世代にとって、羽生善治とその頼れる仲間たちは絶対的な存在だってことさあね。

そんな羽生世代の中でも一際輝いたのがお化け屋敷こと屋敷伸之だ。
羽生と屋敷、
この世代には天才が2人いると称されていたのだが、プロ入り後さきに精彩を放ったのは屋敷だった。
若干18歳であの中原誠をぶっ倒して棋聖位を奪取。
これも驚いたねえ。
いみじくも早逝したシンガーソングライターたる尾崎豊の「17歳の地図」がロングヒットを記録しており、当時17歳界隈での活躍が目立っていたんだ。
あ、言い忘れていたが、屋敷伸之はその何が飛び出してくるかさっぱり分からない棋風から「お化け屋敷」やら「忍者屋敷」の異名を頂戴するようになっていた訳よ。




十で天童、十五で才子、20歳過ぎたらC級棋士

屋敷伸之は棋聖のタイトルをすぐに失冠する。
確か森下さんの挑戦を一度退けた気もするが・・・
いや正確を記せば、オレが森下卓九段の書籍を読みつつ棋譜並べをしていたらば、森下卓九段が「こんな受け潰しをしてしまったから屋敷くんを怒らせてタイトル戦でコレデモカとフルボッコにされた。屋敷マジでやべえ」ってな記述を見た覚えがあるんだ。
森下九段もタイトルを結局取れんかったが、この人は誠実すぎて尚且つ面白すぎるんだは。

棋聖位を若くして奪いつ奪われつした屋敷伸之だったが、20歳を過ぎるとその実力を如何なく発揮してA級に定着・・・しなかった。



キャリア・オールラウンダーお化け屋敷

屋敷伸之がA級棋士にあがったのは、なんと2011年であり40歳ギリギリでA級棋士として活躍し始めたのだ。

18で棋聖タイトル獲得。
40にして初のA級。
こう見てみると、早熟なのか晩成なのか、天才なのか苦労人なのか、さっぱりわからないのだが、まあ両方を併せ持つキャリア・オールラウンダーなのだろう。



クリスマスデートに怒れる169人の将棋棋士たち

2024年度・第83期A級順位戦参加メンバー
渡辺明 豊島将之 永瀬拓也 菅井竜也 稲葉陽
佐藤天彦 佐々木勇気 中村大地 千田翔太 増田康宏


なんのハナシをしていたかといえば、A級順位戦のメンツを一望し今期の展望を語ろうではないかいう趣旨ではなかっただろうか。
しかも20年ぶりにまともに将棋界隈を観たオレがだ。
ここでこっそり自己紹介しておくと、
オレは「観る将」としても「指す将」としてもどうにも隅っこにいて中途半端だから、ええいっっっと「書く将」として活動を始めたって訳よ。


そこでこうして今期のA級棋士を再び精査しているわけが・・・
・・・・・・・・・いたじゃないか・・・・・・・・・

2024年度・第83期A級順位戦参加メンバー
渡辺明 豊島将之 永瀬拓也 菅井竜也 稲葉陽
佐藤天彦 佐々木勇気 中村大地 千田翔太 増田康宏

おめえか、
おめえだろ、、
クリスマスデートしやがったヤツは。
隅っこにこっそり隠れていやがったから、初見では気づかなかったぜ。

世事に疎いオレだけれど、知っているぞ。

2023年つまりは昨年のクリスマスに行われたウェブ連動型将棋企画にて、

「今日これからクリスマスデートするんですよ」

とかなんだか抜かしやがったお前だろ。

その後の席上対局みたいなやつで、あのあるまじきノロケに対して怒りに怒り狂う山崎八段が温めに温めて温め抜いていたトッテオキノ新手を放ってフルボッコにして全棋士を代表しおめえを血祭りにあげていた。

あれは爽快だった。
悪の栄えた試しなしだ。



ABEMA包囲網

さっき話題に出た謙虚の塊・森下卓九段の弟子のくせに、およそ謙虚さとは程遠いキャラで売り出そうと画策しているだろ。

矢倉は終わっただと??
おめえ話題作りのためにわざといってんだろ???


将棋棋士は表向き温和な人物が多いから表層上はピンフでいられるが、今年度は残り169人の棋士がくまなく潰しにくると想ったほうがいい。
いや169人の棋士よ、是が非でも潰しにいけ。

こういうのを、20年以上前の刑事ドラマでは次のように云ったんだ。

「君は完全に包囲されている」




降級note

2024年度・第83期A級順位戦参加メンバー
渡辺明 豊島将之 永瀬拓也 菅井竜也 稲葉陽
佐藤天彦 佐々木勇気 中村大地 千田翔太 増田康宏

A級棋士の中から毎年2人の降級者が出る。
過酷な戦いだが、降級者はほぼほぼ2人出る。
大昔、升田幸三は特権みたいなのに胡座かいて休場扱いで降級しなかったらしいけど、下っ端のおめえは違う。

君は完全に包囲されている、、だ。


しかもクリスマスデート発言で怒っているのは棋士だけではない。
それは表層的な物事の捉え方であって氷山の一角に過ぎないのだ。
ここにイカレてるじゃなくて怒れる男がもう一人いる。
しかもタチの悪いことに、少年週刊ジャンプを読みに読みすぎた男だ。

そういう時代背景的なものもあって、
『DEATH NOTE』(デスノート)も10万回は読んだ。
だから、
だからこそ、
怒り心頭に達した時は怖い。
気に毒なことだが、相手が悪かったな。

ここに隠し持った降級noteにおめえの名前を完全に書き連ねた時、
おめえのA級棋士人生は矢倉よりも先に終・わ・る。




降級note

増田

この者ないし組織は完全かつ最終的に降級することとする。


あと少しですべてが終わる。



旧将棋界の一番長い日

2024年度・第83期A級順位戦参加メンバー
渡辺明 豊島将之 永瀬拓也 菅井竜也 稲葉陽
佐藤天彦 佐々木勇気 中村大地 千田翔太 増田康宏

A級順位戦最終戦は将棋界の一番長い日と形容されていたけれど、最近じゃあ流石に手垢に塗れ過ぎて使われなくなった死レトリックだ。

ここでは便宜上、
A級順位戦最終戦(旧将棋界の一番長い日)とでも云おうか。

そのA級順位戦最終戦(旧将棋界の一番長い日)を待たずして、おめえはB級への出戻りが決定的になるのだ。


降級note

増田康、、

この者ないし組織は完全かつ最終的に降級することとする。
罪状:宮仕えたる将棋棋士としてあるまじきことに、衆人環視白昼堂々とクリスマスデートを宣言した。これ人面獣心の所業であり降級処分を妥当とここに判断する。


さあ、あと一文字で終焉だ。
ここに隠し持った降級noteに、おめえの名前を完全に書き連ねた時すべてが終わる。
クリスマスの不用意な一手にて、一生祟られることになるのだ。



降級noteの洗礼一閃

3000文字を超えたことだし、引導を渡す時が来た。


降級note

増田康、

この者ないし組織は完全かつ最終的に降級することとする。
罪状:宮仕えたる将棋棋士としてあるまじきことに、衆人環視白昼堂々とクリスマスデートを宣言した。これ人面獣心の所業であり降級処分を妥当とここに判断する。
なお之は高度に政治的な判断であり最高裁の判決を待たず措置が施行されることを付記しておく。


議論すべき時は終わった。
クリスマスデート問題は演説や多数決ではなく、ただ鉄と血によってのみ解決される。
それはいまどき物騒だから筆の力で解決させる。


最後に、
筆を一閃させて、このコラムに終止符を打とう。
おめえとは長い付き合いだったがこれでお別れだ。

30年来の付き合いだったがこれでお別れだ。




祈るべき神を持っているのならば祈るがいい。


逝け、
忌まわしき過去と共に。



これが長年にわたる関西の怒りだ。












降級note

増田康、、

この者ないし組織は完全かつ最終的に降級することとする。
罪状・宮仕えたる将棋棋士としてあるまじきことに、衆人環視白昼堂々とクリスマスデートを宣言した。これ人面獣心の所業であり降級処分を妥当とここに判断する。
なお之は高度に政治的な判断であり最高裁の判決を待たず措置が施行されることを付記しておく。


 ガンバ大阪

事由:マグノ・アウベスの祟り

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