『人が嫌いになった時に』
クラスの同窓会で、苦手な人は何人くらいいますか?
同窓会に行けば、クラスで一人や二人苦手な人は出てくるのではないでしょうか。合わないタイプがいること自体は、自然なことだと思います。自分も合わない人は何人かいます。年が経つにつれ、苦手な人相手でもそれなりの会話ができるようになってくると思いますが。
コミュニティに属していると、特定の二人、合わない人同士というのはどうしても出てきます。飲み会で、「○○さんは合わないから出来るだけ接触したくない」などということが出てきます。最近はSNSで発信する人も増えてきました。自分の周りだと女の子に多いのですが、性差はあんまり関係ないかもしれません。そこでちょっとした疑問がありました。
疑問① 「そりが合わない=嫌い」なのでしょうか
疑問② 人を嫌いになる瞬間ってどういう瞬間でしょうか
疑問③ 好きな人を増やすためにはどうすればいいのでしょうか
疑問① 「そりが合わない=嫌い」なのでしょうか
そりが合わないとはかなり抽象的で主観的な表現です。そりが合わないという言葉にはネガティブなイメージはあります。しかし、会社などではタイプが違う者同士の方が、新しいアイデアが生まれやすいということもよくあります。そりが合わなくても、仲良くやっていけることはできるのです。自分は、そりが合わないというのは嫌いに直結しないと思っています。もっと言えば、
「嫌い」と言ってしまった時点でその人との関係は終わり
だと思いませんか?
Aさんのことが嫌いと自分の中でレッテルを貼って仕舞えば、楽です。これ以上関係を持たなければいいのですから。ただし、Aさんから恩恵を受けることも今後ありません。よっぽどのことがない限りAさんと良好な関係を築き直すことは難しいでしょう。嫌い、と明言することは、もっとも楽ですがある意味では非常にもったいないことなのです。簡単なことでは嫌いと言わないこと、をお勧めします。
疑問② 人を嫌いになる瞬間ってどういう瞬間でしょうか
では、どういう時に人を嫌いになるのでしょうか
嫌いな人を思い浮かべてみてください(もしいれば)
どうして嫌いになったんですか?
■嫌いになる状況〜ハラスメント系〜
例えば、ハラスメントを受けていたとしましょう。嫌いになるのは容易に想像できます。もう少し深掘りして考えていきたいと思います。
ハラスメントには何十種類もありますが、基本的には嫌がることを強要する行為です。想像力が不足していたのか、無知だったのかは分かりませんが、NOと言えない状況を作り、本人の意思とは沿わない行為を強要することです(代表的なのはセリーグとパリーグ。あ、セクハラとパワハラです)
ここでのポイントは、①繰り返し②嫌がることをしまった場合です。もちろん一発退場のパターンもあります。パワハラを行ってしまう人は、「想像力が不足している」もしくは「本人が嫌だと知っていながら行う」と言わざるを得ません。あとは、昔は当たり前だったと公言する化石タイプ。こういう人たちは、避けるべきでしょう。
■嫌いになる状況〜恋愛系〜
過去の恋人で嫌いになる状況はあります。浮気された場合など一発KOのパターンもあれば、相方の許容できない部分を見てしまった場合など、様々なパターンがあるでしょう。別れたからといって、嫌いになるとは限らず、良好な関係を築いている場合も多いでしょう。不倫や浮気など決定的なレッドカードを出された場合は嫌いになることが多いでしょう(書ききれないので省略)
はい。嫌いになる簡単な2例を挙げました。他にも当然あるでしょう。人を嫌いになるシチュエーション。ここで、大事なのは嫌いになる条件は、2タイプあります。
1. 多くの人が納得できる異常な経験談があった
2. 深い部分を共有した上での「性格の不一致」
パワハラなど直接的な損害を被った場合や、同棲など深い経験をした上での、比較的重めの「嫌い」という感情。それは理解できます。
しかし、言語化できない軽い理由での「嫌い」には、首を傾げてしまうのです。(大した理由ないのに嫌いとかいってんじゃないよ、勿体無いだろ〜!!笑)
疑問③ 好きな人を増やすためにはどうすればいいのでしょうか
ここからが本題!!
好きな人を増やした方が生きやすくないですか?っていうのを提案したいです。嫌いな人のことを考えている時間は、すごく憂鬱で気分も沈んできます。では、20人いた嫌いな人のうち、15人好きになったらどうでしょうか。自分の考え方をちょっと変えるだけで、受け入れられる人がいれば、それは人生が明るくなる一つの秘策だと思います。
人そのものに優劣はない
のです。
人そのものとは、外見と人格。見た目や感情。
めちゃめちゃ刺青の入ったヤンキーでも優しい一面はある。パワーハラスメントにしろ、恋愛のもつれにしろ、人格そのものが悪いわけではないのです。その人の行動の習性に好意を抱いたり、嫌悪感を抱いたりするのです。「あの人は嫌いだ」と言って避ける前に、一歩戻って考える余裕があってもいいのでは、と思ってます。
相手の行動が気にくわないなら
自分の受け入れ方を広くしてみませんか。
自分にはない新しい考え方を持っている人なのかもしれません
相手に行動を改めてみるようにしましたか
耐えられないなら、改善してもらうように声をかけましょう
何度も伝えたのに変わらないのであれば、避けるのが良いでしょう。しかし、むやみやたらと嫌いなポイントを挙げても勿体無いだけなのです。誰と付き合うとしても、いい面だけの関係は長続きしません。嫌いな面を見てしまった時に、どう対処するか、によって深みのある関係性になると思います。
結論
よっぽどのことがない限り人のことは嫌いになるな、
好きになる努力をししろ
以上!
長い文章をお読みいただきありがとうございました!
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