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家出をして大学に進学した話②

どうも、エリーザベトです。

この記事は前回↑の続きです。
「読むのめんどくせ~」という方の為に要約すると

家出をして親とも縁を切って貯金もほぼ無いのに大学に進学しようという無茶苦茶な話

です。悩める家出少年少女の為に大学進学の道を指南したいと思います。


さて、結論からいうと

『高等教育の修学支援新制度』

を使います。公式のリンクも貼っとく↓
https://www.mext.go.jp/kyufu/
この制度、2020年4月から始まったものなので知らない人の方が多いと思います。実際私も知らなかった。

この記事は「家出をして親と縁を切った」という前提でお話します。ですので、「年収はほぼゼロ」「自宅外から大学に通学する」という条件で貰える奨学金を算出します。


とまぁこういう制度ですってホームページのスクショそのままで申し訳無いんですけど。
要するに

返済不要の奨学金91万円+授業料70万円免除=約160万円の返済不要奨学金が貰える(私立の場合)

ってことです。
私立大学の年間学費は文系で約120万円、理系で約154万円(医学部歯学部除く)です。…気づきましたか。

タダで大学行けるやん。

そうなんです皆さん。実質学費全額免除です。なんなら余りが来ます。
上の例は私立大学ですが、国立公立大学でもちゃんと学費全額カバーできるくらいにはしっかり奨学金が出ます。あと、国立も私立も大学の入学金免除です。

ただし美味しい話にはそれなりの条件はあって。
・2浪以内(3浪以上の方ごめんなさい)
・高校の成績平均が5段階評価で3.5以上
・3.5に満たない場合はなんかレポートみたいなのを書かされる(らしい)
私は評定平均値3.9くらいだったのでストレートで応募できましたが。

実際、うまくいっていない家庭で子供が評定平均値3.5以上の成績をとるのはかなり至難の技だと思います。ここが一番難しいと言っても過言では無いです。今高校生で、家出をしたい、でも大学には行きたいと思ってる子は覚悟して欲しい。厳しいようだけど、死ぬ気で学校でいい成績を取って下さい。私も物凄く苦労しました。

家庭って本当に子供の成長の全ての基礎です。両親の仲が悪かったくらいで成績が下がる筈が無いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

成績って家庭状況が悪化すると本当に簡単に下がります。

これは全ての親御さんに肝に命じて欲しい。夫婦喧嘩をあんまり子供の前でしないでください。子供の成長にとっていいことなど皆無です。暴力なんてもっての他ですよ、やめてください。
逆に家庭がヤバいのに成績優秀な子は本当に凄いよ。是非私のように家出をして大学生になって幸せな人生を歩もう!

とまぁ、ここまでこの有難い制度についてお話しましたが。私が一番手こずったのは申請書の書き方でした…


今回は制度の紹介で終わります。次回は申請の為の手続き云々やその為の準備について私の体験も交えてお話します。
思い出しながら書いてるけど既に疲れた…


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