人生は死ななきゃ終わらない
良く、〇〇なんてなったらもう人生終わりだ、とか、言いますよね。
まあそれはいわゆる文学的表現な場合も有りますが、若い人が言う時は、
結構本気でそう思っている様に見受けられます。
体が健常で、社会的にも中流くらいの若い人が、もし事業に失敗して破産したら、とか、
事故で車いす生活になってしまったら、とか、失明してしまったら、
とか考えると、そんな事になったら人生終わりだ、と思うのだと思います。
でも、人生は終わりません。
人生が終わるのは死ぬときだけです。
何か重大な事が起こっても人生は終わりません。
次のフェーズに入るだけです。
新しい、次の段階に入るのです。
それは苦しくて死んでしまいたくなる様なものでもありません。
例えば、ネットで破産した人の体験談などを読んでみてください。
破産して、全てを失ってみたら、お金以外の幸せを見つけられた、というような体験談も多く有ると思います。
また、身体的に重大な事が起こっても、それはそれで、次の段階になるだけです。
全盲の人がとても幸せに充実して生きているのをたくさん見た事が有ります。
全身まひで動けなくなった人でも、とても幸せに生きている人が居ます。
人間は環境に慣れるものです。
そして、幸せというものは、お金や名誉やエロだけではなく、他にも色々な幸せが有ります。
そういう別次元の幸せを受け入れられる人間で居る為に、読書をしたり、思索をしたり、
精神生活を少しずつでも充実させて生きていきましょう。
精神生活ってなんですか? という人は、毎日、夜寝る前に、
今日一日の反省をしてみるところから始めたらどうでしょうか。
人間の脳って、本当に神様の最高傑作です。
脳が有れば人生は終わりません。
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