【写真マシマシ】ALDENのフルメンテでシェルコードバンを堪能する
こんにちは、こんばんは。
本日はタイトルの通りALDEN1339を磨く回です。
仕事は休み、靴のことを考えるのはさっぱりやめようと思っていたんですがそれはもう快晴で...
そこそこ長めになりそうですが、ぜひ最後までお付き合いください。
今回使う道具たち
色々ありますね...
順を追って道具も紹介しつつやっていきます。
①馬毛ブラシでブラッシング
目に見えづらいチリやホコリを一掃します。
シューツリーは個人的に入れても入れなくてもってスタンスですが、後にかっさ棒を使用するため最初にセットします。
ちなみにこのブラシはかなや浅草のお店で昔買ったもの。
検品漏れのB級品を安く買ったのですが、使用上不都合は今のところありません。
②汚れ落とし
ブリフトアッシュの固形クリーナー。
今年買った靴磨き用品で1番満足度が高かったもの。
別に問題ないですがコードバンにはなるべく水を使いたくはないのと、次のかっさ棒を使う工程との相性が良いため固形クリーナーを使用します。
油を油で落とす形になるためアッパーへの負担はこっちの方が軽い?気がしてます。
コードバンがマットになりました。
固形クリーナーの油分が乗っているこの状態で次の工程。
③かっさ棒で毛羽立ちを寝かせる
みなさんご存知かと思いますがコードバンは馬の臀部のの裏側、コードバン層と呼ばれる部分を使った皮革。
私のものはそんなに年季入ってないのでわかりづらいですが、かなり履き込まれたものは特に屈曲部が毛羽立ってきます。
基本クリーム等で油分を浸透させた後にかっさ棒でグリグリマッサージを施すことで毛羽立ちを抑え平らな面に仕上げます。
私の場合、かっさ棒で擦った後にクリームを重ねたいので先述の固形クリーナーを使用した次第です。
これだけやっても無問題。
コードバンだからこそ成せる技です。
④クリーム塗布
オールデン純正クリームを使用します。
別に他のものでも良いです。
たまたま手元に純正品があるのでいつもこれ使っているだけで理由はありません。
十分艶も出ますしね、使いやすいと思ったことはありませんが(笑)
5分くらい乾燥させます。
クレムやコードバンクリームもそうですが、油分が多いものは浸透に時間かかる気がするので。
⑤ブラッシング
私個人の話ですが、コードバンに豚毛は使いません。
馬毛のなかでも少し硬めのこれをずっと使っています。
まぁどっちでも良いと思いますけど(笑)
馬だけだと物足りなかったので山羊毛ブラシもかけておきます。
このかなやブラシもずっと使っています。
⑥クロスで拭き上げ
格好良さとか微塵も考えていないのでグローブクロスで一気にやります。
大きい面で捉えられるので実際仕上がりも良いし。
ここまでの仕上がり
これで十分!
と言いたいところですが、せっかくなんで今回はつま先だけハイシャインしておきます。
ここ半年クリームだけで仕上げてたんですけどね。
(鏡面は作業もその後のメンテナンスも面倒過ぎて...)
⑦鏡面磨き
格好つけたいわけでなく、ハンドラップの水はウイスキーなりアルコールなり混ぜておくと揮発しやすくて使い勝手が良い。
特別なことはしていないので作業内容はとばします。
個人的な下地作りのポイントだけ
ちなみに多くの場合、私は赤枠のように三日月の形をイメージしながら下地を作ります。
つま先から甲にかけて段々薄くグラデーションを作る感じで。
ネルに入るタイミングは青枠のように下地を指で擦った際に少しテカリが見られるようになったらとしています。
作業終了
つま先ハイシャイン、その他はクリーム仕上げ、タンは何も塗っていません。
あんまりギラつくとこっちが恥ずかしいですね...
まぁこれもコードバンらしいということで。
日陰でもこの存在感。
時に蒼く。
時には紅く。
空も我が物に。
とにかく写真映えはします(笑)
プライベートでは久々のコードバンケアでしたがそれっぽくはなりましたね。
明日はこれを履いて出かけたいと思います。
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