昨日、通販コンサルの仲間と、
打ち合わせを行なうクライアントの元へ
移動している時に、

「通販の業界でも
今はなるべく紙の広告・広報から、
LINE公式に移行させたい会社が多いっすよねぇ」

という話題になった。

うちはニュースレター制作が強い会社なのですが、
いわばどっちにだって振れる。

これまでやってきた、
ニュースレターという紙媒体の広報を
作ることを極めていくことも、

あっさり方向転換して、
LINE公式の発信コンテンツを
作る仕事に切り替えることも、

どっちにだって方向転換できる。
やることはほぼ同じだ。

で、どちらのクライアントも悩みは、

「発信・投稿する内容が思いつかないですぅぅぅぅ」

というもの。
だから、内容がどんどん無難になっていく。

無難になるというのは、

ニュースレターであれば、
チラシやDMのように商品紹介や
キャンペーン企画寄りの紙面になっていくし、

LINE公式であれば、
やはりキャンペーン企画ばっかりを
お客さんの元に発信していくようになる。

これだと、どちらも購入者は減らないかも知れないが、
会社のファンは増えません。

モノや価格ありきの客ばっかりが育っていって、
その会社が扱う商品より、
性能が良いものや、安いものが出てきたら、
そっちに浮気しちゃう、

根っこの生えてない関係性のお客さん
しかいなくなっちゃうのだ。

どちらも、ファンを増やすためには、
自社の開示や、スタッフの開示、
チャレンジしていることのドキュメントや、
プロセスを開示してお客さんを身内に巻き込んでいくこと
などが紙面企画には必要なのに、

やることは、キャンペーンのお知らせばっかり。

だから、
キャンペーンじゃない企画を、
発信し続けるサポートをすれば、

LINEだろうが、
紙の広報ニュースレターだろうが、

良い仕事をする自信はある。

で、どうするかだ。

それを最近考えている。
魂が喜ぶのはどっちだろうか？

私の性格は「あまのじゃく」で、
右向け左の性質があって、
時代と逆行したい癖がある。

さぁて、どっちに進むのが幸せでしょうか。

ということを、ずっと考えています。

で、決めました。

「あえていま、紙でいきます。」

以上。

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