QT再生をあれこれ考えた結果「mpv_r」を作った

(2019/3/1追記あり。mpv.confを更新。コピーするだけでデスクトップにスクリーンショットのファイルが保存されるようになりました。)

(2018/11/6追記あり。名前をmpv_rとしてコンフィグファイルを更新)

(2019/1/21追記あり。テンキーショートカットを更新)

QuickTimeを再生するの、しんどくないですか?
自分はMacなので、まだ幾分マシですがWindowsの方々はいつ発狂してもおかしくないような環境下で映像制作をしているよう感じてます。
自分も今までは「VLC」なんかを併用して来たのですが、「mpv」というソフトを教えてもらって使ってます。

なんでこんな軽いのか全くわからないし、どのくらい軽いかというと、会社にあるチェック用のMacminiでサーバーからQTを再生できないのですが、このmpvを使うとサーバー上のファイルも楽々再生できます。しかもWin/Macどちらでも使えます。

ただ、人に勧めても「英語のサイトでどれダウンロードすれば分からない」のと、アプリ自体英語な上、GUI的にはかなり優しくない仕様になっているので、ダウンロードからインストールと、ショートカットの設定方法をまとめたので参考にしてみてください。

「mpv」のダウンロード手順はhttps://mpv.ioにアクセスします。上部にある「installation」をクリック。OSごとにダウンロードページが異なりますので、画像を参考にクリックします。

Windowsは「builds」の一番上の「64bit」をダウンロードします。その左にある日付はどんどん更新されていくので、基本的に一番新しいものを使います。
Macの場合は「mpv-latest.tar.gz」をダウンロードします。この名前が常に最新版になります。

次に、mpvをmpv_rにすべく作ったコンフィグファイル(設定ファイル)をからダウンロードしてください。(Win/Mac)

Windowsのインストール手順はZipを解凍して任意の場所に置いたらアプリケーションが起動できます。なので好きなところにアプリをおいてください。(自分はProgram Files(x86)にいつも置いてしまう……)設定ファイルである「mpv.conf」と「input.comf」を「mpv.exe」と同じフォルダにコピーすると設定が反映されます。

Macのインストール手順は「mph-x.xx.x.tga」を解凍するとアプリケーションが解凍されますので、アプリケーションフォルダに移動させてインストールは完了です。その「mpv」を右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択します。

「Contents」フォルダに入りますので、そこから「Resources」フォルダを開きます。

そこにダウンロードした「input.conf」「mpv.conf」をコピーして起動すると設定が反映されます。

スクリーンショットは「mpv.conf」を開いて、保存するパスを設定しないと保存されません。

自分は「ピクチャー」フォルダに保存するのが好きなのでそうしてますが、お好みでパスを変更してください。また、スクリーンショットで作成されるファイルの命名規則ですが、%fはファイル名、「-」ハイフンが入って%Pはタイムコードだけど秒以下がなぜか1/1000の3桁。例「ファイル名-00/01/23/750.png」みたいな感じになります。

最後にこのコンフィグファイル(設定ファイル)を適応した場合のショートカットを載せておきます。ややですがDaVinci Resolveを意識したショートカットにしております。

見れない人用に簡易版の画像も置いておきますね。

最後に参考にしたサイト様

教えていただいた山本様

なお、Macの人はこっち使ったほうがいいかも?
エンジンは同じらしいのですが、GUIの部分を開発しているチームがあるみたい。自分はバラチェックはmpv、繋いだものはiinaと使い分けています。意味があるのかわかりませんが……


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