「情報」の種類、100%以上の投票率

このマガジンは、
「情報の大切さと、怖さ」を知っていただきたく、
作成しております。
毎回、記事頭に、批判覚悟で書きます。
情報はすべての行動の基本になります
考えることなく、情報を鵜呑みにしたら、知的生物ではない

コロナ禍で露呈した、マスメディアと視聴者の関係、情報の大切さを考察していきます。

今回のアメリカ大統領選挙で、

「バイデン氏が予備選挙でほぼ勝利確定、
トランプ現大統領が悪あがきをしている」

と言った論調が強く日米の大手メディアは報じています。
トランプ共和党が主張する、不正選挙が行われたかは国外の事なので
私のような一個人が調べるのは情報量が多すぎます。

さて、ここで情報の種類について精査してみます
1:事実:これは実際に起こった事です。
2:証言:これは事実の当事者、もしくは事実を見ていた者の情報です。
3:物的証拠:これは、事実を証明するための実物等です。
4:事実相当:これは、物的証拠が無かったとしても事実であると確証できる状態です。
5:公式発表:公的機関が発表する数値等の情報です。
6:決定事項:嘘であれなんであれ、決定され施行される情報です。

1:事実
変更のしようがありません。
実際に行われたのか、行われてなかったのか。

2:証言、3:物的証拠
虚偽の可能性を必ず考える必要があります。
「ファクトチェックで完璧だ!」とか言われている情報元の内、証言、物的証拠については捏造が出来ることを頭から抜いてはいけません。
信じる、信じないは個人の自由でありますが、「証言、物的証拠」に虚偽、改変が施されていないことまでを確認しての信頼情報になりえます。
(法律、学会等の正式発表、国際団体の)

4:事実相当
主に裁判所が下す情報です。
2:証言、3:物的証拠等を検証し、1:事実に関しては十分ありうる事項として、今後は事実として扱う情報にする行為で、今後の基本はこの情報を事実として扱います。
もちろん、以降に新たな証言、物的証拠などが現れれば、4:事実相当は変更される可能性のある情報です。

5:公式発表
これは、政府・国営機関が「公式」として発信した情報です。
日本国に於いて、捏造等は少なく、割と正確な情報が出ている傾向だと思います。
また、各種憲法、法律、政令等も公式発表に該当します。

6:決定事項
こちらは、嘘でも何でも、決まった場合には従う義務のある情報になります。
大袈裟な例ではありますが、野党第一党が選挙で大勝。与党は惨敗。
しかし、なんらかの裏技を駆使して、与党が政権をとれたとする。
その場合は、途中経過など無視し、問題が起きたとしても従わざるを得ない情報になります。

さて、いままで6パターンの情報を紹介してきましたが、
みなさんが、情報源としているものは、どれに該当しているでしょうか?
もちろん、ニュース等で取り上げられている話題も一つずつ1~6のどれかに分類できます。


さて、この話題の元記事。

「ウィスコンシン州で投票率が100%を超えた」

に関しての検証です。
まず、各社メディアが(事前の)選挙権の保有者数、投票数、そして純粋に計算を表にして出しました。
これは、各種Youtube、サイト等で掲載されているため、物的証拠として採用できます。確実ではありませんが、まず真実として認識しても良いでしょう。
(メディアも表を作ってい居る時に気が付け、と思いますが)

続いて、100%を越えたは「誤報」と言う記事が出ました。
アメリカの選挙制度は日本と異なり、引っ越してその日に選挙権を得られるなどある意味興味深い制度です。
ここで、先に出された選挙権の保有者数に当日登録者がカウントされていなかった事が原因と説明。
ここで、考えて欲しいのですが、
・「誤報」であった事は事実
・しかし、100%を越える数値が出たのも事実
なのです。

そこで、ネット上の意見を見ると、大きく分かれていて
・民主党の陰謀だ。勝手に水増ししているんだ
・選挙の方法がおかしい
と選挙結果と選挙方法について、お互いの主張が多く目立ちます。

両方とも事実である以上、話が平行線になる訳です。

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