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【2019年版】目的・渡航先別オススメ海外 SIM カードの選び方

海外でスマホを使うために必要な SIM カードを、目的・渡航先に合わせて選んでいきます。私が2018年の米国・欧州・アジアの海外出張で実際に使ってきたカードから、オススメをご紹介します。(2019年1月版)

【目次】
1.とにかく安さ優先。現地の苦労も楽しみたいなら…
2.とにかく簡単優先。2泊3日以下の短期渡航なら…
3.欧州に行く or そんなに大容量を使わないなら…
4.シンガポールに行く or シンガポール経由の周遊なら…
5.中国に行く or シンガポールを経由しないアジア周遊なら…
6.米国でギガ無制限なら…
番外.今はオススメしない落選組

SIM ロック解除などの基本の話はこの記事には書きません。
私の一番のお気に入りは4+5です。
下記の他にもオススメ SIM があれば教えてください。

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【1】とにかく安さ優先。現地の苦労も楽しみたいなら… → 現地で SIM 契約

現地の SIM 屋のお兄さんと談笑しながらスマホ設定してもらいたいとか、ボラれる不安感や契約トラブルの苦労も含めて、それを海外個人旅行の目的・醍醐味にしているなら、毎回、現地到着後にそれぞれの国の SIM カードを購入するのも、ありかと思います。

⭕ メリット: たいてい通信料が安い。スタッフの人に、スマホの設定をしてもらえる。

❌ デメリット: 契約手続きに時間がかかる。その場で英語でプランを説明してもらって、比較検討して、選択する手間。

個人的には、貴重な滞在時間を奪われるので、現地で SIM 契約するのは好みません。また、現地で SIM 契約したい場合でも、下記 2 番以降も合わせて用意しておくのは、もしもうまくいかなかった場合(例えば、到着日が深夜・早朝・祝日で SIM 屋が閉店中のようなトラブル時)のバックアッププラン・保険になると思います。

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【2】とにかく簡単優先。2泊3日以下の短期渡航なら… → ドコモ『パケットパック海外オプション』

SIM 抜き差しや APN 設定が手間だったり、弾丸出張の短期渡航なら、何も考えずに日本の SIM をそのまま使ったほうが安くて簡単です。ドコモなら、24時間あたり980円の追加料金で、日本で契約しているギガを海外で使える パケットパック海外オプション が使えます。(この記事は、オススメ海外 SIM を紹介するはずなのに、早速、海外 SIM をオススメしないという)

⭕ メリット: だいたいどの国でも使える。SIM 入れ替え不要なので、日本の番号にかかってきた電話も着信できる(高いけど)。

❌ デメリット: 日本で格安 SIM(MVNO)を使っている場合は使えない。3日を超える滞在なら、たいてい海外 SIM の方が安くなる。

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【3】欧州に行く or そんなに大容量を使わないなら…『airBalticcard』

複数の国で使える SIM としては、エストニアの airBalticcard が最強です。1MB 単位の課金なので、全く無駄が発生しないのが素晴らしい。例えば、 100MB しか使わなければ 1.5ユーロ(200円)で済む。「ギガ単価 15 ユーロ」とみると安くないけど、実際には 1GB を買っても、最後まで使い切れることは稀。普通に SNS とか Google Maps を使うだけの用途なら、たぶんこの SIM がいちばん低コストです。エストニア直送の通販や Amazon でも買えます。

いちばんおトクな 1MB 単位課金プランは、欧州各国を中心とした下記 49 カ国で使えます。中国・米国等に行くときにも使えます。

上記以外の国でも、1GB 単位課金のプランが使える場合があります。ただし、こちらは €15/1GB であまり安くない(レートは同じだけど無駄が多い)ので、他の SIM カードを検討しても良さそう。

⭕ メリット: 1MB 単位の課金で全く無駄がない。利用量によっては一番低コスト。49カ国で同じカードを使えるので、周遊時も設定の手間がない。1年間有効で、次回の渡航時も同じエストニア番号を再利用できる。

❌ デメリット: アジアは弱い。数 GB とか大容量を使う場合は割高になる。日本語の情報が乏しい。

欧州なら、データ通信専用の現地 SIM をスーパー等で簡単に入手できる国もあるので、もっとギガが必要になった段階から国ごとの現地 SIM と airBalticcard を組み合わせるのが良いかもしれない。

以下の記事でレビューしています。

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【4】シンガポールに行く or シンガポール経由の周遊なら…『StarHub』

欧州に強いがアジアに弱い airBalticcard に対して、アジアに強いが欧州に弱いのが StarHub です。1GB 単価が SGD 6(500円)からと安い。これなら数 GB 単位で使うような用途でも安心です。

東アジア・東南アジアの多くの国に加えて、イギリス・米国・カナダなど、英語圏の世界各国で使えます。イギリスを除く大陸ヨーロッパでは使えないので、airBalticcard とは補完関係になります。

⭕ メリット: 1GB 単価が SGD 6(500円)からと安い。18カ国対応。半年間有効で、次回の渡航時も同じシンガポール番号を再利用できる。

❌ デメリット: 欧州は弱い。通販がない。シンガポールでしか購入できない。日本語の情報が乏しい。

通販はないものの、事前にネットで予約しておいて、チャンギ空港の制限エリア内で(シンガポールに入国せずに)受け取ることは可能です。東南アジア各国を周遊する場合には最強のカードと言えます。以下の記事でレビューしています。

ちなみに、アメリカ、イギリス、オーストラリア、シンガポール、タイ、韓国、香港、中国の8カ国については、airBalticcard の 1MB 課金プラン・StarHub の Happy Roam のどちらも利用できます。

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【5】中国に行く or シンガポールを経由しないアジア周遊なら…『中国聯通香港』

海外 SIM は怪しげな商品もみかけますが、ぶっちゃけ、私が通販 SIM として一番信頼してるのは、中国聯通香港 China Unicom Hong Kong です。エリアごとに商品が分かれていて分かりやすい。Amazon 等で手軽に買えるので、対応国に行くならこれが一番カンタンです。いくつか買ったけど、APN 設定も自動で、トラブルが起きたことがない。なお、ワイズ・ソリューションズ社から買うと、A4 用紙 1枚ながら簡単な日本語マニュアルが付いてくるので初めての方でも安心。数ギガ単位の固定容量を使える商品が多く、普通の用途なら、追加チャージの手間もなく1枚で済みます。

SIM ラインナップの一覧は 公式サイト にあります。Amazon・ヤフーショッピング・ワイズ・ソリューションズなどで買えます。どうせ安いし手間ないので、どれを買うか悩む前に、とりあえず買っとけという感じです。

⭕ メリット: 安い。中国・東南アジアの商品ラインナップが豊富。Amazon で買えばすぐ届く。手続き不要で設定も簡単。現地ですぐ使える。

❌ デメリット: 欧州は弱い。1MB・1GB 単位では買えない。有効期間が短く、渡航するたびに買い直す必要がある。

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【6】米国でギガ無制限なら…『MOST SIM』

これまで紹介した airBalticcardStarhubChina Unicom HK も、いずれもアメリカにも対応しているし、アメリカ専用でも他にたくさんの選択肢があります。ただし、データ通信容量に制限がないタイプとしては、MOST SIM がオススメできます。

⭕ メリット: 容量制限がないタイプとしては安い。安定性も問題なし。

❌ デメリット: 米国専用。事前に端末の IMEI 番号を連絡する必要があり、その端末でしか使えない。有効期間が短く、渡航するたびに買い直す必要がある。

以下の記事でレビューしています。

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【番外】今はオススメしない落選組

この他にもたくさんの SIM を試してきました。それぞれ良い面もある(or 当時はあった)ものの、2019年1月現在のセレクトとしては、以下はあまりオススメしていません。

MightySIM https://mightysim.jp/
⭕ だいたい世界どこでも使える。
❌ ギガ単価が高すぎる。

ChatSim https://www.chatsim.com/
⭕ 1年あたり 3,000 円定額と安い。エストニア番号を維持できる。LINE などのチャットアプリに限定して、だいたい世界どこでも使える。
❌ スマホ側の設定で、チャット以外の全アプリのデータ通信を OFF にする必要があり、かなり面倒。現地でメールも地図も見れず、かなり不便。

EE https://note.mu/kawanet/n/n5597026adf05
⭕ ギガ単価が安い。追加費用なしで英国番号を維持できる。
❌ (ローミングで使った限りでは)3G になったり、他社より接続が不安定な気がする。

Three http://three.com/
❌ (ローミングで使った限りでは)3G になったり、他社より接続が不安定な気がする。 

AIS SIM2FLY http://www.ais.co.th/roaming/sim2fly/en/
⭕ タイ本国を含めた、各国ローミング対応。安い。
❌ ウェブサイトで英語を選択していても、ちょいちょいタイ語が混ざって読めない不安感。日本のクレカでは追加チャージできない不安感。

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