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広州の最新ホテル Panda Hotel 长隆熊猫酒店はルームサービスもスマホで注文・決済

2018年に正式オープンしたばかりの最新鋭ホテル Chimelong Panda Hotel 長隆熊猫酒店は、バブルらしい派手な作りです。長隆リゾートは広大な敷地に、长隆野生动物世界(動物園・サファリパーク)、长隆欢乐世界(遊園地)、长隆水上乐园(プール)、サーカス、複数のホテル等がある複合リゾートです。

熊猫酒店も1,500室の大きなホテルです。公式サイト http://gz.chimelong.com/pandaHotel/ の英語版には、あまり情報がないので、中国語版の方が参考になります。

予約も公式サイト https://h.chimelong.com/100061 から。こちらは中国語のみ。翻訳ソフトを使って、問題なく予約できました。支払いは日本のクレジットカードが使えます。動物園・遊園地・サーカスの入場券などがセットになったオトクなプランも選べます。

ホテル内外には、いたる所にオリジナルキャラクタのパンダがいます。2014年に実際に産まれた三つ子のパンダ、メスの萌萌(モンモン)、オスの帅帅(シュアイシュアイ)と酷酷(クークー)がベースらしい。客室内テレビでも独自アニメをずっと放映中。これらの独自キャラを売り出そうとしているようで、エントランスではディズニーみたいにグリーティングもやっていました。

さて、多くのホテルでは、チェックイン時にクレジットカードを示してデポジットを払いますが、熊猫酒店はデポジット不要です。滞在中の諸費用を部屋付けにせずに、スマホでその場で決済していくためです。

ルームサービスも自分のスマホで注文して、微信 Wechat Pay や支付宝 Alipay で支払う仕組みです。(あるいは長隆の独自アプリでも決済できるようですが、試していません)

ホテル内の自動販売機も、QR コード決済です。

ホテル内のフードコートも、キオスク端末で注文して、QR コードで払う仕組みです。画面操作のちょっと手間はありますが、中国語が話せなくても問題なく注文できます。フードは東京並みの値段で、安くないです。微信・支付宝が使えない人は、どうやって滞在できているのか疑問です。

この熊猫酒店のある長隆リゾートは、広州の中心部からは20kmほど離れています。滴滴で60〜80元くらい。広州南駅からは10km弱、滴滴で30〜40元くらいでした。地下鉄なら数元ですが、滴滴の方が並ばず済むので速くて楽です。

この熊猫酒店はまだ新しいので地図にも載っておらず、実際の場所が少々分かりにくいです。滞在中、結局どこにあるのか最後まで分からなかった。下記の百度地図にもホテルが載っていませんが、右上の位置になります。

ホテルと地下鉄の汉溪长隆駅やサファリの入口(南門)と繋ぐ無料のシャトルバスがあります。リゾート内をタクシーも巡回していましたが、ボラれそうになりました。Google Maps の衛星写真だと、まだ熊猫酒店は工事中になっています。

アクセスのページ http://gz.chimelong.com/pandaHotel/traffic.shtml にリゾート内の巡回シャトルバスの経路の地図がありました。①⑦が地下鉄駅、②⑥がサファリ南門、③が熊猫酒店です。とても広大なので、徒歩で移動できる距離ではありません。

熊猫酒店のフロントの方は、流暢に英語を話していました。中には英語を話せずにはにかんで応えるスタッフもいましたが、英語を話せる人を呼んできてくれたり、古典的な中国のイメージとは違うサービスレベルで、快適な滞在でした。


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