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深圳蛇口→香港空港までフェリーで行く方法300元(5,000円)30分で快適

香港空港と深セン間を移動する方法は、バスや鉄道など何通りもあります。その1つのフェリー(高速船)は最安値ではないものの、香港の入出国をせずに直接中国の入出国ができる点が便利です。香港空港から深圳に入る情報はよく見かけますが、その帰り道で深圳から香港空港に出る情報はあまり多くないです。今回[2019年3月]はオンラインでフェリーのチケットを購入しましたので、手順を紹介します。

香港側で買うか?深圳側で買うか?

オンラインで深圳→香港空港のチケットを購入するのは、少なくとも香港側と深圳側の2つの窓口があるようです。

フェリー運行会社 CKS「珠江客運」の香港側のウェブサイト
http://www.cksp.com.hk/ 

深圳側のフェリーターミナル「蛇口邮轮中心」のウェブサイト
https://www.cmskchp.com/ 

チケットの金額は、香港側は香港ドル建て、深圳側は人民元建てとなります。

オンラインでのチケット購入手順

今は、人民元建ての深圳側で買ったほうがちょっと安いようなので、今回は蛇口邮轮中心のウェブサイトで購入しました。また、深圳側の方が、画面も分かりやすかったです。300元(約5,000円)でした。

検索画面では、出発港「深圳蛇口」と到着港「香港机場」を選択して、航空会社と飛行機の出発日時を入力していきます。航空会社ごとにフェリーの時間と飛行機の出発までの接続時間の制約が若干、異なるためです。

この検索結果画面が、深圳側の方が分かりやすいです。便ごとに残席数の表示があります。残席が少なければ、フェリーターミナルで当日券を購入するのが難しくなることが予想できます。また、接続時間が足りない便は購入できません。

続けて、パスポート番号と生年月日を入力していきます。

決済方法は、微信 WeChat Pay、支付宝 Alipay、銀聯から選べます。

今回は、PC で購入しようとしていますが、微信支付を選ぶと、PC の画面に QR コードが表示されます。決済自体は(いつものように)スマホの WeChat アプリを使います。大変、便利です。

決済後は、WeChat 上のミニプログラム内で購入したチケットを確認できたりします。

フェリーの規約・飛行機への乗り継ぎルール

ここで、フェリーの利用時のルールを確認しておきます。
https://www.cmskchp.com/common?code=CCXZ
https://www.cksp.com.hk/zh-HK/route/pearl_river_delta/notice_hkc
などに記載があります。翻訳精度は、概ね Google 翻訳か百度翻訳に依存していますので、正確なところは各自で確認してください。

每位旅客免费携带行李10公斤

フェリーの手荷物は、10キロまで無料です。
なお、実際には、乗船前に手荷物の計量はありませんでした。

凭船票办理当班行李托运,并在开航30分钟前办理托运手续。

フェリー出航の30分前までに、チェックインする必要があります。

来回程需提前15分钟到达登船闸口。

フェリー出発の15分前までに搭乗口に到着する必要があります。

凡年滿五周歲以上的旅客須購全票,凡年滿一周歲以上、五周歲以下之小童,須購買童票。

5歳以上のすべての乗客はフルチケット(成人票)を購入する必要があります。
1歳以上5歳未満の子供は子供チケット(小童票)を購入する必要があります。

旅客應按船票指定的日期和開航時間,提前一小時到達指定的乘船碼頭,並按碼頭工作人員的指引自行辦理離境手續後登船。開航前十分鐘停止入閘。

乗客は、チケットで指定された日付と航海時間に応じて1時間前に指定されたボートターミナルに到着し、ターミナルスタッフの指示に従って出発手続きを完了した後に船に搭乗する必要があります。 出航する10分前に門が閉まります。
(出航1時間前までに手続完了が必須(さもなければ乗船できない)という意味ではなくて、手続きのために1時間前には到着するのが良い、という意味のようです)

蛇口フェリーターミナルでの乗船手順

蛇口のフェリーターミナルに到着したら、まず、2F の自動券売機に向かいます。

すでにチケットはオンラインで購入済ですので、券売機はチケットを印刷するだけの手順になります。券売機の画面に表示されている QR コードから WeChat のミニプログラムを起動します。

ミニプログラムの「打単」タブから、チケットの QR コードを表示させて券売機にかざすと、券売機から紙の乗船券のチケットが印刷されます。

その乗船券を持って、航空会社ごとのチェックインカウンターで荷物を預けます。

蛇口のフェリーターミナルは新しくて、とても斬新な建物です。このボロノイ図のような外観も、きっと耐震性の構造体ではなくて、単なる模様だと思うのですが、勢いがある国はこう一見、無駄なことにもコストをかけられて羨ましいです。日本もバブルの頃は無駄な空間のあるビルが多かったが、最近のビルはミッドタウンみたいに質実剛健で無駄の少ない作りばかりで、ちょっと寂しい。

内部の待合室は、シンプルです。(そんなに長く待たない)

乗船します。この日は雨だったので、乗船時に少しだけ濡れました。

それほど価格差がないので、今回は一等にしてみました。船の2階部分が一等船室です。香港までずっと LTE スマホの電波も通じますので、テーブルで作業もできて便利です。水・コーヒー・紅茶等の飲み物が提供されました。一等の乗客は数人で、空いていました。荷物があるときは、階段のない1階の方が良いかも。

香港空港到着後の手順

航空会社によっては、荷物を飛行機までそのままスルーで届けてくれますが、今回はスルー対応しない航空会社でした。香港空港スカイピアに到着後、この写真の奥手のターンテーブルでいちど荷物をピックアップしてから、右手の航空会社のチェックインカウンターで改めて荷物を預けます。スルー対応する航空会社の場合は、荷物が出てきませんので、このエリアを通過してセキュリティに進むだけです。

チェックインカウンターでは、搭乗券(ボーディングパス)と、退税券(Air Passenger Departure Tax Refund Coupon)を受け取ります。セキュリティを通過してすぐの Departure Tax Refund Desk で退税券を渡すと、120 HKD(約1,700円)が香港ドルの現金で返金されます。

この 120 HKD は、もともと航空券の購入金額に諸税として含まれていたものです。フェリーで香港空港に直接入る場合は、香港を出国するイミグレを利用していないために、返金されるそうです。5,000円のフェリーのチケットを買うと、1,700円分の税金がキャッシュバックされることになります。差し引きすると、フェリーの実質的な費用は 3,300円ということで、よりリーズナブルに感じられます。

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