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事務所で漬け魚の試食会?

こんにちは!前回の投稿で、
「こだわりの魚で誰も食べた事のない漬け魚を作る」
と宣言したのですが…開発までの道のりは楽なものではありませんでした。
板前である和田さんとアイディアを出し合い、半年間で約50種の試作をしてきました。
試作品を作っては社内の事務所で試食会をしました。このような商品開発事業を行ってこなかった弊社には、当然キッチンや試食室などは存在しません。魚の匂いが充満する会社の事務所…少し異様でした(笑)

開発は失敗の連続…


赤味噌と合わせたものの、魚の風味とまったくマッチしない…」
クリームチーズを合わせたが、酸味がきつすぎる…」
穴子を使用するも、熱を通すと身がガチガチに…」
漬け魚の開発はこんな失敗の連続…毎日のように新作のサンプルを作りましたが、なかなか上手くいきませんでした。
「定番以外の味噌や味付けを合わせるのは難しいものがありますよね…」
と、板前の和田さんも少し困惑気味でした。なぜなら私が無理難題ばかり押し付けるからです(*´・人・*)ゴメンナサイ

めげずに開発を続けていたら光が見えてきた

失敗続きの開発でしたが、私はへこたれる事はありませんでした。未知の食との出会いを想像したら、むしろ楽しくて仕方ありませんでした。それは板前の和田さんも同じで、「絶対形にさせますので、頑張りましょう!」と言ってくれました。一流の板前さんの言葉ですから、私の中に微かにあった迷いは完全になくなりました。
そして事務所で魚を焼き続けるという変な活動(笑)を続けて約半年…いよいよ社員一同満場一致で、「これだ!」と思える商品が完成しました。

事務所での試食会風景

完成した商品は8種類。一つ一つが我が子のように可愛い商品達です。

次回は完成した8種の漬け魚を紹介させていただきます!!


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