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【今月のトークテーマ】文章のテンションが高くなっていれば信頼できるかもしれない【カワチ】

ひと昔前であればゲーム雑誌やWebメディアのレビューはゲームの発売をワクワクしながら待つゲーマー野郎たちにとっての宝の地図でした。

しかし現在。さまざまなエンターテイメントがあふれるなか、少し待てばゲーム発売後のユーザーの忌憚ない評価を見ることができる世の中になり、わざわざ発売前レビューなんて読む必要が無いと思っている人も多いでしょう。それは正し……いや、そんなことは無い! 俺たちゲーマーはいつでもおもしろいゲームに飢えており、どこからでもおもしろいゲームを探さなきゃいけないんだ!! それにライターだっておもしろいゲームのおもしろいところを伝えたいんだ! みんな心はひとつなんだ!! そこで今回ボクはメディアのレビューを読み解く、ちょっとしたポイントをお教えしましょう。クラスのみんなには内緒だよ!

ゲームライターの書く記事は個人のブログと違って、ゲームメディアとゲームメーカーのチェック(※)があります。(ゲームライターはリピドーだけで記事を書くので誤字はおろか急に造語を入れ込んだりもするので、このチェックは超必要なのです)

(※)すべてというわけではなく、掲載メディアなどによってはチェックのないものもあります

そのため、あまりはっちゃけすぎると「メッ!」ってなっちゃいます。でも、どうしても「この部分は突っ込まなきゃダメだ」とか「ここだけは言っておかないとあとでユーザーに自分が叩かれる……」っていう場面に出くわすこともあるでしょう。そんなとき、本音は写真に付ける小さな文字のキャプションや文章の〆に「●●の部分が少し残念だけど~」とソッと何気なく置いておいたりします。ソッと置いてあるものですが、本来は声を大にして伝えたいことかもしれないので、この部分をチェックしてみるとライターはうれしいかもしれません。そうじゃないこともあるかもしれないので、一概には言えませんが……。

あと、おもしろいゲームに出会うとテンションが上がるのはノリのいいゲーマーだろうと斜に構えて批評家ぶるゲームライターだろうと結局は同じなので、その人の文章のテンションで本当におもしろいゲームかどうか見極めてみるのもいいかもしれないかもしれないです。ただ、テンションが高い場合でもそのゲームのことについて書きたくなくて、無理やりテンションを上げようとしている場合や関係ないギャグ文章で逃げている可能性も無いともいいきれないかもしれないので気をつけたほうがいいかもしれません。ゲームがおもしろい場合はゲームのことをたくさん書きたいはずですしね……。まぁ、単純にテンポのいいギャグ文章でゲームの魅力を書きたい人なのかもしれないので真相はわからないです。

ゲームライターの記事でおもしろいゲームを見つけたい場合、自分の波長の合うライターを見つけてそのライターさんの記事を追うのがオススメです。たとえばあなたが『ダンガンロンパ』が好きなら、『ダンガンロンパ』をオススメしていたライターさんの記事を追う。で、その人がテンション高くオススメしているゲームをプレイすれば、あなたも満足できる確率は高いです。逆にその人の記事であっても、なんか記事のテンションが変だな? と思ったら少しそのゲームについての情報を集めたほうがいいかもしれません……。(記事のキャプションに隠されたSOSもチェックしましょう)

そのライターさんがツイッターをやっているのであればフォローするのもオススメです。数多くプレイしたなかから本当に好きなゲームだけを語ったりしているので、より参考になるかと。逆にそのゲームが好きすぎてこっそり企画を仕込んでいる場合などはまったく作品に言及しなかったりしますが、思いがあふれて公式をリツイートしたり、こっそりほかの人の感想をふぁぼったりして共感したりいるので隅々までチェックしてもいいかもしれませんね。わからないですけど。

※記事はこれで全部ですが、ゲームライターマガジン用ということで形だけ有料(100円)に設定しています。購入しても特に続きはないので投げ銭代わりにどうぞ。よかったらゲームライターマガジンの方の購読もぜひ。

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