それでも大麻合法化を支持しますか?
イギリスのガーディアン誌が報じる内容はショッキングなものです。大麻流通の裏で行われている奴隷労働について知りたければ、以下を参照して下さい。
人身売買され奴隷にされた、イギリスの大麻農場で栽培する十代のこども達
このように、大麻の流通に関わる反社会的な組織、そしてそのビジネスの下で行われている奴隷労働、という構図があります。誰かの貧困につけこみ、騙して連れてきた上で自由のない生活を強いる、まるで悪魔のような所業です。
大麻が合法化されればどうなるでしょう?医療用大麻、娯楽用大麻など、議論の内容は様々に分岐しますが、大麻の流通の拡大はさらなる反社会的勢力の拡大にもつながるでしょう。それに伴い、奴隷労働者も増えるでしょう。
エントリードラッグ
さらに、大麻にはエントリードラッグとしての機能があります。京都大学の金子 周司(教授、薬学博士、薬剤師)
つまり、薬物初心者へ大麻をばらまき、それをかわぎりにさらなる危険な薬物を売りつける、というものです。
グリーンラッシュとその結果
グリーンラッシュという言葉を聞いたことがありますか?近年、その経済効果がさかんに宣伝され、デメリットは矮小化され、大麻合法化を進める国が増えています。
タイの大麻合法化で集まる観光客と犯罪者
タイのように、娯楽用大麻で観光客増加を狙う国もありますが、その結果、犯罪者を多く呼び寄せてしまいます。合法化されたので元、ですが法を犯すような倫理観の人間が殺到するとどうなるでしょう?
また、医療用大麻についても恐ろしい結果を生みます。イスラエルは医療用大麻“先進国”ですが、その結果がこれです。
イスラエル、大麻合法化以降、3年で入院患者675%増加
…にわかには信じがたい数字です。大麻合法化による影響は世界各国で徐々に現れてきていると考えた方がよさそうです。
日本も二の舞いにならないようにしなければなりません。大麻合法化を宣伝する人たちはあらゆる方法を使ってきます。イメージに踊らされず、専門家の意見を幅広く読み比べ、海外の動向を注意深く見守っていきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?