人生初の経験---12月4日

■ヒマってこういうことか
今日は赤子が産まれて以来初めてと言っていいほど長丁場のワンオペ育児デーのはずだった。
奥様が都合で半日ほどおらず、その間赤子と二人で過ごす予定だったのだが、散歩がてら実家に行った結果、ずっと実家で過ごしていた。

実家の面々が赤子の面倒をみたがるため(ありがてえ)自分は特に出番がなく、マジで久々に「うわ、ヒマ~!」と思った。
実家には僕の荷物がほとんどなく、Netflixなどのサブスクサービスにも加入していないため、家族が録画した「アド街ック天国」をフルで観た。
まぎれもなく人生初の経験である。(その後は大久保佳代子さんの同姓同名さんを探せ!みたいな緩い番組も見た)

まあ普段は家が仕事場を兼ねているため、やっぱりなんか空いた時間でもダラダラと仕事関係のことをやってしまうことが多い。
そのため「ヒマ」を感じたことがないと同時にメリハリがなくなっていることも実感していたので、「ヒマな時間はこうやって作れるのか!」という発見があった。
マジでやることなくてお菓子で腹いっぱいになったもんね。実家にはおばあちゃんもいるので無限にお菓子と飲み物が出てくる。あれってどういう仕組みなんだろう。ドラえもん?
まあヒマはもちろんきついんだけど、でも今日はそんなに嫌いじゃない…という感じだった。1年に1回くらいならいいかな!

■ベストアーティスト
前夜にやっていた「ベストアーティスト」という歌番組の録画も観た。一番のお目当てはK-POPガールズグループのLE SSERAFIMだったのだが、同じく韓国の男性グループStray Kidsが大好きな「MANIAC」という曲の日本語バージョンをやっていて、まあどちらもパフォーマンスは最高だったんだけど、なんか2つを観てて思うところがあった。

色んな意見があると思うけど、もうK-POPのJapanese ver.(日本語バージョン)いらなくないですか…!!?

歌い上げ系のバラードとかならまだ日本語バージョンを出すのもわかるんだけど、「MANIAC」はテンポチェンジもバリバリ含んだその名の通りマニアックな構成のハードな曲だ。

↑かっけ~。こちらは韓国語ver.
元々英語の比率も多いためJapanese ver.とはいっても結果そんなに変わっていなかったり、その割に子音がパキッと立っている韓国語を柔らかい日本語にするとノリの良さが削がれてしまったり、いってもなんか変な発音があったらそこで気になっちゃったりと、楽曲を100パーセント楽しめなくなる気がするのだ。
この曲以外でも同様のケースは多い。(誠意をもって訳詞を作る方はめっちゃ苦労されてると思うし、尊敬してます!)

もちろん推しがすっげえ努力をして自分らの母国語で歌ってくれてるのが嬉しいファンもいるだろうし、ファン以外の視聴者にアピールするためってのも分かるけど、もうこんだけ世界での市民権を得てる韓国語の歌で興味もたない人は日本語にしても興味もたなくないかな…とは思う。
日本向けリリースとして日本語のオリジナル曲を出してくれるのは賛成、楽しいから。
てか知らないだけでインドではヒンドゥー語とかで歌ってるのかな??

LE SSERAFIMは韓国語で歌いつつ字幕が日本語訳という感じで、これはマジでよかった。ただ紅白では十中八九「FEARLESS」のJapanese ver.を歌うんだと思われる。まあでもそれはそれで楽しみ!!

…やべえ、おじさんなのでテレビに物申してしまった。
というかそんなこと以上に気になったのはStray Kidsを観るお客さんが地蔵のように一切動かず座っていたことだ。
大体歌番組のお客さんは番組への協力として手拍子したりペンライト振ったりしてるけど、やっぱファンじゃない限り「MANIAC」でノるのはムズいから特になにもしなくてOK、と言われてたんでしょうか。シュールな光景でちょっと面白かった。

あとうちのスタッフ女子が大ファンで、布教された結果ハマりつつあるSixTONESさんの「ふたり」のパフォーマンスがエグかった。中でもジェシーさんは現代日本で一番歌が上手い男性歌手なのではないだろうか。(筆者基準)
日本で2000万人くらいが言ってる意見だと思うが、イキり散らかしてる曲と「ふたり」のようなバラードのギャップが凄すぎて凄すぎる。抱いてくれ。


えっと…なんか今日はテレビの感想で終わってしまいそうだ。なんてこった。
最後に宣伝くらいしておこう。こんなグータラな一日を送った僕のような人間にピッタリの一曲があります。
HONEBONEで「なんにもない一日(Japanese ver.)」


カワグチへのサポートはフォークデュオHONEBONEの活動費に使わせていただきます。