お久しぶりです。カワサキウチュウです。

1stEP「宇宙をめぐる議論」がBandcamp、BASEにて販売中！

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1stEPから各種音楽サブスクリプションに「新孤独主義」「荒野に向かう途中」の二曲を配信中！

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YouTubeにてMV第一弾「新孤独主義」を公開中！

さて、今回は1stEP「宇宙をめぐる議論」の二曲目となる「真夜中のアニメ」について解説していきます。

まずこの曲の原型を作ったのは2019年の秋頃だったと思います。当時はサビのみで他の構成も適当だったし、何より歌詞もタイムトラベルをテーマにするか真夜中のアニメにするかで迷ってました。でもサビの歌詞をちゃんと考えていったときに「真夜中のアニメをテーマにした方が言いたいことを詰め込めるな」と確信した事を覚えています。

そしてこの当時、長年の友人でもあり我らの頼もしいドラマーでもあるコバヤシくんは地上波を観れるタイプの車を所有しておりました。二人で深夜に移動しながらザッピングしているとバンド活動に関するアニメーションが放送されており、これを観てかつて学生であった時の不思議な感情を思い出しました。

「深夜のアニメは内容に関係なく心に刺さるのは何故か」と。

その答えは未だに分からないまま、そして曲は完成しないまま2ヶ月ほど経ちました。その頃はサビはキーがE♭で、その時コピーしたCHAGE&ASKAの「SAY YES」のサビを無理矢理この曲に当て込んでいましたが、メロディとコードの関係性的に合わないところが当然あったのでまず歌いやすいキー（Ａ♭）に変更し、特に変わった場面は作らない歌詞だけを聴いてもらえる展開にしました。そしてそのサビに合わせて6パターンほど前後のパートを作成して、現在の形となっています。

私にとって初めての真夜中のアニメは「.hack//SIGN」なのですが、今思えばまさにこの頃のことを思い出しながら書いたような一曲になりました。子供の頃、親に黙ってリビングの壊れたテレビ（音声しか出力されない）に齧り付いて視聴していたあの時間がこの曲に繋がっていると思うと、自分としてはとても救われたような気分です。

皆様には『寝ても覚めてもその世界から離れられない』ような体験はありますでしょうか。あれば教えて頂ければ嬉しいです。

真夜中のアニメの解説としては以上となります。
次回は「嘘つきの本性」を解説していきます。

最後に、カワサキウチュウは2022/5/29にレコ発ライブを開催します！

カワサキウチュウ1stEP『宇宙をめぐる議論』
レコ発企画【机上の宇宙論】

★以下詳細です★
日時：2022年5月29日(日)
会場：京都DEWEY
開場/開演：18:30 / 19:00
入場チケット料金：¥2,000＋DRINK¥500
配信チケット料金：¥2,000
出演者：カワサキウチュウ(bandset) / 小川洋平 / シライリゾート

□配信URLはこちら↓

最後まで読んで頂きありがとうございました！
では次のセルフライナーノーツでお会いしましょう！