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(自慢注意)私の学生時代の偏差値をこっそり公開します。

今日はあなたに、私が体験した
「リアルド○ゴン桜」(?)のような実話をお届けする。


偏差値。

それは平均点を偏差値50になるように変換し、
基準からどれくらい高い(または低い)点数だったかを表したもの。

自分の実力を相対的に把握できる便利な数値である。


中学、高校、大学・・・

あなたも学生時代、きっとこの数字を意識し
学業に励んだことだろう。

憧れのあの学校に入るために
毎日机に向かっていた、という思い出がある方も多いと思う。


偏差値、

単なる指標に過ぎないが
合格した学校がその後の就職活動にも
少なからず影響を及ぼすとても怖い数字である。


なんとなく偏差値の高い学校の前を通ると
背筋がピンと伸びるのを感じる。

校舎から後光が差しているが如く
そこに通う学生も光り輝いているように見えるから不思議だ。


さて、そんな「偏差値」であるが

自慢ではないが(というか自慢になってしまうのだが)
私も学生時代、かなりの数字を叩き出した過去がある。


それは中学生の全国模試の時。

ごく普通の地元学校に通う私。

運動部に入っていたこともあり、
勉強はあまりしない方であったが集中力はある方だった。

模試が1か月後に控えているので
ここは頑張り時と思い、書店で参考書を買いあさり
過去問題を解き、寝る間も惜しんで毎日机に向かった・・・。


試験当日。

テストが配られると、私は「勝利」を感じた。

なぜなら、暗記して覚えていた所がそのまま出題されていたからだ。

担任の先生や友達、家族にも答案用紙を見せつけながら
鼻を高くしていられる確信を得た。

「ふっふっふ、見てろよ」

スラスラと鉛筆を走らせる。

時間の10分前にはもう解き終えてしまい
窓から見える森の木々を眺めながら鐘が鳴るのを待った。

1か月前から狙って勉強しておいて良かった・・・そう思えた。

当然周りには「俺、マジ全然解けなかったわ、テスト勉強してなかったんだよね」と
【お決まり】のウソをばら撒き伏線を張っておいた。


この後訪れる「奇跡の瞬間」を演出するために・・・



数日後、待ちに待った答案用紙が返される日。

そして、偏差値が確定する日だ。


順番に名前が呼ばれて、担任が一言コメントをしながら
テストを返していく。

ある者は「凄い点数だ、素晴らしい」と称賛され
ある者は「もう少し頑張ればもっと点数行くぞ」と励ましを受ける。

この瞬間は生徒が一喜一憂し
一番クラスが騒がしくなる時間だ。


「次、川沢!」

「はい!」

ついに自分の番が来た。

ちょっと緊張していたためか
椅子を後ろの席にぶつけてしまったのはご愛嬌。


歩いていくと、先生が私の点数を見て驚いた様子で一言!

「お前!この学校で今までこんな偏差値見たことないぞ!!」

「あ、はい!実は少し勉強したので、、、ありがとうございます!^^」

少しテストを受け取る手が震えてしまった。


全国模試の用紙には
ズラズラと数字が並んであり

「総合」の欄に
今回の結果を受けた偏差値が書いてあった。


その数字を見た瞬間、
まさに自分でも予想だにしなかった驚きの結果だった!






偏差値28。


なんじゃこりゃ。


何かの間違いか?

あれ、偏差値って50点満点だっけ?(いや違う)


先生が順番を間違えて別の生徒の用紙が渡されたのか?

いやでも名前にはちゃんと「川沢」って書いてあるし。


んんん、、、

どうやら自分のものに間違いないようだ。汗


一生懸命勉強したこの1か月、、、

ずっと燃え上がっていた心の火は
フッと消え、一瞬にしてあたり一面が暗闇に。

微かに見えるのは火が消えた後の白い煙、
そしてツンと鼻を突く灰の匂いだけだった。


先生が放った
「お前!この学校で今までこんな偏差値見たことないぞ!!」
という言葉。

まさにその通りだった。

でもそれは逆の意味だった。


こんな低い偏差値を取った生徒は
おそらくこの学校にはいない。

「28」という数字は全国的に見てもワーストレベル。

50が中央値で20上の70以上が東大京大なのだから
同じだけ下振れしているということは「そういう事」だ。


当然、その後
周りの友達や家族にも驚かれ
「ネタ」にされたことは言うまでもない・・・。


このエピソードは
東大漫画「ドラゴン桜」にちなんで

「逆・ドラゴン桜」として
その後ウチの中学で語り継がれる伝説となった。(かもしれない)


というわけで
私の『自慢』の話はいかがだっただろうか。


もし良かったら上記のような
あなたの「自慢」があればコメント欄に書き込んで欲しい。

何か面白いズッコケ話があれば私も聞きたい。

無ければいつものように記事の感想など貰えれば嬉しいです。

お恥ずかしながら長年、経済的に苦しい思いをしてきました。 しかし、あるきっかけで稼げるようになりました。 ですので今度は私が同じような境遇にいる方へその「きっかけ」をお届けすべく活動しています^^