かわせみ かせみ

日常の中で感じ、考えたこと。笑ったこと。思い出。映画の感想(MCU好き)など。HSP。…

かわせみ かせみ

日常の中で感じ、考えたこと。笑ったこと。思い出。映画の感想(MCU好き)など。HSP。あふれる思いを書いています。時々詩を書いて気持ちを発散。アラフィフ。離れて暮らす大学生息子がいます。2018.9~

最近の記事

人それぞれの道を自分の力で歩いて行くしかないけれど

 他の人の人生まで背負うことって難しい。自分の親であっても子供であっても。その人の人生はその人にしか進めない。  だから考え過ぎてもどうしようもないんだ。私がコントロールするものではないし、できない。責任があってもすべてを一緒に歩くなんてできないもの。時々寄りそって時々支える。あっちへ駆け寄り、こっちに駆け寄り。私はそんな自分の人生を愛おしくも思う。  それでも息子の心を思うと、ついついずうっとそばで支え続けたくなる。多分はたから見ると、サッパリしているように見えているかも

    • キミの発達を見守るしかない私は、どんな言葉をかけてやれば良いのだろう

       急に札幌に行くことになって、この一週間バタバタしてしまった。  3月上旬、息子が帰省すると、ちょっと前から精神状態があまり良くないのだと打ち明けてくれた。自らカウンセリングにも通っていると言う。  内容を聞いて、私がどうにかしてあげられるのかわからず、夫も私も息子の気が向く時に話し相手になる。  2週間ほどでだいぶ気分も落ち着いてきたようだったけど、札幌に戻りたくないと言い始めた。真意がはかりかねて引き続き息子の気分の変化など待った。  細かなことは、何年後かに笑い話と

      • やりたいことをするために、何はさておき身体を整えておかなくてはいけない

         「近いうちにやっておきたい」「少しずつこうしていこう」と考えていることがある。  ただ粛々と日々を過ごし、その積み重ねがあって、いつの間にか何かを達成していたり、超えたい目標が出てきたりするような人になりたいのに。  つい先を思い、将来を不安に感じてしまう。前まではそんなじゃなかった。また元の私に戻れるだろうか。それとも年齢的に皆が感じるものなのだろうか。過去についても未来についても、考えたからって不安が減るわけではないはず。だけど過去を振り返り、そこに何かしら学びを得て今

        • 映画に没入するための環境って大事よね

           映画は大画面が良いだなんて言ってもさ、家で多くの作品を観られる昨今。家でだって感動できるもん。と思いつつ、あの大画面であの大音量の中、あの没入感を味わえる空間は貴重だ。  没入するには「途切れさせない」も大事な要素。  配達のピンポーンとか、家だと油断して我慢できないトイレとかもあるけどね。もっと細切れに。  私は今まで4本の映画を、細切れで観た経験がある。  一つは「ラ・ラ・ランド」。飛行機の中で初めて観て、本当はピンとこなかった。だって隣りの席では画面がフリーズしち

        人それぞれの道を自分の力で歩いて行くしかないけれど

        マガジン

        • 親子のこと
          111本
        • 映画について色々
          111本
        • 大切にしたい思い、過去のこと、最近のこと
          202本
        • 31本
        • 中高年になって
          79本
        • お笑い、テレビ番組、漫画、本、ゲームなどの感想、紹介
          55本

        記事

          SHOZO SHIRAKAWAでのんびりコーヒーとケーキ

           帰省している息子を連れて、白河にあるSHOZO CAFÉに行った。正式名称は「SHOZO SHIRAKAWA」だそう。  幼少期の息子を連れて那須のSHOZO CAFÉに通ったものだったけど、息子にとって白河の方は初めて。  夫と私は気に入って時々行く。  今回の2週間前に行った時には梅が咲いていた。  大好きなカフェは一人でもゆっくり過ごせるような雰囲気がある。  那須のSHOZO CAFÉも、SHOZO SHIRAKAWAも落ち着いた雰囲気だけど、白河の方がだいぶカジ

          SHOZO SHIRAKAWAでのんびりコーヒーとケーキ

          春までもう少し~3月のふり返り~

           ほんの何日か寝不足が続くと、久しぶりに車酔いしてしまった。「ああ危ないぞ」と思うと目をつぶり、ごまかしごまかし過ごしていたけど、帰宅後にスマホを見ていると、遅れて本格的に気分悪くなってしまった。  その後は何も見ずに夜はよく眠り、朝起きると快復していた。  今日は今のところ晴れているけど肌寒い。  昨日は雨。  関東は夏の暑さだったのね。3月から4月に変わる今の季節感もあるけど、合間にすごく暑いのはこちらもいっしょ。  この辺りは、やっと雪が降らなくなってきた。  1月や

          春までもう少し~3月のふり返り~

          カバンに、暮らし方や考え方が表れていた

           子供を一人暮らしさせながら大学に通わせ。手元に購入した商品を見ては物価高にやるせなさを感じ。今年に入ってから義母が亡くなり。否応なくお金や持つ物について考える機会が増えている。  母と先日話していた。その辺の感覚が戦後育ちや祖母の見栄があって、祖母にお嬢様で育てられてしまった母と、祖母の影響下にあった私。  別にぜいたくできるような家柄でもなかったし、ごく平均的な家庭だった。それでも家庭のかもしだすムードがあって。母方の祖父母の影響は、同居してからますます強かった。  祖

          カバンに、暮らし方や考え方が表れていた

          改めまして自己紹介

           最初のころに自己紹介し、その後一度更新したから、もう良いやとそのままにしていた。  見返したら、2回目に変えたのは3年半前。大して変わっていないようで変わってきた考え方や体調。  最近になっても、そのプロフィールを見てくださる方もいるけど、今と少しでもちがう自分の部分が恥ずかしくて仕方ない。noteからも「春のチャレンジしませんか」と企画があるので、これを機会に新しくすることにした!  noteを始めたのは2018年9月から。  投稿頻度は多い時と少ない時とあるけれど2

          改めまして自己紹介

          noteで読む側として楽しみ、そして反省してしまうこと

           「春の連続投稿チャレンジ」が始まっていますね。  本当はタグ一つも参加しないつもりだった。  何故なら昨年、クリエイターフェスの、投稿企画に参加した時に疲れちゃったから。楽しかったのだけど、あと3投稿くらいを期限内に! と思うと、少しがんばってしまった。  エネルギーのある時にまた参加したら良いから、次回はグッズ欲しいなあなんて欲をかかないでお休みしよう。と、ちょっと前までは思っていた。  でもタグを眺めていると、5つには満たないけど、書きたいなあと思うものが出てきた。そ

          noteで読む側として楽しみ、そして反省してしまうこと

          思っていたよりずっと好みの楽しい映画だった!~「アーガイル」~

           スパイものだけどなんかちょっと楽しそうなんだよなあ。  予告を観てそんな風に思ったけど、でも監督がマシュー・ヴォーン。  マシュー・ヴォーン監督と言えば「キックアス」や「キングスマン」シリーズで有名。  「キックアス」は、何も知らないで軽い気持ちで観てしまった。でもムンクの「叫び」みたいに顔が伸びるんじゃないかと思うくらい怖かった。ホラーとかサスペンスとかの怖さじゃなくて、バイオレンスが。ストーリーの面白さはわかるけどさ。心の中で何度「ギャー!」と叫んだか。まだ当時は怖い

          思っていたよりずっと好みの楽しい映画だった!~「アーガイル」~

          車で出かける時にも備えておきたい

           阪神大震災を経験してから、枕元に懐中電灯を置いて寝るようになった。  あの一瞬で家が全壊した友人は「大きな地震が起きたら全部なくなるから、備えていても無駄」と言う。彼女のそれまでのダメージに思いをはせると返す言葉が見つからない。  でも、全壊しないケースもたくさんあるから。慌てて避難しようとする友人と電話で話したこともあった。当時、大きな地震を含めた自然災害は今ほど多くなかった。「避難することになってん。どうしたら良いんやろう!」とパニックになっていた。  被害を受けて

          車で出かける時にも備えておきたい

          お気に入りだったコート2着(初めて描いてみたよ)

           冬ももう終わるから、せめてこちらですっかり春にならないうちに、今年こそコートについて書くぞー。  ずっと書こうと思っていたけど、こんなに延び延びになるなんて。note続けていて下さってありがとう、うみさん!  だいぶさかのぼった。やまかわうみさんの、コートについてのエッセイ。昨年の1月だった。めっちゃ遅くなっちゃいました。  彼女はファッションが好きで「季節にまつわるおしゃれの話」を、マガジンでまとめている。古着のオンラインショップをしていると書かれていたのも覚え

          お気に入りだったコート2着(初めて描いてみたよ)

          映画より映画館が好きな人と

           映画が好きな人と結婚する。20歳前後はそんな風に強く思っていた。  でも結婚して何年も経ってから気が付いた。  そう言えば夫はそうでもないな。  そんな風に条件を挙げていたことすら忘れていた。  当時は別に不満にも思っていなかった。  最近は夫が映画をわりと観るので、ありがたく思い、いつの間にこんな状況になったのだろうと考えてみた。  結婚するまでも何度か映画は観に行った。  出会いから結婚までが短かったものの、そんな頻繁じゃなく数えるほどだな。  結婚してからも、

          映画より映画館が好きな人と

          父がヒーローに思えた日

           物心ついた頃に気に入って心に残っている映画は「スターウォーズ」。今で言うエピソード4ね。  今も私はその世界にすぐ入りこんでしまう方だけど、5歳くらいの頃ってもっと簡単にファンタジーの世界に入れるようだ。宇宙にはこんな場所があるのかもしれないと、スクリーンに夢中になった。  ルーク・スカイウォーカーは幼い私にとっても可愛かったし、レイア姫は美しく、C-3POとR2-D2のやり取りに笑い、チューバッカは愛おしく、ハン・ソロを暑苦しく思った。でもみんなとにかくかっこ良かった。

          父がヒーローに思えた日

          自分の感想や文に自信がない時でも、思い出す先生のおかげで

           読書感想文を書くコツなんかを近年、ネットで多く見かけるようになった。子供の頃知っていれば、もう少し宿題がラクだったかもなあ。  文を書くのは幼い頃から好きでも、感想文を書くのは好きじゃなかった。  作文にしたって、ほめられた経験はほとんどない。賞とかも獲ったことがない。一度だけ文集に、ギリギリ佳作として感想文を載せられた時も、その良さがどうしてもわからなかった。わかっていたらその後に生かせてきたはずだもの。  今も同じ。大好きで楽しい。あんまりほめられない。いくつかいただい

          自分の感想や文に自信がない時でも、思い出す先生のおかげで

          なにか変われただろうか

           13年が経った。  この13年でどのくらい復興したと言えるのだろうか。  能登の人たちを励ませるほどにはなったのかな。 *  揺れたあの時。  カウンターの下に潜りこみ、コーヒーポットや周りの物がガチャンガチャンと横で落ちていくのが見えた。阪神大震災を思い出しながら、長い揺れに手の震えが止まらなくて、携帯の番号をなかなか正確に打てなかった。  心細くてアパートの扉を開けると駐車場から声が聞こえて、私も下りて行った。皆で言葉を交わしながら時折、「あっまた……」と静かに立ち

          なにか変われただろうか