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米国株式投資の真実を伝える [Vol.123]2023年12月18日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(12月11日~12月15日)

<主要指数>
・NYダウ                           +2.9%
・S&P500指数                   +2.5%
・ナスダック総合指数      +2.8%

=駆け足バージョン=
米連邦公開市場委員会(FOMC)で来年の3回の利下げ見通しが示されるなど、米連邦準備制度理事会(FRB)の予想以上のハト派姿勢が好感され、長期金利が4%を割り込みました。これを好感して株式市場は大きく上昇し、NYダウは史上最高値を更新しました。

=ちょっとだけ詳しく=
消費者物価指数(CPI)やFOMCの結果の発表を控えて様子見姿勢が強かったものの堅調に始まりました。

火曜日発表のCPIはやや強めでしたが、大きな波乱はなく、続伸となりました。

水曜日のFOMC終了後に、政策金利の据え置きに加えて来年に3回の利下げを見込むFOMCメンバーの予想が発表されたほか、パウエル議長の記者会見では利下げが検討されたことも示唆されました。

市場の予想を上回るハト派姿勢が好感されて株価は一気に上昇しました。

FOMCを上回る利下げを織り込むかたちで長期金利が4%を割りこんだことが株価上昇を牽引し、NYダウが水曜日から3日連続で史上最高値を更新して引けたほか、S&P500指数やナスダック総合指数も、先週年初来高値を更新しました。

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