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米国株式投資の真実を伝える [Vol.108]2023年8月28日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

9月4日号は休刊とします(10月は毎週配信します)。

1.マーケット振り返り(8月21日~8月25)

<主要指数>
・NYダウ                       -0.4%
・S&P500指数    +0.8%
・ナスダック総合指数 +2.3%

=駆け足バージョン=
週前半は様子見姿勢が強い中、押し目買いを中心に底堅く推移しました。注目されていたエヌビディアの決算発表やパウエル議長の講演といったイベントが終了し、主力ハイテク株は上昇したものの銀行株などが売られてまだら模様の展開となりました。

=ちょっとだけ詳しく=
週前半は、水曜日引け後の半導体大手エヌビディアの決算発表や金曜日のパウエル議長の講演を控えて様子見姿勢が強い中、金利の上昇が一服したこともあり、主力ハイテク株を中心に押し目買いの動きが広がり、底堅い展開となりました。

エヌビディアの決算発表は市場の予想を上回る内容でしたが、木曜日の市場は上昇して始まったものの、翌日のパウエル議長の講演を控えた警戒感や金利上昇に加え、S&P500指数がチャート面の節目を抜けなかったことなどから反落しました。

パウエル議長の講演では引き続きタカ派的な姿勢が示されて金利は上昇したものの、今後の金融政策に関して大きなサプライズがなかったことから、反発して週末を迎えました。

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