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Ars Electronicaの雑多所感記 1日目

9/5(木)から9/9(月)までオーストリアのリンツにて開催されている、Ars Electronicaに出展のため来ております。現地で見たもの・感じたものを記憶が新しいうちに残しつつ、現地の雰囲気が伝わればいいなと思い、現地のレポート的なものを雑多に、毎日書いていきたいと思います。

※出展内容、具体的な試みについてはこちらをご覧ください。河津は主にInspiratorに関わっています。

と言っても、今日9/2(月)はほぼ移動と設営がメインでした。羽田空港を深夜1時半ごろに出発し約12時間、現地時間の朝6時早朝にウィーン空港に到着しました。

地下鉄に乗ってリンツに向かいます。日本の朝6時なら出勤ラッシュですが、ウィーン空港駅はガラガラです。

駅のいたるところにピクトグラムが目立ちます。ドイツ語でほぼわからないですが、こう絵で示されるとわかりやすいですね。

ウィーンから約1時間半でリンツに到着。薄曇りで肌寒いです。

Ars Electronicaはリンツ市内いたるところに会場があり、開催期間中は市内を走る路面バスやタクシーに乗って移動し展示を回っていくことになります。ただ出展者はパスをもらえ、このパスで開催前の設営時に施設に入れることはもちろん、市内の路面バスに乗り放題でき、移動がすごく助かります。

肩書きARTISTって付いててなんか嬉しい!ただ乗り放題が使えるのは9/3からだそうで、今日の移動は自費です。

リンツ駅から僕たちが出展する場所「POST CITY」はすぐ目の前にあるので、設営用荷物を担いで早速設営に向かいます。

設営途中の会場を横切りましたが、備品や資材が次々とトラックで積み込まれていき、着々と準備が進んでいます。Ars運営の方や出展アーティストの方々など様々な人が準備を進めており、特殊な熱意みたいなものに満ち溢れている不思議な空間でした。熱気とは違い、力を抜き楽しみつつ、良きものを作ろうと、そんな感じの雰囲気だったと思います。

おそらく運営の方だと思いますが、建物の中をキックボードで移動したり、僕たちみたいな知らない人間にも気さくに話しかけてくれたりなど、Arsというものを一種のお祭りと捉え楽しむ、そんなワクワク感が伝わってきます。同行している河野さんがおっしゃっていましたが、「世界最高峰の文化祭」というのがしっくりくる、そんな場所でした。

そんな空間を横切り、僕たちの出展する場所「ART THINKING HOUSE」までやってきました。

学校のような建物です。こちらの一室で設営を開始します!

4時間ほど頑張って資材取り付けや配線、システム動作確認や調整などを行い、続きはまた明日。(設営後の写真撮り忘れた)

その後リンツの街を散策しながらご飯など。リンツの街は昼も夜もとても綺麗です。

夜の写真は午後8時くらいに撮ったものですが、飲食店以外の店はほぼ閉まっており、人も閑散としています。ウィーン空港地下鉄でも思いましたが、オーストリアは日本人とライフサイクルが結構違っているというか、仕事終わりは早めに家に帰り家族と過ごすというライフワークバランスが主流なのかなと、そんな予想をしたりしていました。

などと、リンツ初日はArsというか市内散策が多い日でした。明日9/3(火)は引き続きの設営を頑張っていきます!

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