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craftset (MT5版)のバックテスト結果

優作さん(https://x.com/prairie1984?s=20 )のEAであるcraftset (MT5版)を手持ちの口座でバックテストして、岩ライザーFXで分析したので備忘録として残しておきます。


MT5版はcraft-SET1とロジックは同じなので、510xxとW2と2531の組み合わせです。詳細なロジックは優作さんのnoteをご確認ください。

バックテスト条件は以下のとおりで、VPSの環境に合わせて設定し、期間はヒストリー品質が100%リアルティックとなるように設定。

・口座:EXNESS ゼロ(延滞50 ms)とTITAN ブレード(延滞5 ms)の2種類
・期間:2021.09.01~2024.03.22
・ロット:0.01固定

EXNESS

まずはEXNESSの結果を見ていきたいと思います。

EXNESS 510xx

EXNESSの510ロジックはどの通貨ペアも良い感じでした。下の図のように5日が少しマイナスでしたが、大きな影響ではないのでそのままにします。

EXNESS 510xx

EXNESS W2

W2ロジックではCHFJPYは横ばいの成績で、稼働しないという選択もありかもしれません。ひとまずCHFJPYは外して結果を見てみると、3日、11日、19日は比較的マイナス額が大きい結果でした。取引回数が多いわけではないので、今後はどうなるか分からないですが、この3日間はW2ロジックを停止でもよいかもしれません。

EXNESS W2
EXNESS W2 CHFJPY以外

EXNESS 2531

最後は2531ロジックです。どの通貨ペアも良さそうですね。

EXNESS 2531

というわけで、全ロジックを稼働させた結果と、W2のCHFJPYを停止・CHFJPY以外は3日、11日、19日を停止した場合の結果を比較するとこちらのような結果となりました。
利益額はあまり変化ないですが、各数値が改善しました。

EXNESS比較

TITAN

続いてTITANの方の結果を見ていきたいと思います。

TITAN 510xx

TITANの510ロジックはどの通貨ペアも良い感じでした。EXNESSと同じく5日が少しマイナスでしたが、大きな影響ではないのでそのままにします。

TITAN 510xx

TITAN W2

W2ロジックではEXNESSと違って、CHFJPYは他の通貨ペアと同等な結果でした。一方、GBPJPYが横ばいの時期があり、差が出た形となりました。
11日、19日、26日が比較的マイナス額が大きい結果でした。

TITAN W2

TITAN 2531

最後は2531ロジックです。

TITAN 2531

こちらも全ロジックを稼働させた結果と、W2のみ11日、19日、26日を停止した場合の結果を比較するとこちらのような結果となりました。
EXNESSと同様に利益額はあまり変化ないですが、各数値が改善しました。

TITAN比較

EXNESSとTITANの比較

各ロジックを比較すると下図のようになりました。
(W2は一部変更後の比較)

510xxの比較
W2の比較
2531の比較

下図は全ロジックをフル稼働させた場合の比較で、EXNESSの方が利益額が大きい結果となりました。

EXNESS vs. TITAN

W2ロジックの一部を停止したり、稼働日を調整後の結果比較においてもEXNESSの方が若干利益額が大きい結果でしたが、どちらの口座でも良さそうですね。

EXNESS vs. TITAN

所感

・同じロジックであっても、通貨ペアによってプローカー差が出たり出なかったりしたのは驚きでした。
・岩ライザーFXは日付設定やポートフォリオ合成がめちゃくちゃ便利!

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