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オズCSで使ったオベリスク

1.はじめに

お久しぶりです。かをぽっぽといいます。普段は壊獣カグヤや壊獣抜きカグヤをCSに持って行ったりnote記事を書いたりしている人です。今日は思い付きで組んで何故かCSに持ち込むことになってしまった神デッキについて、もう使うことなさそうなので供養として記事にさせていただきました。
短期間で構築した弊害もあり、調整も構築も甘いですが大目に見てくれると幸いです。

2.レシピと戦績


3.構築に至るまで

きっかけは何気ない私のツイートでした。なんか王とオベリスク噛み合うなー誰か形にしてくれないかなーぐらいの軽い気持ちで簡単な画像4枚のツイートをしました。

そしたら週末にオズCSでチームを組むことになっている美味しいお米さん(@HakumaiTake)(神を使ったデッキでCSに出ていることで有名)からこんな反応を頂きました。

逃げ場が無くなりました。
という訳でこのギミックを基にしたオベリスク×王のデッキを組み始めました。

このギミックを成立させるためには、場に王の舞台、墓地にソウルエナジーMAX、粉砕せし破壊神を揃える必要があります。もちろん現代遊戯王で全力でソリティアをすれば揃えられないカードなんてほとんどありません。ですがCSに持ち込むことを考える以上、ある程度の実用性は必要です。あまり派手なソリティア要素は、王の持つ、「どんな誘発を貰っても王の舞台を貼れば最低限の動きになる」という長所が死んでしまいます。
幸いにも王の舞台は場魔法であるため、虹の架け橋によってサーチが可能で、ソウルエナジーMAXも粉砕せし破壊神もとりあえず墓地に送れば仕事をする魔法罠です。つまりこれらのカードはすべておろかな副葬という共通のカードで触ることが可能です。
しかしながらおろかな副葬は発動に名称ターン1があり、どんなに重ね引いても1ターンに1枚ずつしかカードを集められません。1枚のカードでおろかな副葬を2回使う、そんな都合のいいカードなんてあるわけ・・・






ありました。すべてのファンデッカーのお友達、どんなカードにもアクセス可能、往復1ターンで2枚のカードに触れるベアトリーチェです。2枚目のカードに触れるのは相手ターンですが、今回触りたいソウルエナジーMAXは相手のターンに墓地に送れば十分間に合います。つまりベアトリーチェで王の舞台、ソウルエナジーMAXを揃えることができます。また素引きなどで墓地落とし権が余れば粉砕せし破壊神を墓地に送ることで、このツイートで見せたコンボを対戦環境で実現可能な範囲に落ち着けられそうです。
でもそもそもベアトリーチェなんてカードを簡単に出せるのでしょうか。デッキを星6中心で組むことは確定しましたが、メインデッキはある程度のカードパワーが無いと現環境で先攻を取って勝てないなんて悲しいことが起こってしまう恐れもあります。いくらランク6が立つと言っても光神機-桜火-だらけのデッキではとてもじゃないが大会では戦えないでしょう。環境レベルのカードたちと渡り合え、単体での完結力も高い。またできれば1枚初動も絡めたい。そんな都合のいいレベル6モンスターなんてあるわけ・・・







ありました。こうしてデッキの大枠が決まり、細かいところを調整してデッキが完成しました。

4.採用カードについて

メインデッキのカード

宣告者の神巫
このデッキのベアトリーチェ成立の1枚初動です。イリュージョンオブカオスかオオヒメをサーチすることが出来、場合によって使い分けます。エルフで釣って妨害になることもポイントです。

ソウルズギミック
マジシャンズソウルズ、イリュージョンオブカオス、ブラックマジシャンガール
手札に来て腐ったオベリスクサポートをドローに変換したいときはソウルズを自己ssし、特に腐ったカードが無い場合や金満で謙虚な壺を打ったターンはBMGにしてランク6の素材にします。ソウルズからBMGを出すと墓地にソウルズが落ちるので深淵の獣とも相性がいいのもポイントです。

御巫ギミック
オオヒメの御巫、伝承の大御巫、御巫の誘い輪舞
ssしやすい星6としてオオヒメの御巫を採用しました。オオヒメは誘い輪舞まで採用することで単体で妨害になれること、手札に来たオベリスク魔法罠を切れることが優秀で、後手まくりにも貢献してくれます。先攻制圧に使った後ワンキルにも使いたいので伝承は2積みにしました。

深淵の獣ギミック
深淵の獣ルべリオン、マグナム―ト、ドルイドヴルム、サロニール、復烙印、烙印の獣
ssしやすい星6としての採用です。ついでに環境トップのティアラメンツに対してメタを張れるのがとてもよろしい。今回相方として用意している星6はすべて墓地に光闇を用意できるので深淵の獣と相性が良いです。(オオヒメは伝承でオオヒメを落とすことで墓地にコストを用意可能)ついでに深淵の獣だけで妨害を作れるように烙印永続魔法罠を採用しました。

王ギミック
王の舞台、ハール、ウートガルザ、ヘル、マルデル、ロプトル
このデッキの妨害の主軸。デッキ内の最優先の動きは舞台の確保です。生成したトークンはソウルエナジーMAXや王の効果の生贄にするほか、マスカレの素材に使ったりもします。どんなに誘発貰っても舞台が張れているなら耐えです。

オベリスクギミック
オベリスクの巨神兵、交差する魂、粉砕せし破壊神、ソウルエナジーMAX
コンセプト。このデッキの為に交差する魂を急遽買いましたが高くてブチ切れました。オベリスクの巨神兵が対象耐性のついた4000打点なのでティアラメンツに対して結構強いです。(無敵ではありませんが)また、交差する魂が通った時のリターンは筆舌に尽くしがたいです。これらのカードが無くてもデッキとしては成立しますがオベリスクギミックの採用によってデッキ内の上振れムーブが強化されたと言えなくはない範囲に収まっていると思います。

ベアトで落としたいカード
トリアスヒエラルキア、虹の架け橋
架け橋はランク6と王のギミックを繋ぐ、文字通り架け橋になっているカードです。採用する宝玉獣はnsからマスカレーナに繋がり、オオヒメで手札から切れば深淵の獣のssコストに使えるルビーカーバンクルにしました。ヒエラルキアはベアトで落としたいカードが飽和する瞬間があったので採用しました。一応粉砕せし破壊神のトリガーになる点も評価しています。

その他
おろかな副葬、儀式の準備、テラフォ、メタバ、金満で謙虚な壺、ネクロバレー
デッキの回転率を高めるため、もっと言うと王の舞台に触るためのカードです。ただ少々場魔法のサーチが過剰気味なので、余ったサーチ先としてネクロバレーを採用しています。このネクロバレーは自分の構築にも刺さってしまいますが、環境トップのティアラメンツは基本的にネクロバレー下でほぼ何もできないのでオベリスクや王などの打点の着地後にネクロバレーを貼って殴り切りましょう。フェンリルは何とかしてください。オベリスク抜いてフェンリル積めばもっとネクロバレー強く使えるのでは。

エクストラデッキのカード

ベアトリーチェ
デッキの核です。ベアトリーチェに含まれる墓地落としは副葬2枚分です。ユニコーンで飛ばされても嫌なのと、2回使えそうなので2枚にしてます。

虹光、ヌトス
神巫用です。

マスカレギミック
I:Pマスカレーナ、トロイメアユニコーン、セレーネ、エルフ、ゼロヴォロス、カオスソルジャー
マスカレ+王の舞台で出します。硬いのと妨害を揃えました。エルフは神巫を釣って1除去と言えなくもない点を評価、セレーネはハールを釣れる点を評価してます。

その他エクストラ
付け合わせのパセリ。場にはほとんど出ず金謙で飛ばすことが多いです。ヴァレルロードはサイド後さくらでティアラのエクストラから抜いてオベリスクで詰ませるプランがとりたくて採用しましたが、そんな余裕はありませんでした。

サイドデッキのカード

特にいうことなし。ラー球が交差する魂のおかげで強く使えます。

5.デッキの動かし方

以下のうち優先度の高いものから順に達成していくという意識で回していきます。
優先度☆☆☆☆王の舞台発動
優先度☆☆☆ オオヒメの1妨害、烙印の獣の1妨害
優先度☆☆  ソウルエナジーMAX マスカレーナ
優先度☆   粉砕せし破壊神 トリアスヒエラルキア

まあぶっちゃけ各種誘発を意識しながらベアトを出すだけです。展開も大して難しいルートはありません。Gを貰ったら王の舞台を張って止まれるようにしましょう。後は相手ターンにオベリスクを出して打点圧で早めにゲームを切り上げたり、普通に制圧したりで勝ちます。後手は交差する魂とかで何とか頑張ってください。

6.終わりに

いかがでしたか。あまり手の込んだ記事ではありませんが、そもそも着想から構築までの期間が短く当日の朝急いで一人回ししたぐらいのテストしかしてません。詰めが甘いという自覚はあるので気になる人が細かいところを詰めてください。

文中でもこっそり書きましたが、このデッキはオベリスクギミックが無くてもデッキとして成立します。王は新規が確定しているテーマであり、オベリスクを採用しない構築でもこの構築には新規入りの王
に少し応用できる部分はあるのではないかと考えています。(というか私が組みます)それはそれとして、久々にCSでこんな貼っちゃけたデッキを持ち込めてとても楽しかったです。組んでくださって、そしてこんなデッキを使うことを許して()くださった美味しいお米さん、ありがとうございました。
めちゃくちゃ雑なnote記事でしたが、もし細かい点について聞きたいなどあれば、私のtwitterや質問箱に質問していただければなるべく答えたいと思います。
twitter:@chaos_jar
質問箱


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