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10月から復学しました。振り返りと今。

お久しぶりです。双極性障害と睡眠障害を抱えているかぐらです。

約1年と4か月noteをお休みしていました。理由は主に2つありました。1つは、活字に触れることが苦痛だったことです。活字を読むことも書くことも、自分の病気を深く考察しアウトプットする作業も苦しくなりました。特に鬱期は本を読むと頭が重くなる感覚があり、文章を考えようとしても何も思いつかないことが多くありました。書きたいという欲求はありましたが、書こうとしても体調が良くならないと判断しました。

もう1つの理由は、全力と休もうと決めたからです。そもそも躁鬱になったきっかけが自分を追い込みすぎたからです。今はある程度工夫もできますが、私は何かを「やろう」と決めると自分をがんじがらめにする傾向がありました。そのため、noteを定期的に書こうと決めてしまうと、自分を苦しめると気付きました。

以上の2つを考慮した上で、書きたいことも書きたい気持ちもありましたが、自分の躁鬱を悪化させないで治療に専念するために休んでいました。人生の休暇だと思って思い切り休めたことで、今10月になって復学することができたと思ってます。

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この1年4か月、何をしてきたか。今回はそれをご紹介しようと思います。

では、1つ目!これをすることが躁鬱、鬱の人にとって最も大事なのではないしょうか。それは「寝ること」です。もうひたすらに、目覚まし時計もかけず、一日10時間以上寝ることもあれば、一日家でずっとゴロゴロしているときもありました。身体も精神も休めることに全力でした。

私は躁鬱にしか持っていないので他の精神疾患のことは分かりかねますが、精神を病んでしまったときにも、身体を休めることは重要なのではないでしょうか。一人でゆっくりできる空間に自分の身を置いてあげることで、私はだんだんと精神的にも余裕を持つことができるようになりました。

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次に2つ目!趣味にだいぶ時間を使ったと思います。以前noteに書いていますが、「ポールダンス」に私は支えられていました。ポールダンスは私にとって余計な邪念を吸い取って、ただただ身体を動かし、筋肉を成長させることに集中できるスポーツです。

もちろん、ポールダンスのスキルを高めたいと思えば、考えなきゃいけないことも多くなるし、練習もしなきゃいけなくなるし、自分を追い込まないといけないこともあります。しかし、ポールダンスで技ができるようになる楽しさ、表現の多様性と面白さに魅了されていた私は、精神的に苦しむことなくスッと入れたコミュニティでした。

もしかしたらいつも室内にこもり、本やパソコンと向き合って考えている作業から解放され、身体を思いっきり動かせる自由が、私を躁鬱の苦しみを緩和させてくれたのかもしれません。これはきっと私だけの躁鬱から休む方法であって、誰でも合うものではないと思います。

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3つ目は、これはメリットもデメリットもあると思います。休んでいるときにしていた最後のことは、「親しい人と会話をすること」です。やはり友はとても大事で、自分が気楽に想いをアウトプットできる場になるし、新しい視点をもらえる場でもあります。だから、私は親しい友にたくさん励まされ、大げさでなく、自殺しないで済んだのは今まで絡んできた親友、大学時代の友人、バイト先の友人、ポール仲間・先生たちのおかげです。おそらく親しい友人が誰もいなければ死んでいたでしょう。躁鬱の苦しみは一人の孤独の中では抱えきれませんから。

じゃあデメリットないじゃん!良いことだらけじゃん!と思うかと思います。そんなことばかりではないです。鬱の調子が悪いときに会うと友人たちの輝かしい素敵な姿に劣等感を持つこともあります。鬱で何もできない情けない私が罪を犯した人間のように見えることがあるんです。

それは友人たちが悪いのではありません。それは全くないです。ただ、鬱の悪い精神が私を蝕んでいるだけです。そんなときは、外出を控え「寝ること」に専念して身体を休めます。そして身体も精神も元気になったら友人たちに会うことがベストです。

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「睡眠」「ポールダンス」「友人」

この3つの大事な軸をもって私は1年4か月過ごしてきました。そして活字が不快にならない程度まで精神が回復しました。また、大学院に通うことができるくらいに身体の健康も戻ってきました。

そして今の目標は<修士論文を完成し、卒業すること>です!大学から大学院までに、政治、メディア、人生論、文学、ジェンダー、セクシュアリティー、ポリアモリー等々たくさんのジャンルを学びました。

双極性障害、睡眠障害になって研究者になる夢を絶たれた今は、別の道を開拓するために学生という肩書きを抜いて、新しいことをやっていきたいと思います。

そのために、今は卒業することに集中します。修士論文の執筆、決して簡単ではありませんが、精一杯の力を使って完成させます。ここまで読んでくださったみなさま、どんな形でもいいので、応援していただければ嬉しいです。

復学した大学院生活、修論執筆、頑張ります!

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