見出し画像

イオちゃんカスタム (+α) -フェイスペイント覚書-

年も明けたので、工作始め。
…ということで、のんびり進めているコードヴェインのバディカスタムのイオちゃんのお顔(+α)のペイントから始めようかと。

ここでは大好きなゲーム作品、”CODEVEIN”の自機やキャラクターを、これまた大好きな造形作品”ねんどろいど”シリーズのフォーマットをお借りして個人的にカスタムしています(※もちろん非公式です※)
デフォルメドールではありますが、お顔やボディのパーツのみの画像がありますので、苦手な方はご注意ください


また、カスタムの方法はあれこれ試した中で自分がしっくりきた方法なのでかなり自己流の上、この方法を取った上でどのような不具合が起こるのか、などは全く不確定です。
参考にしていただくのは全然構わないのですが、諸々自己責任でお願いいたします。色々試して、自分に合った方法を見つけて下さいね☻



1.下書き

自分がねんどろいどのフェイスペイントをする際は、既存のねんどろいどさんの中古パーツのタンポ印刷を落としてペイントをしています。
肌色やお口の形でパーツを選んで、お口の造形はそのまま利用させていただくことが多いです。

右の4つは自機分(ライフワーク)なのでイオちゃんではないです
お気になさらずw

下書きまで終わったところがこちら。
イオちゃんは腕と足にレース状のボディジュエリーがあるので、そちらもペイントします。

タンポ印刷は市販のラッカーうすめ液(強すぎる溶剤だとパーツが溶けたり割れたりするようなのでご注意)を、コットンに染み込ませたもので拭き取って落としています。
家庭用の洗剤で軽く洗浄して、乾いた上にシャープペンシル、ガンダムマーカー スミいれふでペン(グレー)ふきとりタイプ で直接下書きします。

実際使用しているペン

下書きにこの二つを使うのは、普通の消しゴム(自分が使っているのは上記写真のペン型のもの)で消すことができるから、です。

ヘアパーツと時々合わせてざっくりバランスを見ながら書いていきます。左右の対称は鏡に映してそこまで違和感がなければok、くらいな感じ。パーツの位置取りを意識しすぎると表情が硬くなってしまうので、少々のズレはあまり気にせず(笑)自分が好きと思える表情になってくれてるといいかな~って感じで書いてるので、ご覧の通り手癖がすごいですw


2.書き込み

下書きでざっくり方向性が決まったら、ディティールを詰めながら極細マーカーで書き込んでいきます。

瞳や白目の部分など、地の肌色が透けて欲しくないところにさくっと白い下地塗料を筆塗りします。
上からまた重ね塗りするので、本当にざっくりです(笑)

下地にはクレオスのMr.HOBBY Mr.ベースホワイト1000を使用しました。

ここからは消しゴムでリカバリはできないので、消しゴムの代わりに同社のMr.カラーうすめ液やアルコールマーカーのブレンダーを使います。マーカーは100均(上はダイソーさん)のものを使用してます。透明なアルコールマーカーなら基本なんでも大丈夫…だと、思う(多分←)
うすめ液は綿棒などに適量浸して、マーカーはそのまま、消したい部分の塗料を擦り取る感じで使います。取った塗料は綿棒やペン先に移りますので、汚れたら綿棒は取り換える、マーカーはペン先をティッシュなどでこまめに拭き取ります。

下地が塗れたら、ガンダムマーカー スミ入れ用(極細/油性)で下書きをより細かく書き込んでいきます。ペン先が普段使っているミリペンタイプで、個人的にすごく書きやすい!!ので愛用させていただいております。
前述の拭き取りタイプは水性ですが、こちらは油性なので消し込みには上記を使います。

イオちゃんは全体的に淡い色合いなので、グレーのみで。
レース部分もそれっぽく書き込みます
ここも上からまた塗るのでざっくりですw
うちの。(笑) 好きに顔芸させられるので書くのは一番たのしいですw
二人はお化粧濃いめなので、ブラックも使って書いてます

もしガンダムマーカー使って面相書いてみようかな?って思われた方がいらっしゃいましたら、ひとつ気付いた注意点を。
以前はこのブラウンも使っていたのですが…ブラウンは時間経過で退色するようなので面相書きには向かないかな、と体験からは感じました。

目のフチの主線や瞳孔の書き込みなどにブラウンを使用したのですが、茶→蛍光オレンジ~ピンクっぽく変色したり、瞳をコーティングしたUVレジン部分にピンク色のにじみが出ています。

ブラックとグレーに関しては、自分で遊んでいる分には特に変質は感じないので、今はこの2色のみ使用しています。
他の色に関しては使ったことがないのでなんとも言えないですし、自分自身全部手探りでやってますので、気づいてない不具合もあると思います。
お試しの際は何が起きてもどんとこい!というスタンス(要するに自己責任…w)でよろしくお願いいたしますm(_ _)m


3.塗り、メイク

書き込みで詳細が固まったら、あとはひたすら塗りでイメージに近付けていきます。
ここからはメインで使用するのは水性のアクリル塗料です。

まずはイオちゃんから。

使ったのはこのへんのお色。

水性アクリル塗料であること、くらいしか気にしていません。画材や塗料の違いが分かるほど知識が…(滝汗)
リキテックスは自前、足りない色味は相方氏のファレホ(右)を借りました。
自分はアニメ調のパキッとした塗りができないので、適当に混色しながら塗っています。

作業環境と塗りかけのイオちゃんフェイス

奥にあるみすぼらしい物体はお手製のウェットパレットです(笑)ここに絵の具を出して、右手前のパレットで混色してます。
乾いたパレットの絵の具はすぐ乾いてしまうので、適宜乾燥を遅らせるメディウムや水を加えて、濃度や粘度を調整しつつ塗り進めます。

一通り塗り進めてみたのがこちら

…うーん、こんなモンかな?

続けてボディジュエリーのペイントも。

薄いグレーの影色の上に、白でレースの凸部を書いていくイメージ…?
全部書き込んでみてこんな感じ。

あんまり綺麗ではないですが、レースのニュアンスが出てると…いいな(願望)


ここからはライフワークのうちのバカップル分。
(隙あらばフェイスパーツを増やそうとする←)

カイはこんなもんかなー?
サイ。元のねんどろさんのお口の造形が良すぎて(笑)
ご縁があったらサイのお顔作ってみたいと思っていたので満足―!!

この二人は何の忖度もなく、好きに書けるので(だって自機だもの)
書く毎に手癖が限界突破してる気がしますw 顔の濃さは愛の濃さ…!(本気)


4.仕上げ

納得できるとこまで書けたかな、と思えたら、仕上げです。

イオちゃんはナチュラル美少女なので、チークとリップにうっすらピンクを入れました。

つや消しスプレーを吹いて、眼球部分と唇にぷっくり感と艶を出す為にUVレジンを盛っています。

いつも使ってるのはこちら。
クレオスのプレミアムトップコートつや消し と ガイアノーツのUVジェルクリア

ボディジュエリー部分にも厚みが欲しかったので、つや消し二回吹く間にレース部分にUVジェルクリアを盛ってみました

…が、肉眼で見てもほぼ分からないレベルです(笑)
まあそんな予感はしてたw

せっかくなので、イオちゃん仮組みしてみました☻

初お披露目なのに下着なのはホントごめんww

まだヘアはざっくり削っただけでパテもまだだし、(ある意味下着よりセンシティブな)デフォのワンピも縫えてないのですが…
人型になるとテンション上がりますね!(単純)

残りのパーツもマイペースに進めていきますよー!
待っててイオちゃん…!


…と、いう訳でイオちゃんの面相とボディのペイントは完了ー
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?