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夜市で……学んだこと。

こんばんは、佳夜です。
またまたパソコンのご機嫌が悪く、久しぶりになりました。
 実は童話の同人誌に投稿していたんですが、つらくなり退会しました。わりと元教師が多くて私みたいな異端者には風当たりが強いのです。特に子どもが見る点で、宗教的な事、性的な事、暴力的な事、を排除するのですが、男尊女卑と親への尊敬心がないといけないのが常識だそうです。私がいまどきの夫婦の有様を書くと、どうも父親を敬うのが書けなくて。強い母親を書いてしまい非難されました。私は粗野なんでしょうね。

 さて、昨日は土曜日。今年うちの地区では、8月初めの天神祭りまで7月の土曜日が「土曜夜市」になりました。コロナで数年飛びましたが、私の幼い頃よりあり、母が自転車で連れて行ってくれ、アーケードの中の各店の催し物に夢中になったものです。
 昔はバーゲンセールや夏物衣料や映画上映もあり、夜遅くまで遊べるのが楽しみでした。今は幼い子中心で、ゲームも簡単なものが多くなりました。でも、なにせ人が多い!田舎なのに、こんなにも若者がいたのかと感心しました。すれ違ってもわからないくらい人・人・人‼
 5人の孫にお揃いのポシェットとリュック、財布にお祭りのお小遣い、水筒とハンカチ、車に着替え。よし!準備完了、いざ、土曜夜市へ!
 末の息子夫婦に補助を頼み、まずは腹ごしらえ。小雨の中の夜店で、やきそば・牛丼・箸巻き・クレープ・トルコアイス・フランクフルト・かき氷・牛串などみんなで回して食べました。食品ロス0です。まあ、残り物を下げて歩きたくない一心かな。
 あとは定番の、蜂の巣ゲーム・スーパーボールすくい・紐釣りゲーム・射的・くじなどなど……。2万円を千円札に砕いていましたが、あっという間になくなりました。5人分ですからね。でも新しく、いろんな花やビーズを入れて作るバーバリュームや、小さなビニール袋にビーズや星を入れてキーホルダーづくりもありました。文房具屋さんはスコップ一山で500円でしたが、気前よく手を添えてかなりたくさんの文房具をくれました。あとで男女別に替えっこしてましたがね。中でも「恐竜の卵」があり、家で水につけると卵が割れて、小さなゴムの恐竜が卵から出たのが楽しんでました。

 さんざん遊んで帰りかけた時、「ヨーヨー釣りしたい」「メダカすくいしたい」と、帰りたくない子がいました。息子が金の一言。
「あれしたい、これしたい、じゃなくて、これができてよかったな、だろ?」
 感心しました。昔は一番だだこねていたのに、立派な父親になりました。

 もう一つ、息子夫婦たちと別れて帰る時、小学生3人とトイレを借りにコンビニに行きました。用をすませて三人が
「残った小銭でお菓子買ってもいい?」
とのこと。でも1-2年生たち、見守っていると、物の値段とお金を計算中でした。ギリギリの物をレジに持ってきて考え込んでいるのです。
「取り消してあげるから、読み取れば合計できるよ」
 ありがたい店員さんのお言葉に甘えて、6回も打ちました。最後は足らないのを持ってる子が足しました。しかし、自動でお金を入れるシステムに四苦八苦!よく見ると画面が漢字と英語。OKも完了も読めません。三人でワイワイやってやっと支払いました。
「赤い数字が足らない、青い数字がおつり」
 誰かが三回めで気づきました。コンビニの店員さんも辛抱強く付き合ってくれ、感謝感謝です。
「この頃の子は、カードか、親の支払いですよ。だからいい機会でしたね」
 
 ちょっと心が豊かになった「土曜夜市」でした。
ではまたね!(^^)!


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