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近況(近況とか)

語学学校4レベル目、13%完了。

複雑な文章

語学学校4レベル目だ。新規文法はほとんど無い。そのかわり、とにかく単語と、ちょっと複雑な表現が出てきている。

たとえば「ディーゼルは長年、環境に悪いと考えられてきたが、その反面、二酸化炭素排出量について見たとき、エンジンによってはアドバンテージがある」みたいな、今の僕にとっては長い文章だ。

あるいは「ある人間が誰からいくらのお金を獲得できるか(未来・仮想)は、その人間のやってきたこと(過去)に依存するだろう(未来・推測)」みたいな表現だ。時系列が混在してると僕は結構混乱する。

ただ、僕はこういうパズルを心の底から愛している。複雑であれば複雑であるほど、その解決に感動する。

単語

だが、パズルをやるためだけに地球に来たわけではない。できれば素早く会話できたほうが良いだろう。語学学校の主目的はむしろそっちだ。

1日およそ20〜40の新しい単語が登場する。4レベル目の工程3ヶ月の間に授業は60日あるので、およそ2000だ。大した数じゃないけど、中級単語は覚えるのがだるい。

たとえば「掃除機:der Staubsauger(ホコリstaub 吸いし者sauger)」だと、字面から連想しやすい。また、ゴミ関係の言葉は男性名詞が多いので、冠詞はderだ。こういう連想がまったく効かない単語が、だんだん増えてくる。

たとえば「der Beitrag」なんかは、英語でいうcontributionで、これはよく「寄与・貢献」と訳されることが多いが、そう訳しても文の意味が分からないことがわりとある。全然理解に寄与してくれない。寄稿、出資、発注、コンテクストで変わるので、例文をいくつか知って、「A者からB者に、喜ばしい協力を行い、それはしばしば社会的契約を伴う」みたいな枠組みを理解する必要がある。

どうするか

しばらく途方に暮れていたが、「どうしよう?」と考えた時に、まずとにかく自分にとって大事なのは、「自分に向いているかとか、才能の多寡は一切考えないようにしよう」ということだ。

自分と他人は関係ない。人間のランキングで自分がどこかも関係ない。やろうと選んだものをやるだけだ。漫画もそうだし、全部そうだ。

学校には色んな人がいて、僕は移民の中でも、ヘラヘラした、ヘビーな理由を背負ってない人間だ。死の恐怖とかそういうのは小さい。そういう中で、どう自分を保ちながら、どう生活していくかと考えながら過ごすのは、かなり良い経験になってる。

魔の循環

ふしぎなことだが、語学を真剣にやればやるほど、漫画がはかどる。これは本当に不思議だが、今のところ、そうだ。覚えやすいように、演劇をしながら文を唱えたり作文しているので、体が整っているのかもしれない。まだそんなに日数が経ってないのでよく分からないけど、どんどん描きたい。

もらったお金

noteでもらえたお金で、喫茶店に行きました。ありがとうございます。

このお菓子も買いました。