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東南アジアの風景 (165) ベトナム|ダラットのコオロギ農園

2019年にベトナムの高原リゾート、ダラットへ行ったときに参加した農園ツアー。
珈琲畑、絹織物工房はなじみの深い場所でしたが、もうひとつ訪問したのがコオロギ農園。
昆虫食は未来の世界の食糧危機を救うと言われています。そして昆虫食と言えば東南アジア。ダラットにはそんな時代を先取りしたような農園がたくさんあるのです。

そのものズバリの看板。私もイナゴは体験済みですが、コオロギとは一体何故?
ガイドさんによれば、コオロギは食用昆虫のなかでも繁殖力が強くて飼育に手間がかからずコストがかからないから、とのこと。

中に入るとよくわからない装置のある納屋の向こうにレンガでできたバスタブみないなものがたくさんある。
中には草がしいてあってそこが飼育場らしい。中を覗いてみると。。。
【閲覧注意】虫が苦手は方は特に2番目の動画は見ないでください。

草の中になにやらうごめくものが。ギャー!これが全部コオロギ??? と思わず叫びたくなる光景。

いや、びっくりした。なるほどね。これが未来の人類を救うのか。
ここの農園、コオロギの他にも動物を飼っている。何のためなのかは不明。アジアの観光農園にはこんな謎の施設がよくあります。

ハムスター
ダチョウ。えさくれー!と叫んでいるみたい。
ワニ。水草びっしりの水槽にいます

施設見学しているとスタッフの方が「試食を始めます。」と呼びに来た。

素揚げにしたコオロギを試食。チリソースをつけて食します。外見さえ気にしなければ香ばしくて悪くないお味。しかし、細い足が歯に挟まるのには辟易しました。

最初は、Crazy! No way! などと叫んでいた欧米人参加者たち。食べてみたら気にいったようでもりもり食べる。ビールが欲しいなんて言い出してる。
一緒に食べてる少年はガイドさんの息子。コオロギはおやつでよく食べるそう。高たんぱく低カロリー、低糖質。まさに今の時代にピッタリの食品ではないか。
しかし、実際に日常的にコオロギを食べるのはもう少しあとの時代であってほしいな。(2019年撮影) 

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