見出し画像

バンコクからの旅日記 (27) インド|ジャイプールの旧市街にて

2018年12月のインド。ジャイプールのランドマーク「風の宮殿」へ。

900以上の窓を持つ、王様の後宮の女性たちの居所だった場所。ひとつの窓に一人の女性。過ごしやすいように風が抜けるように設計されているため風の宮殿と言われるそうです。
とても綺麗な他に類を見ないタイプの建造物ですね。私がジャイプールと聞いて知っていたのは唯一この宮殿でした。
これだけ見ればもう終わりかと思っていたら、いやいや見どころが多い町ですね、ここは。

風の宮殿の裏手には世界遺産がありました。それがジャンタル・マンタル。天体観測施設です。

テーマパークみたいな広い敷地内に様々な天体観測儀があります。

日時計、月の観察儀、占いに使う12星座の観測儀など。
どこの国でも遺跡と天文学は密接でエジプトのアブシンベルでもアイルランドのニューグレンジでもアンコールワットでも神殿は太陽と月の動きに合わせて造られている。人間ってすごいなと思わせてくれます。

12宮星座の観測台では自分の星座の前で写真を撮るのが定番。私はふたご座なのでふたご座観測儀の前で記念撮影。星座を現わすタイルの絵がユニーク。近所の兄ちゃんみたいな双子。ギリシャやローマ遺跡の壁画とはだいぶ違います。

そしてその隣にあるシティ・パレス。左右対称の均整のとれた建物。正門は思いっきり逆光。

内側からもう一回撮影。ジャイプールは空気がきれいなのか空の青が濃い。

ジャイプールの建物はバラ色のレンガ造りが多く、ピンク・シティと呼ばれています。京都みたいに碁盤目のような道路があり、カオスなアーグラと比べると洗練されている印象を受けました。

イスラム風の装飾に、西洋のクリスタルシャンデリア、そしてクリスマスツリー。ある意味カオスだ。美しいモノならなんでも取り入れるマハラジャの趣味だそうな。
ジャイプールって素敵な町です。
(2018年撮影)
#旅のフォトアルバム






この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?